独特の平べったい歌声に、やや苦手意識の高かった、Kamijo氏の前バンドLAREINEですが、「雪恋詩」というバラードにはイタく心を揺さぶられてしまいました。これは'80年代アイドル*1を思わせる、懐かしくめちゃめちゃクサくて甘いメロディのバラードです。
その強烈なクサさが、眠っていた私の青春時代の記憶を甦らせ(笑)、不覚にも・・・涙してしまいました。確か本来は、突き抜けたブルー地(宝塚チック)に金模様の派手な衣装なんですけど、モノクロで漫画から抜け出したような風貌のKAMIJO氏。ああ、この頃の彼に初めて会いたい、と思いましたよ。
Versaillesでのひたすら眼圧の高い(笑)ボーカリスト然とした彼が、ナヨっちく見える(失礼)LAREINE時代に信念を持って生きていたことが、強く伝わってくる名作PVです・・・って誉めすぎでしょうか。そういえば、LAREINEは、”隠れ”男性ファンがかなり多かったバンドのようですね。やはり男性の方がロマンチックなんでしょうか。
それにしてもこのKAMIJO氏のビジュアル、好きだなあ。私が大富豪ならカコイたい(ボソッ)・・・いやいや、ずっと飽かずに眺めていたいほど好みです。他のメンバーの方々も独特のムードがあって、すごい”絵”になってますね。
■雪恋詩PVはこちら → Lareine - Setsurenka PV - YouTube
それにしてもV系ネタばかり、の昨今です。
*1:'90年代華流ポップスとも言い換えられますが