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雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

面白発見!ビジュアル系の若いもん

昨夜、仙台Hookで行われたLittle Heart’s *1主催のビジュアル系合同ライブに行ってきました。この日は、仕事ではありませんが、本来参加すべき会合があり、(ライブの方が先に決まっていたとはいえ)自分の中で若干の葛藤がありました。普段から”必要最低限の人付き合い”で納めている私ですが、また「人でなし」度を加速させてしまったかも・・・(汗)。


5組のバンドが出演するライブは、18:00スタートでたっぷり21:30頃まで行われました。ちなみに今回参加したビジュアル系の皆さんは、下記のとおり。

・Kaya
  セットリスト:Rose kingdom/Ophelia/(MC)/ショコラ/
   Epicurean/Rose Jill

・我羇道(仙台初ライブ)
・ACTWEED(仙台出身)
・東京ミカエル。
・SKULL


イベント的なライブの経験はさほど多くないのですが、決して広いとはいえないライブ会場で、ものの見事にファンの総入れ替えを見たのは初めてのことでした。東京でも確かに”お目当てのバンドの出番だけ”を狙って参加しているファンの自然な立ち位置交替は見てましたが、それが露骨〜なくらい分かってしまうのが地方の悲しいところ。


私みたいに物珍しさで全部見ていたファンは一体どれだけいたのかしら?そもそも地元のファン自体が、数えるほどだったかも(汗)。とりわけKayaちゃまに至っては、「完全アウェイ状態」でさすがの私も痛ましく感じたほどです。本人は慣れているのかもしれませんが、ただでさえ滅入った気分が晴れることなく、いつもよりずっと冷静に見てしまって。。。

Kayaちゃま、トップバッター】


ライブ開始早々、Kayaブログで「早く行ったら良い事あるよ」的な書込みがあったのはこの事だったのか!と納得したのは、1曲目に聴きなれたメロディが聴こえたためでした。まさかのトップバッター!どおりで前列には、ロリータファッションのAddictが連なっていたわけか。そこで己の失敗に気付きました。


過去に一度だけ、このハコで摩天楼オペラVersaillesの合同ライブを見たことがあり、あまりに混みこみだったので、足の踏み場もない、という印象のライブハウスでしたが、オープニングの時点でスカスカで妙に余裕がある状態。おまけにKayaちゃまの登場での盛り上がり具合から、ファン数めっちゃ低し!ならば、思い切って前まで突進していけば良かったのです。


この失敗が最後まで尾を引いてしまいました。良く会場を見渡せる後方にいた私は、その空気のひんやり感にいたたまれなくなっており、どさ周りの売れないコメディアンを見てるような思いになってしまいました。これぞ、地方巡業の辛さ・・・そんな空気に果敢に攻めていくKaya嬢を見て、我が身を振り返って「まだまだ修行が足りんなあ〜」と反省した次第です。次回からはこれをバネに頑張るぞ〜。


Kayaちゃまのドレスは玉虫色で落ち着いた”大人のオンナ”を感じさせました。漆黒の髪もエレガンスで、ウェストが細い分、胸元にあるはずのない”ふくらみ”を感じてセクスィ〜(笑)。歌はさすが安定してていつもの通り、よく響いてました。会場が静かでやりにくそうではありましたが、そこはプロ、笑みを絶やしません。


MCは、まず「仙台は久しぶりで、1年ぶり?」と会場のファンに問いかけてから、「え、昨年の夏くらいだった?」と再確認してました。次に「ワタクシ、最近ライブが続いてまして・・・」から、最初に告知をいっぱいしてました。Kayaちゃまの殺人的なライブスケジュールを見れば、すごいなあ、と感嘆するばかりです。8/3には再び仙台でライブの予定。


