劇団スタジオライフ-本公演
芝居の完成度がアップした、十二夜 レポが長くなってなかなか終わらなくなってきてしまったので、『十二夜』については短めに。2年前の公演DVDが発売されているので変わったポイントが分かりやすかったのですが、初演に比べ、テンポが圧倒的に良くなって…
メイン4人は、おNEWな組み合わせ 続いてソワレで観劇したのは、BONBONチーム。一番の違いは、及川ハーミア、関戸ライサンダー、青木ヘレナ、緒方ディミートリアス、という顔ぶれ。大ちゃんと岳ちゃんが、3回とも同じ配役で安定感のあるSavarinと異なり…
衣装・セットがゴージャスになって驚き 先週末、劇団スタジオライフのシェークスピア3公演を一気に見てきました。「夏夢」は3度目の再演、「十二夜」は2度目の再演ということですし、映像にもなっているので、それほど驚きはないかな、とお気楽に構えてお…
ここが違う、ここが凄い 前回からの続きです。 産み落とされし者(少年期) 家を飛び出し、傷ついた身体で放浪するエリックは、ジプシーの集団に捕まってしまいます。そこで出会うのは、見世物興行師のジャベール。檻の車に乗せられ、思うがままにエリックを…
脳裏に焼きついたお芝居 劇団スタジオライフの『ファントム』を見終えてからほぼ1週間が経とうとしております。感想をまとめようと思っていたのですが、あの世界観をどう消化して良いのか自分の中でもまとまらず、困っております。初めて芝居を見た時は、そ…
キミが居続けていてくれて本当に良かった・・・ 昨日まで、スタジオライフの『ファントム』を連続観劇してきて夢心地、心奪われておりましたが、その至福の時は、たった一日後の今日、シビアな現実を突きつけられて崩壊、まさに”天国と地獄”を実感してしまいま…
久しぶりに胸キュン 先日、東池袋あうるすぽっとで公演中のお芝居『11人いる!』を見てきました。1日でマチソワ観劇という毎度ハードな日程でしたが、いつもより元気だったのはライフにしては奇跡的に短い(笑)ノンストップ2時間というタイムテーブルのお…
テレビ放送は明日です!! ブログをご覧いただいていたKAZUYO様より、劇団スタジオライフの『トーマの心臓』の放映情報を頂きました。実は、私自身はすでに知っていたのですが、周知の事実かなあ、とブログにアップするのを保留にしておりました。(そういう…
すでに記憶の彼方に・・・ 「トーマの心臓」仙台公演終了後、曽世さんのオスカー卒業記念パーティが開催されました。100%満足とはいかない観劇だっため、余韻に浸りきれなかった、ということもあって集中力がやや散漫になっていました。 深夜のパーティ明けす…
[Studio Life] 今季ベストの演技!しかし台無しの出来事も 一昨日は、劇団スタジオライフ『トーマの心臓』仙台公演に行きました。終演後は、曽世海司さんのオスカー卒業パーティにも参加という、なかなかハードな1日で。大千秋楽といっても、本当はこの後も…
ベストキャスティング! 連鎖公演ということで10年ぶりの再演となった「訪問者」。まさに10年前、私は「訪問者」にちょっとした恐怖感を覚えました。あまりに切なく、辛く、悲しすぎる、救いがない物語。主役オスカーの健気さが痛ましく、突き刺さってくる痛…
甘美なる夢の世界 早いもので、劇団スタジオライフの「トーマの心臓」の東京公演ももう千秋楽とのこと。私が見たのは公演が始まってまもない6,7日のことですから、すでに2週間も前になります。今月に入って、猛烈な仕事の忙しさで頭が”ウニ”状態だったた…
身も心もウキウキ 先週末、劇団スタジオライフの『十二夜』を見てきました。シェイクスピアシリーズ第三弾、ということでしたし、私の周囲でも長らく劇団へリクエストしていた”最もライフにお似合いと思われる作品”ということで、全く不安はありませんでした…
トリプル・キャストは大変 6月26、27日の両日に紀伊国屋ホールで「LILIES」を観劇してきました。いやあ、あの重厚な話を連続で見るのはどれだけ大変だろうか、と思いましたが、そこは大好きな作品ということで、集中力を落とさず楽しめてしまいました。 どの…
期待より不安だらけのキャスト発表 別に”こぼれ”てもおりませんが、あと2日に迫った初日を前に、新しい「LILIES」についても少し語ろうと思います。思い出すのは、キャスト表が届いた時。まさに”びっくら仰天”、心の中を突風が吹いていきました。劇団にとっ…
