雅・処

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学園ドラマ(3) '90年代、野島ドラマの世界

'90年代は、トレンディドラマ全盛期でバブルの影響もあって、どちらかというと恋愛ドラマがさかんに作られていた印象があります。学園ドラマは、方向性がだんだん見えなくなってきて暗中模索という感じ。『金八先生』も引き続きシリーズ化されていましたが、あまり見ていなかったのもあり、なんかパッとしませんでした。話題をさらった?のは、野島ドラマの暗〜い世界観。私が彼のドラマで見ていたのは、『人間失格』『未成年』などでしたが、あの独特の作風には、最後まで受け付けないものがありました。


とにかく野島さんのドラマには人間不信、猜疑心、暗い攻撃性などが多く潜んでいるようで、救いがないのです。またドラマのネタとしてレイプなどさかんに使うのがかなり許せないものがあり、いくら感動を描こうとしても空々しくなってしまうのです。『ひとつ屋根の下』などのファミリーものでもそのカゲは多少滲み出てきて、やはり最後まで好きにはなれない脚本家でした。