雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

演劇

『愛、時をこえて-関ヶ原異聞-』観劇記

本日、カシちゃん(貴城けい)の退団後の舞台を見に東京へ遠征してきました。ここのところ、かなり神経を使う毎日で疲労が溜まっていたらしく、移動中にもポカをやらかして思わぬハラハラ状態、思考能力も低下し、半分くらいしか集中できなかったのでろくな…

美しき男達の競演、『お気に召すまま』観劇記

再演ですが私にとってはお初のこの芝居を、8月の終わりに見てきました。前楽ということで、非常に盛り上がりましたし、多少ストーリーに「何故そうなるの?」的な目茶苦茶さはありましたが、めっぽう楽しい芝居でした。シェイクスピアの喜劇にもこんなに楽…

2008年東宝版の新エリザベートは驚きのキャストに!

友人からの一報で知りました。一路さんの後を受けて、ミュージカル『エリザベート』は、涼風真世さんと朝海ひかるちゃんに決定!ミュージカル女優として活躍中の涼風さんはまあ順当としても、コムちゃんとは想像もしてなかったので衝撃走りました。 かつて、…

「モスクワからの退却」観劇記

山本芳樹、久しぶりの当たり役! このところの暑さでちょっとばかり無気力状態なのか、なかなか感想を書けずにいたのですが、実は本日が『モスクワからの退却』千秋楽となっていたのですね。私が観劇したのは、夜でももわもわと暑い15日金曜の回でした。 そ…

和洋折衷なミュージカル『マリー・アントワネット』

このままお蔵入りになりそうなネタだったのですが(汗)、折角なのでアップします。先日、帝劇でイープラス会員貸切公演で千秋楽直前の『マリー・アントワネット』を見てきました。何かと日本人に馴染みの深いマリー・アントワネットという人物が主役、しかも…

『恋の骨折り損』観劇記(3) 新しい恋?の初期症状

いつまでもこのネタをひきずってはいられない・・・と思いつつ、季節の変わり目はめまぐるしく、なかなかゆっくりブログを書けないでいました。その間もふと観劇の記憶を蘇らせてはフーっと溜息。芝居自体にはあまりときめいてないくせに(汗)、月川悠貴君のあ…

『恋の骨折り損』観劇記(2)

芝居についてはほとんど無知なまま、ただシェイクスピアの喜劇の一つとして見ていたのですが、観劇後も「これって、面白いのかな・・・?」と首を傾げておりました。膨大な台詞は、まるで言葉遊びのよう、煙に巻かれてどこへやら。おそらく当時の貴族社会などを…

『恋の骨折り損』観劇記(1) 恋焦がれた女役に、やっとご対面!

フィギュアスケートにうつつを抜かしていたため、かなりタイムラグが生じてしまいましたが、先週東京で念願の舞台を見に行きました。巨匠、蜷川幸雄氏演出の”男だけのシェイクスピアシリーズ”『恋の骨折り損』です。この舞台は、半年ほど前から何度かチラシ…

ジャン・ジュネ作「女中たち」の混沌の世界

膨大な台詞の応酬に翻弄されて スタジオライフの劇団員である、林勇輔さん、石飛幸治さんが植村結子さんという女優さんと組んだ3人芝居『女中たち』を観ました。場所は、懐かしのウエストエンドスタジオ。 この狭い劇場にはいくつかの思い出があって、入る…

『間違いの喜劇』〜麗しい女役に驚愕、月川悠貴

蜷川幸雄氏の彩の国シェイクスピア・シリーズ第15弾『間違いの喜劇』のBS2放送です。彩の国さいたま芸術劇場のステージでは、蜷川氏がシェイクスピア全作品上演を企画しています。昨年、『近代能楽集』を見に行った時に、この作品の宣伝チラシを見て(サブタ…

魔性の元祖・美少年、美輪明宏さま

美輪明宏さんについては、洒落でもなく普通に「美輪様」と呼んでしまいます。それほどまでに崇拝しているのか、というとなかなか怪しいものですが、なんだかそう呼ばせてしまうカリスマ性がこのお方にはあります。私が物心つく前から芸能界にはいらしたと思…

演劇界の若きプリンス? 藤原竜也

今や有名すぎる若手俳優の藤原竜也君を初めて見たのは、『身毒丸』を15歳で演じた初演の舞台でした。 涼しい瞳をした非常に幼顔の少年で、一目見ただけで「これは見逃せない!」と思ったものです。あまり演劇など見てない頃でしたから、蜷川氏演出のこの『…