雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

白夜行(黎チーム初日)トークショー

また地震が・・・

スタジオライフ(Studio Life)「白夜行第二部」初日の報告の続きです。

芝居のラスト近く、なんとなく身体がぐらついて「眩暈かしら・・・?」と思ったら、実は地震でした。初日恒例の舞台挨拶にトークショーがプラスされた今回の初日、藤原さんが得意の司会をかって出た瞬間にグラグラっときて、客席がとてもざわめきました。地震には私も尋常ではないので顔が引きつってきました。*1そうとは気付かず、役者達は「え?」という表情。


ひときわ大きな声で「地震だって?!揺れてる?」と客席に確認するのは舞台中央に立つ甲斐政彦さん。そう、シアター1010は、丸井デパートの11Fに位置するため、ちょっとの揺れでも耐震構造(→何気に今話題の(笑))の関係か、円を描くように揺れるのです。今回の地震はドーンと大揺れはしないのですが、ゆっくり、止んだかと思うとまた動き出し、という状態でかなり長いこと揺れてました。


おかげで折角のトークもそれどころではなく、舞台袖からは何度かスタッフの”巻き”が入り*2、さすがに観客達にも不安が広がって、早めに終了になってしまいました。下手の新人君達は、いざという時は何かしなくちゃ、というようなそぶりで(?)セットを見上げていたようです。

【 EXPO最終日でも・・・ 】


それもそのはず、役者の皆さんは夏のイベント最終日にこれまたシアター1010では、とびきり大きな地震に襲われていたのです。その日、会場にいた友人から携帯で報告メールが入り、それがとても印象に残ってます。


地震真っ只中、悲鳴をあげる女性ファン達を身体を張って守ろうと役者達の姿があったようです。会場責任者の牧島進一君が「役者達、全員集合!」と勇ましい号令をかけて、あちこちから役者を集めたのをはじめ、セット*3が崩れないように押さえたり、ファンを誘導したりとこのときは役者達が気丈に頑張っていたそうです。


また曽世海児さんは、動揺するファンに、「自分クイズ」(「ワタクシ曽世海児が『トーマの心臓』でやりたかった役は? → 実はエーリクだった。」)で笑わせて緊張をほぐしてくれたり、となかなか活躍していたとか。


実はこの地震、曽世さんの郷里の仙台が発信源だったので後からかなり冷汗ものだったと思います。現場は、大混乱で大変だったと思いますが、後からちょっと羨ましいかったかも、なんて思ったエピソードでした。ということでシアター1010は、何故か地震に縁がある。。。


そんな状態だったので、あまりトークショーで役者が何をコメントしたか、しっかり聞き取れなかったのですが、いくつか覚えてることを記しておきます。

甲斐政彦さん「・・・今回も女役が結構ありまして(と嬉しそうにズボンの下から足を見せて)ほら、今つるつるでとてもきれいでしょ。」
深山洋貴くん「なんかかなり着替えるなーと思ったら26回も着替えてました。」
林勇さん「今回もスカートを履いてるんですけど、もうそろそろズボンを履く役(=男役)をやりたいですね。」
笠原浩夫さん「始まる前からものすごく気合の入った役でしたね。・・・あの、あちらからマキのサインが出てるんですけど・・・。」


 慌てた藤原さんが順序を間違えてトリは岩崎大ちゃんになってしまいました。これが残念ながら思い出せないのですが、たぶん、雪穂という難しい役どころについてのコメントをしていたような・・・?記憶違いだったらスイマセン。高根研一さんはいつものクールぶりで役のことは話してなかったようですし。


心配顔で家に帰ってみたら地震速報なんて何一つ見当たりませんでした。北千住のシアター1010にはにはもしかしてナマズが住んでいるのでしょうか(笑)。 


miyabi2013.hatenablog.com

*1:少女時代に大地震経験してますので。

*2:なかなか諦めきれずに藤原啓児さんがトークを再開しようとしていたのですが

*3:過去の舞台セットを再現してるコーナーがいくつもありました。