雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

悲願の初優勝!鈴木明子 in ’09GP

昨日、グランプリファイナル第3戦中国大会で鈴木明子選手が初優勝を飾った、と聞き、ずっと興奮状態でした。TV中継(テレビ朝日)は残念ながら、深夜にフリーのみ、しかも野球中継のあおりで50分遅れという恵まれない状況ではありましたが、なんとか新プログラムの「ウエストサイド物語」を見ることができてホッ。


生中継で見ていたらどれだけ感動したか分かりません。どうやら昨年の全日本選手権以来、私の中で鈴木選手への関心や愛情が次第に膨らんでいってたようで、今じゃ女子の中でダントツでファン状態です。今日も、昨シーズンのフリー「黒い瞳」やエキシビジョンの「リベルタンゴ」(→傑作!近年見た全EXの中で最高レベルでした)を繰り返し見て、ウットリ状態でした。


鈴木選手は強い光を放つ黒い瞳が印象的ですが、氷上ではエキゾチックな魅力が増幅されて、どこか”東洋人”離れしたムードがある気がします。あまりアメリカ(ウエストサイド)っぽくはないけど、あれも下町でプエルトリカンとかの世界と思えば、ナルホドと思わなくもない。荒川静香さんデザインの衣装は、ちょっと幼く感じてイマイチ・・・(汗)だったので、変えて欲しいところです。


やや筋肉質の体でしなやかに飛ぶジャンプは、着地の時の強い蹴りが印象的。なんか波打つ鼓動のようです。得意のステップは、目を離せなくする一番の武器。技の繋ぎがスムーズでドラマティックなのも、彼女の華麗な足さばきのなせるワザ。「指先まで感情が行き渡ってる」なんて当たり前のことをわざわざ解説する必要がないほど、彼女の全身がスケートへの熱情を表現してます。


摂食障害に苦しみ、一時はスケートができない極限状態まで追い込まれた、という過去が現在、スケートへの純粋な喜びとなって彼女を支えていることが大きいのでしょうね。世界大会の舞台で優勝争いをしている、という過酷な現実の中でも、いつも彼女の演技を見ていると競技とは別な次元の感動を感じてしまいます。

【オリンピックイヤーの今年に】


今回、GP中国大会優勝をきっかけにバンクーバー五輪の出場権も夢じゃなくなってきてはいますが、(浅田真央選手、安藤美姫選手はほぼ確定と思われるので)残り一枠をめぐっての厳しい戦いが五輪直前まで続くのは、結構心臓が縮む思いです。五輪は無理でも、去年僅差で代表を逃した世界選手権には出場してもらいたいなあ。


国民的アイドルの真央ちゃんとは異なり、なかなか鈴木選手の演技がTV中継されないので大きな大会に出場して欲しい、というのもありますし、彼女のような「人の心を動かす演技のできるスケーター」がいることをもっと世界のフィギュアスケートファンに知ってもらいたい、なんて。とにかくこれからも鈴木選手には、自分流のまま頑張って欲しい、の一言です。


昨今は、20歳前の若い選手が台頭し、「大人っぽい演技ができるようになりましたねえ。」なんて解説されていたりしますが、個人的には、そんな大人の演技は、歳相応でやれば良い、と思うのです。ティーンエイジャーにはティーンエイジャーにしかできないフレッシュな演技がありますし、妖艶な大人の女の魅力は、20代中盤になってからで充分。鈴木選手を見ていて、「若い子には絶対出せない色香ってあるもんだなあ。」とその違いが分かったので。

【ここまでのGP雑感】


なかなか波乱含みの今年のグランプリシリーズですが、逆に本命がいないという混戦状態というのは結構面白いものですね。織田君の二連勝は、凄い!の一言です。高橋大輔選手とのガチンコ対決が早く見たくなりました。アメリカ勢での有望株は、若い割に落ち着きと安定感が並々ならないアシュリー・ワグナー選手。長洲未来ちゃんがちょっと見ないうちに縦に伸びていた(笑)ことにも驚きでした。1年で8cmも身長が伸びたとか(!)。この二人は次のソチ五輪の星でしょう。


驚きと言えば、復活したモンスター!トリノ五輪チャンピオン、プルシェンコ選手。両膝手術したということも聞いてますが、まさか4回転をまだ跳べるとは!!ランビエール選手も、現役引退後、再び復活してきましたし、まだまだ”先輩”達は楽に勝たせてはくれないようです。まだシリーズ序盤ということで、ジャンプが不調気味でしたが、ジョニー・ウィア選手は、一段と上手くなった気がしました。つなぎのなめらかさと表現力が際立ってる感じ。白の王子様っぽい衣装が嫌味なく決まってしまうところもすごい(笑)。


小塚君のフリープログラムもなかなか良かったのですが、黒の衣装にはガッカリ。本当に誰か彼に黒か青以外の衣装着せてやって下さい!赤だって白だってちゃんと似合うでしょうに。。。そういえば、第二戦の放送で流れた、12歳当時の小塚君が、今の顔のまま(笑)丸顔で可愛かったです。こんな頃からスケートやってて、憧れていたプルシェンコ選手と今じゃ並んで(記者会見席で)座れるほどになったとは、すごいことだなあ、と思ってしまいました。