雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

ビジュアル系春爛漫の宴2010(1) これが現在のビジュアル系?

NHK『MJ』の”ネオビジュアル系奇跡の集結”を見終わりました。滅多にTVで見られないVersaillesが登場ということで、楽しみにしていました。しかし、放送時間があまりにも短かった。35分の放送枠でしたが、アナウンサー達の余計なお喋りやら、地デジ移行宣伝などのおかげでどのバンドも2〜3分程度のショートバージョン、正味20分ほど。これじゃあ、魅力も何も分かりゃしない(汗)。


かろうじて各バンド1曲ずつの少ないオンエアを見て最初に感じたこと、「これって本当にビジュアル系バンドなの?」まあ、ネオビジュアル系というのもあるし、NHKホールという大きな空間で、丁寧に歌っていたこともありますが(ファンもまぜこぜ)、ハードな選曲が少ないせいか、あまりにイメージと違ってノリがおとなしいのに驚きました。


”J-POP特集”と言われても納得できちゃうほど、破綻がなくてお綺麗にまとまってます。そこが上手いのかもしれないけれど、「あれれ、全然軽いぞ。」と肩透かしな感じ。Alice Nine/シド/彩冷えるは、ボーカルがみんな鼻にかかった甘い歌謡曲風の歌声、とても聞きやすいけれど目をつぶって聞いたらどれがどれか判別できません。
 

きっと年代が違いすぎるんでしょうねえ。ビジュアル系なんてうるさくて破綻してて無茶してナンボ、って感じだと思ってるから、ロックとは思えない爽やかさを見ると、うーん(汗)、という感じ。一昔前なら充分”アイドルバンド”でいけてるキレイなお兄ちゃん達ばかりだし。そういえばちょっとラルク・アンシェルを思わせますね。でもラルクも出てきたときは、綺麗な中にも「毒」を持っていたけど、そういう毒々しい部分が彼らには感じられなくて。苦労とか屈折とかなさそうに見えちゃうもんなあ・・・イマドキっぽい。


Cali・gariって全然知らなかったのですが、見た目も曲調も、80年代後半っぽい(笑)。BOWYを思い出しました(違うかな?)。ムックって人気があるバンドだということはかろうじて知っていたんですが、もっとおどろおどろしいのか(失礼)と想像していました。でも声も曲も哀愁帯びてて、案外聴き易いんですね。ビジュアル系として一番しっくりきたのは、ギルガメッシュ。やはり、このくらいのパンチは欲しいなあ。

【まだまだテレビは鬼門なのか】


で、問題のVersaillesさんです(笑)。いやあ、前奏の煽りが酷すぎでした。「さあNHKホール、日本中にビジュアル系のヘドバンを見せてやれ!」から、客席に華麗にターンするカメラが映し出す観客は・・・直立不動。まるで”黒い林”。「あっちゃー、やっちゃったよ。」もうイタすぎで演奏に集中できず、TVの前でしばし硬直。きっと見ていたVersaillesファンは一様に頭かかえちゃったでしょう。そういう客席が引いても良い(→いや良くないけど)煽りは自分達のファンの前だけでやりましょうね。


「愛と哀しみのノクターン」が、流れたのは嬉しかったのですが、ギターソロなしの超カットバージョン(涙)。KAMIJOの歌声がなかなか良かったのがせめてもの救いですが、アップに映ったHIZAKIは、汗の跡がしっかり見えて化粧崩れした顔、まるで”いけないものを見た”ような気分になりました。


恐らく前に演奏した曲のせいで汗だくになったのかもしれませんが、盛り上がらない客席がやりにくくて、変な汗が流れていたのかも。。。TERU君もすごい緊張した、と前に書いてましたしね。完全アウェイって感じ、まあ、試練ですわね。でも、当たり前だけどやっぱり楽しいです。充分にお綺麗な衣装を着ながら、構わず暴れちゃったりするところが、素人くさくて堪らないっす(笑)。


ノーカットバージョンも2ヶ月後には放送されるそうなので、激しい曲を見たら、また少しイメージが変わってくるかもしれませんね。本当は、もう少し他のバンドも発掘したいところなので、決して”けなす”ために見てるわけではありません。意外と変、と思っててハマってるかもしれませんしねえ。

「MUSIC JAPAN 〜 ネオビジュアル系春爛漫の宴2010 完全版」
  2010年6月7日 25:05〜 (NHK-BS2