雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

ずっと忘れずにいた幸せポップス マンマ・マリア

「そうだ、あの曲を捜してみよう!」と、ふと通勤途中に思い出したのが、学生時代の昔に聴いてずっと気になっていた曲。サビは軽快な「マンマンマー、マンママリア、マー♪」と繰り返され、いつの間にやら強烈にインプットされてしまえど、あれ以来、ちっとも聴くことができなくなっていた曲。


そして簡単に見つかりました、その名も『MAMMA MARIA』・・・ってまんまじゃん(笑)!そんなフレーズでもちょっと前には見つけ出せなかったのだから、動画サイトサマ様でございます。その昔、仙台放送のローカル番組「サタデーマガジン(サタマガ)」*1で、司会のヨノスケさんというタレントが、「この曲を当地で一位にしよう!」運動を繰り広げていたのです。


当時洋楽ポップス全盛期。日本でも、あまたの女性アイドルやC−C−Bとか安全地帯やアルフィーなど、ポップスが流行った'80年代真っ只中でしたが、洋楽パワーも凄かった。ミュージックビデオ(今のPV)が姿を現し、お手軽に海の向こうのアーティスト達を堪能できる時代になっておりました。


マイケル・ジャクソンの並外れたパフォーマンスに感嘆し、シンディ・ローパーマドンナのパワーぶりに圧倒され、両性具有のような妖しげなボウイ・ジョージ(カルチャー・クラブ)がキラ星のように出現、デュラン・デュランなどのバンドも超人気、髪を部分染めしたリマールが「ネバー・エンディング・ストーリ〜、WOW WOW WOW」と鼻にかかった歌声を披露、毛色の違ったNENAのドイツ・ロックがある一方で、デビット・ボウイフィル・コリンズなどの重鎮(?)まで、もうよりどりみどり。(まるでバナナの叩き売り状態か。)


鉛筆画を大胆にアニメ化したa−haの登場も度肝を抜かれましたね。そんな中で、かなり異色の一発屋が「MAMMA MARIA」を歌ったリッキーとポーヴェリ(Ricchi e poveri)だったのです。ただただ底抜けに明るい南国そのもののような音楽と、シンプルなMV。それでも一度聴いたら、耳元でリフレインし続けるサビが悩ましく、25年も経ってようやく再会できました。


結局、あまたの強敵を抑えて、1週だけ「MAMMA MARIA」が1位を獲得したときは、ローカル番組のちっぽけだけど温かい運動の成就に、不思議とジーンときたものです。華やかなりし、夢のような時代に思えます。日本の歌番組を楽しみながら、「サタマガ」やFMなどで普通に洋楽も楽しんでいたのですから・・・。

【そして「なまいきシャルロット」へ】


イタリアの3人組で母国では相当な人気のベテランさん達だったようです。日本では、あまり知られていなかった(?)彼らの経歴を簡潔にまとめているサイトさんがあったので、下に記しておきます。その中で知った、もう一つの真実。なんとシャルロット・ゲーンスブールのデビュー映画「なまいきシャルロット」で流れる軽快なテーマ曲も彼らのものだった!ということ。この曲も、映画を見た後で最も気になった曲だったのです。


しかし、サウンドトラックを買うまでではなく、ふとネットでこの映画の感想を読んだりすると、「確かあのテーマソング、欲しかったんだよなあ〜。」なんて何度も回顧しておりました。シャルロットの瑞々しい演技と、まだ蕾のような中性的魅力もあって、この映画は今でも好きなのですが、映画音楽の影響も大きかったわけです。まさか同一グループとは、思わずビックリしましたが、”気になり度”が同じベクトルだったのか、と思うと可笑しい。


これを機会にCDで彼らの音楽の世界に、新たに再会しようと思います。それにしても典型的ラテン系ポップスは、なんと楽しくしてくれることか!



超シンプルだったMVも懐かしいのでもう一度見たいんですけど、やっぱり何度聴いても飽きない曲そのものの魅力があります。両脇の歌えるオジサマ達もとっぽいけどステキ。



映画の中で、LULUという幼い少女?が踊るシーンが忘れられなかったので・・・。ある意味、強力な足さばき(笑)です。



テーマ曲(フル)は、こちら。「MAMMA MARIA」より前だったんですね。

グループ紹介:Ricchi e Poveri


Greatest Hits

Greatest Hits


ベスト・アルバムのようです。ようやく会えた・・・と感動を覚えます。


なまいきシャルロット ニューマスター版 [DVD]

なまいきシャルロット ニューマスター版 [DVD]


少女好きなら、必見の映画!です。揺れ動く思春期に、何もかもうまくいかなくて苛立って口ごたえもする少女。まだ幼さの残る顔立ちのシャルロットが、この時代にしか出せない色香を匂わせながら、精一杯表現している姿がたまりません。

*1:毎週、洋楽ヒットチャートを紹介し、ミュージックビデオを長めに流しておりました。