雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

Kaya’s Christmas Party!〜Dream of The Last Snow〜(1)

「クリスマスは、好きな人と過ごしたい・・・」というのが、世間でも(やや陳腐な響きですが)常套句となっております。そして、私が今年一番会いたかった人が、耽美派シンガーKayaでした。

言葉で言ってしまうと願いが叶わないかも・・・と思ってずっと胸に秘め、願ってやまなかったのですが、ようやく念願叶い、2008年中に本懐を遂げられて幸せ気分です。


もともと、Versaillesのツアーファイナルの次の日の夜にKayaちゃんのライブがある、と知った時は、「おお神よ!!」と手を合わせる思いでしたし、同僚の怪しげな誤解を受けながらも(汗)イヴの日に休暇をとってしまったのも勢いのなせるワザ。一部には、もしやKayaちゃんのダーリンであるKamijoがシークレットゲストで来てくれないかな〜なんて淡い(えげつない)期待なんかもあったりして。


以前、ブログで”気になる人”と書いてたKaya。男性でありながらも、中性的な美貌と高めのハイトーン・ボイス、そして毒と品が絶妙にミックスされたオネエ言葉(笑)で一種独特の存在感を持つシンガー。すでにそれだけでモロ私好み、と思っていたのですが、DVDを購入し、CDを買うにいたって確実にファンとなっておりました。とりわけ、メジャーに移ってからの1stアルバム「GLITTER」の素晴らしさは群を抜いてました。


元々どぎついジャケットが目を引いて気にはなっていたCDでしたが、インディーズの頃からの代表曲を集めただけあって楽曲の完成度と歌唱力の素晴らしさは言うに及ばずです。更に全曲自作の歌詞に彼の持つ世界観が色濃く反映されていて、久しぶりに衝撃を受けたのでした。やはり私は、心に突き刺さるような痛めの歌詞を歌う人が好きなんだな、とつくづく思い知ったのですが、それにしてもこんなにもゾクッとする出会いは10年ぶり・・・だったかもしれません。


以来、会いたくて会いたくて・・・♪と歌ってしまいたくなるほど恋焦がれておりました。幸い、年中ライブやってる歌姫なので、じゃんじゃん会えばいいじゃん!ってとこなんですけど、そこはほら、出会いの儀式のように(笑)それなりに理屈つけて会うのがいい、ってことで。更に観劇スケジュールとはなかなかバッティングせず、手をすり抜けていく、て感じでもありまして・・・。

【渋谷O-WEST


渋谷の道玄坂を登っていって細い路地を曲がると、小道に向き合うように渋谷O-WESTO-EASTがありました。よく耳にしたライブハウスでしたが、行くのは初めて。隣り合ったコンビニでは、クリスマスケーキを売る店員が寒空の中、声を張り上げておりましたが異様な集団が周りを固めていてとてもそんな雰囲気ではなく、気の毒になるほどでした。


クリスマス色の赤と白がドレスコードだったので、サンタ系のコスプレや気合の入ったロリータファッションをしているファンは当然のこと、目を引いたのはやたらと背の高いゴスロリファッションで身を固めた3,4人の少女達の一団。ドイツ語を喋っていたのですが、日本語もちょっと分かるようです。


ヨーロッパからわざわざこの円高ニッポンへとやってきたのか、はたまた留学生かは不明ですが、ファッション誌から抜け出たような気合いの入りっぷりで目立ちまくり。他にも単身でやってきてる外国人もいて、全部で200名いるかどうかのファンの中に10人くらい外国人が混じってるというのは密度的には凄いもんだわ、と驚きました。


チケットの整理番号が、番号なし→A→B→C→Dと続いて入場ということで、当初どれだけ入れるハコなんだろう?と分からなかっただけに、500名以上入るような中規模のライブハウスだと思っていたんです。Kayaちゃんの顔なんて見えないかも、なんて心配をしていたのですが、なんのことはない、とても標準的な?小ぶりのライブハウスでした。