その直前には、Versaillesが8/22にライブが決まったので喜んでいただけに、Kayaちゃまのライブ決定でまた予定がキツクなったなあ、と。最近、VersaillesKayaちゃまの活動が自分の中で交錯してて、どちらに主眼を置いていいか分からなくなっちゃってます。地方でこれだけコンスタンスにライブをしてくれるなんて贅沢なくらいなんですけどね。


さてその次は、「Kayaを初めて見る方は手を挙げて。・・・(モジモジしながら控えめに挙手する観客に)もっとちゃんと挙げてくれないと数えられないわ!」と言い放ち、更に「Addict*2は?」と自分のファン数もチェックしてました。トップバッターも久しぶりのことで、普段ならライブが盛り上がって「大体会場のみんなが、”頭が狂っちゃった”後にその勢いでやれるんだけどもね。」と感覚が慣れないこともチラッと漏らしたりして。


更に若手バンドのファン達にも、「○○○さんは、どんな振りするの?こんな感じ?えっ違う?」と真似をしてみたり、「そこのアナタ、顔が見えないからもっと前に出てきて!」とアプローチしたり、とKayaちゃま、いつもよりかなり気を遣ってる感じでしたね。多数のバンドがいる時は、どのバンドもそれなりに気配りし合ってるのは分かりますが、他所のバンドのファンにまで声をかけるのはなかなかできないことじゃないかな。やっぱり年長者だわ〜(笑)と感心したり。


5曲くらいだろうなあ、と思っていたものの、ピッタリ5曲で終わりなんて呆気ないものです。最後の「Rose Jill♪」では、長身のファン(男性?)とハグ&キス*3までしていて、ちょっと衝撃走りましたが、せっかくKayaちゃまに触れるチャンスを逃したなあ〜と、落胆が大きくて。。。落ち込みながら、なんとなく会場を去りがたくそこに居続けてしまいました。

【フレッシュなバンドの競演】


しかし、本命Kayaちゃまの後のライブは、なかなかエキサイティングでした。こんなことでもなければ全く見る機会のないバンドばかり。それこそインディーズなのかメジャーなのかも分からないまっさらな状態で観察していましたが、若手バンドメンバーのエネルギーだけは感じましたね。


まずは我羇道。いかにもビジュアル系っぽいサウンドで、ツインボーカルがイカシテました。(本当はトリプルボーカルとか?)そして、BASEのRito君が可愛かったなあ。笑顔がジャニーズ系顔負けで、NEWSの増田君似の健康的な笑顔がキュートで。その後のバンドの印象が強くてちょっとかき消された感がありますが、好印象でありました。


転換中に流れていたPVが笑っちゃうくらい分かりやすい”お耽美”系で「コレは何?!」と思い切り食指が動いたのがACTWEED。なんていったって、ティアラ載せてHIZAKIのようなドレスを着た可愛い女形が一人いるんですもの。なんと地元仙台のバンドだということで、それにも驚きましたが、ところどころお耽美系王道ムードが漂う面白さでかなり楽しめちゃいました。


女形の子は、SAKAE君でギター。HIZAKIみたいな濁りのないスッキリした音色を奏でていて、そこも気に入ってしまいました。HIZAKIは”正統派・お嬢様系”(たまに”お水系”?)ですが、キョービ(今日)のビジュアル系の女形は”ギャル系””ブリブリアイドル系”が多い(?)中、SAKAE君は、純情女子大生・'80年代風というか、なんかソバにいるだけで安心するような素朴な”おねえちゃん”ぽさがよろしかったです。


絶滅寸前かと思っていた耽美系も生き残っていたんだなあ(笑)。「純情可憐メリーゴーランド♪」という曲では、ファンが”指相撲”みたいな踊りでトコトコ方向を変えて踊ってました。ボーカル零司君のアオリが「コブシを下さ〜い!」って、妙に丁寧語なのも可笑しかったし。彼の甲高い声が好みというわけではないけれど、歌もサウンドもギターソロもとても聴き易く、4曲入りシングル「From The Darkness*4を買ってしまいました。プチファンになっちゃったかも。



