雅・処

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曽世海司『サダオのサダメ』観劇記

曽世さんと北村悠君の共演に驚き

もう1ヶ月近く前になってしまいますが、「レミゼ」の直後に曽世さんの外部公演『サダオのサダメ ベイビードントクライ』という作品を見に行きました。帝劇とは、あまりにも違う小さな芝居小屋、大塚の萬劇場へ。味わいある部屋のセットの上で、いわくありげな男たちが汗をとばしながら演じるドタバタ喜劇の世界。


曽世さんは、主役・ゲイのサダオ役。もはや3作目ということで、一応の繋がりがある連続ものなのですが、最初に短いダイジェストを演じてくれて、不安はありませんでした。一緒に暮らしているサダオの”彼氏”ブービーと、かつてのサダオの浮気相手(浮気が本気になった)で前作で死んでしまったジャイアンジャイアンの双子の弟が登場して、ジャイアンのベイビーを預けていくところから物語が進みます。


芝居を見ながら思ったのは、相変わらず曽世さんには女より男が似合うな、ということ。外部であれば、女優さんとも結構一緒になりますし、”二枚目”も演じていたりする(実際、めちゃカッコマンに変貌する)んですが、なんか裏ありそう・・・(失礼)に見えてしまう。それが相手が男性だと、元来の体育会気質が生きて”アニキ”っぽく見えたり、逆に気を許し気味で”甘えん坊”っぽく見えたりと絶妙な感じ。


妙齢の男優、かつ芝居巧者ばかりのパワフルな演技に安心感を感じながら見ていると、サダオの弟役として一人イケメンの若者が登場。笑顔がなかなか可愛くて、あまり役者っぽくないけどテンション高い役どころを頑張って演じている。「この子どっかで見たことがある気がするのだけど・・・。」と芝居の最中、ずっと気になっていました。後でチラシで確認したところ、”北村悠”という名前。「これはあのボーイズグループ・FLAMEのメンバーじゃない!」とビックリして、自宅に帰ってネット検索。


FLAMEは、昨年ひっそりと解散していたのですね。過去、このブログにも書いたのですが、せっかくグループとして光るモノを持っていたのに、あまりにも双子の伊崎兄弟へ売り込みに力点を置きすぎて*1、結局ボーカルチェンジ、メンバーチェンジなどでガタガタになっていった印象があります。いまだに初期の頃の曲は結構好きで、繰り返し聴いてる私。北村君は、傑出した個性は感じなかったものの、一見地味だけど目に残る素朴な可愛さが貴重な個性に思えました。


今は、新しいキャリアを掴もうと、小さなハコ(劇場)でも必死に喰らいついてるんでしょうね。そういえば最初のボーカルだった金子恭平君も地道に歌い続けているようですね。彼の高めの良く伸びる声は、とても魅力的で消えるには惜しかっただけに、いつかもう一花咲かせて欲しいものです。この金子君は、映画「棒たおし」での共演で、ライフの吉田隆太君と友達だということだし、こんなところでもちょっとずつ繋がってるのが面白い。何か意味があるのかしらん。


えっ?ところで曽世さんですか?もう上手いに決まってるじゃん(笑)。もう見慣れすぎて、「こんなこともできるんだ~?!」という驚きがないのが寂しいくらいです。見ながら、『Happy Families』をちょっと思い出しました。こう言っちゃなんですが、曽世さんのゲイ役って”鉄板”です。


boysvoice-2.hatenablog.com

*1:嫌いとかじゃないです。双子君イケメンだし、顔立ちは結構好み