おまけにクリスマス・イブときたものだから、さすがに予定有の人も多かったのかもしれません。やや空間に余裕もあって大変見やすい。地元のライブハウスのステージの低さと満員電車のようなビッシリ度に比べると、ステージも高いし、ライヴに慣れたファンが多いようで拍子抜けするくらいのどかなムード。やっぱりこういうところも、東京のライブ環境って恵まれているなあ、と実感しました。

【クリスマスライブ】


ステージには、中央にクリスマスプレゼントを思わせる大きな箱型のセット、青い電球をつけたクリスマスツリーが置かれておりました。街中もクリスマスですが、この室内も無理やりクリスマスです。オープニング直前、バックダンサーのYUI君が女性ダンサーと1曲ご披露。CDを出したばかりということですが、なかなかのものでした。こうやって、バックからいつかは巣立っていくのね・・・などと勝手に感慨深くなったり。


YUI君の歌が終わると、むき出しだったステージに幕が下りてきて、いよいよライブスタート。Kayaちゃんのアカペラで「Amaging Grace♪」が聴こえてきます。ファルセットで歌っていますが、サビの高音もしっかり歌い上げてて、聞き惚れていると「ショコラ♪」の派手なイントロと共に幕が開き、クリスマスBOXの中からKayaちゃん登場!(まるで某アイドル歌手のよう)


真っ赤なフリルスカートに白い編み上げコルセット(というのかな?)姿、銀髪のショートボブヘアには大きな花形の髪飾りで登場、目にはカラーコンタクトを入れていたような気がします。「ショコラ」PVのカーリーヘアに比べて、断然可愛い。別な生き物ってくらい、性別を超越したラブリーさ全開で早くもメロメロに。。。


すぐに最初のMCがありました。ファンの「可愛い〜!」の声に「存じております」と涼しげに返しておりました。当然、クリスマスにちなんであれこれお話しが始まります。クリスマスイヴにこの会場にいる、てこと自体、絶対イジラレるだろうと予想もしていたのですが、「愉しんでいって下さいね」と優しく微笑みを浮かべてくれて。


また最前列のカップルがKayaちゃんがきっかけで知り合ったと知ると、本気でビックリしつつも、「私、今夜空いてるわよ・・・私とどちらを選ぶ?」なんてイジワルな問いを投げかけ、悩む彼氏に向かって「ちょっと、そんなとこで悩んじゃだめよ!これで別れたりしたら『あの女のせいで!』なんて言われたりして。ホホホ・・・」と爆笑トークで盛り上げてました。(やっぱ気持ちは「女」なんかい?)


今回のライブでつくづく思ったのは、歌が上手いってことはそれだけで充分に説得力があるのに、Kayaちゃんの場合は、それに輪をかけて話術が優れていること。後から一番に思い出すのは、彼の強烈なキャラクターそのものなのです。これは鬼に金棒ってものです。


機転も利くし、観客とのキャッチボールも上手く、あまりの頭の回転の早さに恐れ入った次第です。息を抜く間も与えないほどに面白い。お喋りを聞くためだけでもずっと側にいたい、て思わせるのですから。


(いきなりですが、つづく)


GLITTER(初回限定盤)

GLITTER(初回限定盤)


アルバム初回盤で男の子バージョンのほう。素顔はかなりイケメンなんでは?と思いますね。長らく日本の音楽界から遠ざかっていた私が、10年ぶりに感銘を受けてしまったCD。いくつもの歌詞の断片が心に突き刺さってきます。


ショコラ

ショコラ


とてもキャッチーなポップサウンドで、歌謡曲っぽいサウンドです。声のトーンも高くて、可愛い曲なので大好きです。


サロン・ド・ショコラ [DVD]

サロン・ド・ショコラ [DVD]


メジャー移籍後、初LIVEを収録。ふんだんに歌手Kayaの魅力が詰まっています。登場シーンが小林幸子風(笑)と評判になっていましたが、私は初めて見た時、山口百恵の再来かと思いました。醸し出す雰囲気がもはや”歌姫”。「ショコラ」PVのおまけも嬉しかったです。