雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

X JAPANの思い出(1) 彼らが帰ってくる日

ここ数日、朝のワイドショーなどで報道されていたX JAPAN大復活のニュースですが、今朝はお台場での新曲PV撮影の模様が流れておりました。こちらもあちらも(笑)幾分歳は重ねたものの、まるで10年前当時そのもののメンバーの姿に、デジャブ・・・不思議な気分になりました。


それでも今の私には当時のような高揚した気分はほとんどなかったのが、ちょっと切なくもありました。'97年バンドの解散自体よりも、翌年に起こったギタリストのhideの突然死があまりにもショックで、以来、そこでXファンとしての幕も下ろしてしまった部分があります。


復活ライブは、来春の予定みたいですが、「予定は未定、延期なんて当たり前」だった昔の彼らを思うと大丈夫なのかな?と思ったりします。その一方で、バンドが解散してからXを知り、ファンになった若者達を見ると「きっと、一番感性が柔軟な頃だからかな。大いに励め、若人よ。」などと思いながらもちょっと懐かしさを覚えます。


私がXを知ってハマっていた時期は、'92年〜'97の解散まででした。出会いを書いただけでも長くなりそうですが、ちょっとタイムワープしてみましょう。

【病弱な美形天才ドラマー!?】


ロックバンドどころかバンドという演奏スタイルのミュージシャンには全く興味がなかった頃にさかのぼります。近所に住んでいた友達Yちゃんの部屋でのこと。コタツに入りながら世間話を楽しんでいたとき、突如、別の友人Kちゃんがやってきました。飛び入りで入ってきた彼女は、私にお構いなしに(笑)お手製のXポスターを手に、猛烈な勢いでXの話をし始めました。


Xって一体、何?」という私は見事蚊帳の外でしたが、その時の彼女の尋常ならぬ迫力に気圧されて、今でも強烈にその瞬間のことを覚えてます。そこで私が覚えたことはほんのわずか。「●×△とかいう、美形の天才ドラマー」が「渋谷公会堂のステージで倒れて救急車送りになってしまった。」ということ。


どうやら「ドラマーの彼」はそういう病弱な身体*1でありながら、何度もライブを中断しているような無茶な人、だったようです。「ふ〜ん、もしかしたらハタ迷惑なお兄ちゃん、なのかな?」なんて他人事だった私ですが、その時蒔かれた種(断片的な記憶)がそれから2、3年経って花開くことになろうとは、夢にも思わず。。。

【出会いからたった3日で、怒涛のファン人生開始!】


私がXのファンになったのは、あるテレビ映像がきっかけでした。『'91年紅白歌合戦』のX初登場、「Silent Jealousy♪」の演奏がそれです。この曲はなんとなく耳にしていて覚えていたのですが、彼らが演奏している姿をじっくりと(TV画面上で)凝視したことが無かったのです。


オスカル様を思わせる派手な青い衣装に金髪ロン毛の美形ドラマーYOSHIKIが奏でるピアノの美しい旋律、そしてその後に続く激しいドラミング。怒髪天を衝く、とでも形容したくなるその殺人的なスピード、不敵に挑みかけるようなキツイ眼差しと裏腹にどこか壊れてしまいそうな脆さと危機感を滲ませたその姿全てに一瞬にして魅了されてしまったのです。


長い髪を鶏冠のようにおっ立てたボーカル(TOSHI)、魔女のような衣装でシニカルな表情のギタリスト(hide)、長い髪をなびかせ淡々と弾いている渋いギタリスト(PATA)、我関せずというムードのロック兄ちゃん、ベーシスト(TAIJI)、全てが個性的でそれでいて何故か妙な統一感があるその姿に見とれ、紅白の放送が終わる前から、何回も繰り返し再生していました。


ロックの「ロの字も知らない」ウブな(?)女の子がそれから3日後には、XのビデオとCDを買いにCD店に駆け込んでおりました。求めるものを手にしてからも、「こんなもの買ってしまってどうしよう、まるで不良娘じゃないの・・・汗」という戸惑いでおののいたほどです。それがビデオを見返すうちに、自分の勘に間違いは無かった、と過信するほどに恐ろしい勢いでひっぱり込まれてしまいました。


その頃彼らは、バンドの大きな節目となる正月3日間の東京ドームライブ『破滅に向かって〜』*2をやってたわけですが、このライブに行けなかった事をその後どれだけ後悔したかことか。。。しかし、ひょんなことからスタートした”Xファン信者”の日々には、私にとっても最も刺激的で楽しい思い出が注ぎ込まれていきました。
(つづく)


Jealousy SPECIAL EDITION (期間限定盤)

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このジャケットにのけぞり(笑)、この音楽に未知の世界が広がった、思い出の一枚です。


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ベーシストTAIJI脱退前の貴重なライブ。このライブを見られた人には羨望の眼差しです。もしかしたら、一番完成度が高かったライブかもしれません。この後、Xは巨大化に拍車がかかっていくのです。

*1:ライブが激しすぎた、というのが真実でしたが。

*2:このライブ直後には、オリジナルメンバーであるTAIJIの脱退という衝撃ニュースが待っていたのです。