読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

今夏の旅行は、東京下町めぐり

毎年、決まった友人との旅行を慣行しておりますが、今年はあまり旅行モードにならず、東京下町めぐりに出かけました。なかなか場所も決まらなかったのですが、名前の響きに惹かれた神楽坂と”おばあちゃんの原宿”こと巣鴨。ふたたび浅草へも。


神楽坂は、ちょっとした裏道が洒落ていて、おいしそうなお店が立ち並んでいてなかなか面白い街でした。庶民の味方?キッチンジローでお腹いっぱいでなければ、味道楽できたかも、ちょっと残念でした。その後、巣鴨名物・とげぬき地蔵へ移動。ずっと興味があったのですが、なかなかじっくり訪れる機会がなくて、今に至りました。


人で賑わっているものの、外見はありふれた普通のお寺(高岩寺)さん、という感じでした。お堂のすぐ横で人の列が出来ていたので、興味深く並びました。自分の痛い部分を水洗いすると治る、という言い伝えの”洗い観音”。見よう見まねでゴシゴシとやってきてました。お守りとして「御影」を購入。痛みに効き目がありそうです。


巣鴨商店街では、思いの外買い物を楽しみました。ガイドブックで知った、赤パンツのお店「マルジ」が面白い!店一面がまっ赤っかのすごいインパクトが圧巻でした。思わずあれこれ見入ってしまったほど。赤のパワーが良い、ということで赤い下着が流行ってる、とだいぶ以前にも聞いていましたが、めったに目にしないものなので、不思議に惹きつけられてしまいましたね。


マルジは、1〜4号店まであって普通の下着や小物類もすごい品揃え、おまけにかなりの安さ、ということで、普段あまりモノを買わない友人が目の色変えて(笑)買い物していたのが面白かったです。値段もありますが、巣鴨のあの独特の賑わいがそうさせるのでしょうね。また遊びに行きたい町になりました。


もうひとつの目的は、「市松人形館」というお店でした。小さな入り口を上り、2階の一室にある人形館。ビスクドールや創作人形が好きでいくつか展示を見に行くことはありましたが、そのうち純国産の市松人形にも少し興味が出てきました。しかし、私が抱いていたイメージの市松人形は、少し寂しそうな憂いを帯びた顔立ちだったり、目元に凄みを感じさせたり。


はたまた有名人形ショップで売られている、お手ごろ価格の”今風”な市松人形は、ちょっと顔立ちが安っぽい感じであまり良いとは思えませんでした。巣鴨のこの人形館で「由緒ある本物の市松人形」を見ると、そんな先入観を覆う豊かな表情の人形たちに驚きました。関係者の方に市松人形の歴史や作り方、現状などもゆっくり説明していただいて目からウロコ状態。


人形自体、高くてなかなか売れない。更には、人形師の方がめったに弟子をとらないので、後継者が少ないという現実もあるそうです。いずれ本物の作家さんか絶滅していったら悲しいものです。館内にあった可愛い男の子の”抱き人形”も抱かせてもらったのですが、ずっしりと重みもあって生身の人間のよう。そのままずっと抱いていたくなるようで、ちょっと市松人形に目覚めた瞬間でした(笑)。


可愛い男の子の市松人形というのはめったに見られないものだっただけに貴重でした。更には写真集を見せていただいた時に、目に飛び込んできた福松人形も別な意味で衝撃でした。これぞ”元祖・生き人形”。はるかにリアルな造型で、子供の生きた姿そのままを人形に投影しており、それだけに超レアな一品らしいです。いつか本物を見てみたいものです。


浅草は相変わらずパワフルで情緒もある町でしたが、前回行ったときに工事中で見られなかった浅草寺の外観がすべてオープンになっていて、歓喜しました。そんなこんなで夏の日の小旅行はあっという間に終わりました。初めてなのに、なぜか郷愁をそそられて無性に懐かしくなる場所を堪能しました。

ブログで紹介したところ:
巣鴨地蔵通り商店街

赤パンツの元祖“巣鴨のマルジ”