裏の人間ドラマ 昔を思い出しながら、『LILIES』について書いているうちに、あの時の熱っぽさが少々戻ってきて、ついDVDを見返してしまいました。久しぶりでしたが、集中して見ているうちに、やっぱりあの世界へ引き込まれてしまい、魂が浮遊していく感覚…
感想なんて書けない・・・ カナダのケベック州、禁じられた同性愛の罪で投獄されている一人の初老の男シモンが、囚人達と繰り広げる再現劇。劇の観客はたった一人。かつての級友であった神父ビロドー。シモンにとってかけがえのない存在であったヴァリエへの回…
迫力と感動が薄まった再々演 今回の観劇記は、本気で長文です(汗)。あしからず。待望の再々演であった「死の泉」。言わずと知れた皆川博子さんの傑作ミステリー、かつ第二次世界大戦のナチス・ドイツの世界へ、どっぷりと浸ってくる予定でした。しかし7年…
ボーイソプラノの名曲集 風邪で体調不良の中、劇団スタジオライフの『死の泉/パサジェルカ』2本立て3公演をまとめて観劇してきました。舞台の観劇記は、気力体力減退気味のため、次回以降にまとめて書こうと思います。 まずは、『死の泉』の挿入曲から。…
いよいよ明日 風邪にも負けず、不況(ボーナスカット・・・涙)にも負けず、明日より怒涛の東京遠征に出かけます。とはいっても、いつものスタジオライフの観劇。「死の泉」「パサジェルカ」の2本立て、物語の重さにどよよーんとしそうですが、傑作「死の泉」…
その日は、入場者限定バザーで始まった 東京から戻ってきてすぐ、芝居の”挿入歌捜し”に追われておりましたが、早く感想書かなきゃ忘れちゃう!ということで勢いで(笑)書こうと思います。観劇前に届いた次回公演「死の泉/パサジェルカ」のキャスト発表&優…
再演もよりパワフルに 慌しい日常と車選びで精魂尽き果ての日々で、楽しかった観劇が遠い昔のように思えてしまう今日この頃。でもまだまだ、スタジオライフの『夏の夜の夢』は続いているんですよね。名古屋公演も最後に残った大阪公演も行きたかったなあ~。…
思い出は、はるか昔になりにけり? もう1ヶ月近くも経つのに感想が書けないで苦悶していたのは、スタジオライフのジ・アザー公演、『孤児のミューズたち』です。劇団のベテラン役者を揃えた4人芝居で、両国シアターX*1でやっていた舞台でした。カナダはケ…
ピュアな若手チーム編 そろそろこの観劇記も締めなければ・・・という時期かもしれません。Sチームの印象は、前日も書いた通り、まさに「新人公演」的なノリでした。荒木健太朗君のロミオ、松本慎也君のジュリエットはもちろんのこと、ベンヴォーリオは関戸博…
あまりにも違う主役陣 今回の演目は、岩崎ロミオ×舟見ジュリエット(ジュニ3)のEチーム、荒木ロミオ×松本ジュリエット(ジュニ7)のSチームとなりました。チラシでもこの4人の怖すぎる顔アップ(汗)が印象的でしたが、やはりこの4人によって演目のイ…
最も期待値が低かった演目 すっかり遅くなってしまいましたが、ようやく観劇後の感想について書こうと思います。が、その前にこの演目に対しては一つお断りを。1月のスタジオライフイベントの時に、今年の予定演目としてこの有名すぎるシェイクスピアの戯曲…
観劇疲れで・・・番外編から 週末に見てきた『ロミオとジュリエット』の感想を書きたかったのですが、疲労の極地やら、見逃したテレビ放送のショックで立ち直れず、また次回に延ばそうと思います。ひとまず気になった挿入曲のほうを先にアップしよう、と。 今回…
そして問題のシビル&モニカコンビは? デイジーに悪さを仕掛ける意地悪コンビのシビル&モニカ、もうこれを話したらそれだけで終わってしまいそうです(笑)。最初に見たのは、岩崎大&山本芳樹コンビ。『真夏の夜の夢』で圧倒させられた肉体パフォーマンス…
役者達の弾けっぷり 実のところ、感想を書く前に、公演が終わってしまいそうな予感・・・に襲われ、焦っておりました。なんとか役者への感想など書き始めたいと思います。 『DAISY PULLS IT OFF』の楽しいところは、舞台と客席左右の扉からわらわらと溢れ出す、…
元気な女子高生お兄様達 スタジオライフ最新作『DAISY PULLS IT OFF』の観劇から早いもので1週間が経ってしまいました。早く感想を書きたい、と思っていたのですがこの劇については、あれこれ語るよりも「1回試しに見て下さい」と言いたいような作品でかえ…