雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

不合格を重ねて・・・悲願の卒検合格

昨日のことですが、4回目にしてようやく卒検合格できました。いやもう、嬉しいというよりも脱力・・・という感じです。卒業できないまま教習所からサヨナラ、も覚悟したほどにダメダメな落ちこぼれ教習生でした。「1月、2月、3月と私の人生暗かった〜♪」とヘタな替え歌が出ちゃいます。


読み返せばこの9ヶ月の間、ブログでわずかに書いた日記がほとんど教習所の話ばかり(汗)、どれだけ気分の重い日々だったか分かります。その間、友人達には、運転の質問やら愚痴でさんざんご迷惑をかけてしまいました。この場をお借りして、お礼申し上げます。


大体、卒検というのは、高卒〜大学生くらいの年代の人なれば8割が一発合格する大変合格率の高い試験です。(ってますます墓穴掘ってるじゃん。)ネットを検索しても、こんな「ダメ教習生」に役立つようなアドバイスがあまり見つけられず余計に落ち込んでしまっていたので、この際恥をさらけ出して、私の体験談を書こうと思います(笑)。


3回目の卒検不合格後、補修*1を3時間受けました。さすがに自信喪失と運転そのものに対する恐怖感が出てきたので、「やっぱりもっと練習しなきゃ」という気持ちにはなったのです。とはいえ、期限も迫っていたので気が気ではない状態でもありました。


卒検はいつも尋常でない緊張(指先が冷たくなる、喉がカラカラになる、意識が朦朧とする等)に襲われて、普段出来ることの半分以下しかできなかったので、少しでも冷静な状態で教官のアドバイスをもらうことは重要でした。そして、実のところ一番聞きたかったのは、テクニック面よりも心理面でのアドバイスでした。

【勇気付けられた一言】


最後の補修に、私が「ホトケのO先生」と呼ぶベテラン教官に当たりました。O先生が他の教官と違う時は、あくまでも「落ち着いてやれば大丈夫だから。」「ちゃんと出来てるんだけど、皆緊張しちゃうんだよね。」とポジティブに暗示をかけてくれるところです。そして出来ないところは、あくまでリラックスさせる喋り方で丁寧に教えてくれました。


頭ごなしに「ダメだ!」と言われ続けてる落ちこぼれ教習生は、どんどん自信をなくし、萎縮して、出来るものも出来なくなってしまったりするんです。「出来るのが当たり前」という姿勢で対応されれば反発も出てくる。このあたり、まるで学校と一緒ですね。私の場合もやはり「ブタ(猿)もおだてりゃ木に登る」体質でした。


一番心に響いたのは、「緊張すると目が一点しか見なくなってしまう。あちこち目を動かして見てれば自然と落ち着いてくるから。」というお言葉。確かに見てるつもりで、いつの間にか一点を凝視してる、という弱点は当初からありました。知人からも、「乗り物に乗った時は自分が運転してるつもりで状況を見るように」とアドバイスがあったので、この一週間は気をつけて視線を散らす練習をしていました。


続いて「黄信号から赤信号への切り替えのタイミングががうまく掴めないんです。」とO先生に言うと、「どの信号機も同じタイミングではないから、後ろに車がなければスピードを落として早めに止まってもいいんですよ。」と目からウロコのアドバイス。相変わらず安心感を与える優しい喋り方で、ナルホド答えは一つじゃないのか、と目が開かれる思いでした。


今でも一定のスピードで走れない(ムラ)とか安全確認が苦手とかテクニック面での問題は完全に克服できていないのですが、一番の不安材料は状況判断の弱さ。これは、即座に普段と違う状況を解決する能力なんだろうと思います。これが卒検で一番難しかったところです。


路上練習で出てこないシチュエーションが、初めていく道で幾度か起こりました。たまたま課題が同じコースだったのに、毎回毎回状況が違ってて(まあ当然ですが)、中には応用問題というか「そんなの習ってないよー(涙)」「普通ないでしょ!」ということも起こります。軽いパニックになってしまって失敗、ということもありました。


実際には、本当に運転していたら毎回違うことの連続なのでしょう。その時、慌てず騒がず冷静に対処できるように、これからが本当に学びの時、なのかもしれません。その前に、まだ免許が取れたわけではないので、これから気合入れて学科の復習しないといけませんが。


合格発表後、たまたま近くに出ていたO先生を見つけ、心からお礼を述べたのですが、「(結果が)どうなったか気になってたんですよ。良かったですね〜。」と笑顔で言ってくれました。「どこかで誰かが案じていてくれる」というのは何よりも力になるものだ、と感動の一瞬でした。

*1:修了検定や卒検不合格の時に、1時間以上ダメだったところを重点的に補うための実技復習