フルPVがちゃんと見たいなあ・・・。


東京ミカエル。は、名前だけは何度か目にしていたのですが、これまたすごく印象的なバンドでした。しゃがれ声のボーカル真田一航君には、ある種、威圧感を感じました。歌も迫力ありましたが、強引にアオって盛り上げるテクの無駄の無さ、めちゃめちゃ手馴れてて、逆にヒイてしまったほど。単純に好き嫌いというより、この方の”鋭い眼光”が怖かったです。何を考えてるのか得体が知れないタイプに見えて・・・。


一方で、このバンドは、曲も歌声も、そのポップな色合いに誤魔化されず、むしろ風格すら漂うほど安定しておりました。ライブ中は、ピンクのシャツ&細縁メガネで笑顔で動いてるBASSの南条カナタさんに目が釘付け。胸キュンなほど素敵・・・年上キラーだな、彼は(笑)。それにしてもファンのダンスはもの凄かったです。まさかこんなところで、「反復横跳び」が見られるとは!


やっぱり10〜20代のバンギャさんというのは、一体感をこういう表現で楽しみたいんだろうなあ、私もその昔”Xジャンプ”していたのと同じノリで、慣れないとやや滑稽に見えてしまうようなフリや動きでも、バンドのメンバーに「私達は、ライブを楽しんでますよ。」というアプローチなのかも。ACTWEEDも、ステージ上からファンに、横跳びを誘導して”遊んでる”ようなしぐさも見られましたし。


どんなカタチであれ、楽しきゃいいんだ、というのはアリなんですけど、バンドとファンの馴れ合いが強すぎるのはワタクシ的には苦手な世界。もちろん、若ければ一緒になって弾けてるかもしれませんが、バンドにはどこかファンを突き放すような緊張感もあって欲しいわけで。


最近は、始めから客席に「コブシを挙げろ!」って強要するバンドが多すぎるなあ〜、というのが気になるところでした。「自分達の演奏で盛り上げる自信がないのか、アナタ達は?」って疑問に思うのです。盛り上がるのは、やってて嬉しいだろうけれど、それが目的になるのはちょっと違うんでないかな、と。ま、老人の戯言のようになってますので、この辺にしておきますが。


トリは、SKULL。重厚なヘヴィメタルな感じのバンド。ライブ開始直前に、アマチュアバンドでもやってそうな青年ファンが何人か入ってきて、いきなり野郎密度がアップ。そしてこの日一番の入り。サスガにトリだけあって会場中でヘドバンが炸裂。本格HMがダメな私には、やや拷問のようなライブでした。大音響がやかましいだけでなく、刺激的な照明がやたらと客席に飛ぶので、疲れた目を突き刺してきて目くらまし状態になる。


「陽炎」だったかな?この曲は少し気に入りましたが、後はもう・・・。もちろん、私がダメなだけで、このバンドがダメなわけではないことは当然のことですので、そこはお間違いなく。その昔、TAIJI加入後のラウドネスのライブを見に行って、あまりのやかましさに「二度と見るか!」とコリゴリしたことを思い出しました。


でも総じて良い体験をしました。映像では分からない、バンドのムードがダイレクトに伝わってきて、「いやあビジュアル系もまだまだイケルわ」と思いましたし。今、人気のあるバンドもこういう中で育ってきたのか、と思うとちょっとした感動もあり。あとは皆が自分の”お目当てさん”だけみたらバイバイじゃなくて、もっと他のバンドもちゃんと見て欲しいな、と思ったり。久しぶりに刺激をもらったライブでしたね。

ACTWEED公式サイト:404 Error - FC2.com

*1:ビジュアル系専門CDショップ

*2:Kayaファンの総称

*3:欧米でよく見かける頬の横で触れるか触れないかのくらいの軽いキス

*4:これがクセになる楽しさ!で最近ずっと流してます。