援助交際をしている親友が警察に追われて自殺、そのショックから彼女の身代わりのように援助交際を始める少女、そして最愛の娘の行動にショックを受けなすすべもない父親の話。
こちらも韓国映画です。チラシの可愛い”女の子二人組”がフェイントをかけさせますが(笑)、この映画は最後まで見続けるのがかなりキツかったです。導入部の思春期の少女同士のアヤウイ友情は序章に過ぎず、実際には男手一つで娘を育ててきたその父親の苦しみに焦点を当ててます。*1
父親は警察官ですが、次第に己の職務などそっちのけになり、娘と関係を持つ男達を尾行し、過激に追い詰めていきます。悶々と激しい怒りを胸に秘めて、行き過ぎた行動を起こすのはたいそう哀れなんですが、破綻していく親子を見ながら「その前に、肝心の娘を止めてよ〜。」と思ってしまいました。やはり男親は、(溺愛する)娘に対し、そういうことは言えないものなのでしょうか。
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中身はなかなかハードです。
*1:短編映画のように3つの章で構成されています。