雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

なぜか気になる洋式トイレ考

台風が近づいて蒸し暑く、頭の中がヒートしてるせいではないのですが、無性に書きたくなったのが、洋式トイレの話。別にトイレオタクというわけではなく、劇場・芝居小屋・コンサートホールなどで毎度のように”お世話になる”ものなので、以前から気になることがいろいろとありました。


特に最近増えてきた洋式タイプのトイレ。当たり前のことですが基本はほぼ同じ形、それでもちょっと個性が違っていますよね。私が特に気になるのは、便器のフタ。最近は洗浄時も、手洗い用の蛇口でも、センサー式で触れずに自動で流れるものが多くなっています。しかし、このフタだけはなかなか自動でオープンとはいきません。*1


そして自宅トイレ以外は、素手で触れるのにものすごく抵抗があるのがコレなのです。特に劇場では、短い休憩時間にトイレに長蛇の列、ということを何度も経験しているため、できるだけスムーズに回転良く人が流れて欲しい。しかし、エチケットとしてフタを閉めていかれる方が多く、時間もとられる上、衛生面でも触りたくないものに触らなければならず、「う〜(汗)」となってしまいます。


いっそ劇場では、フタ無しタイプの便座であって欲しい・・・というのが願いなのですが、どんなものでしょう。アメリカの公衆トイレではフタ無しの洋式トイレというのが結構ありましたし、密室だとかえって危険なのか、扉は上下共にかなり隙間が広く、最低限の長さしか無かったことを思い出します。


もう一つ、気になるのは洗浄装置の位置。真後ろの取っ手を下に押すタイプがまたやっかいです。フタで隠されて位置が見えにくいため、上体をひねって背中に手を廻すか、フタを閉めてから押すなど手間がかかります。ボタン式やセンサー式のものもさすがに増えてきていますが、その位置が相変わらず後方だったりするとせっかくの改良が無駄に思えてしまったり。やっぱり手が届きやすい位置にあるのがベスト。


なかなかこれだ!と思えるような見事なトイレには出会えませんが、そんなこんなで、気が付くとどこへ行ってもトイレウォッチャーとなって吟味するクセがついてしまいました。お店でも病院などの公共施設でもトイレが快適で清潔だと利用するのが嬉しくなりますし、量が豊富だと安らいだ気分で芝居やコンサートも楽しめます。


やはり、身近だけれども大きな存在ですね、トイレって。

*1:ボタン式自動開閉のモノも稀にありますが。