雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

Kaya 『マリー・アントワネットのロマンティック・サロン』in 仙台

昨日は、Kayaちゃまへの半年ぶりの逢瀬。トーク&サインイベントに、ワンマンライブということでいつになく朝からソワソワにしっぱなしでした。実を言うと、しばらくずっとビジュアル系に関してはテンションが下がりっぱなしでした。夢と虚構の世界にどっぷり浸るには、あまりに身近に厳しい現実があったためです。


でも、東国から”不安な気持ち”でやって来たであろうKayaちゃまを思うと、自分のそんな思いはどうでもいい。むしろ、復旧だの復興だの、言葉ばかり先走ってるようなこの時期に、迷いながらもちゃんと”みちのくの地”を踏んでくれたKayaちゃまに感謝です。ライブや娯楽に飢えて、元気にして欲しいのは、東京ではなく、こっちのほうなのさ!


トークイベントのあったlittle Heartsの入っているファッションビルFORUSは、あれから3ヶ月ショッピング街を見渡せるエレベーターが故障したまま、でした。お店も多少ダメージを受けていたようで、修復を入れていたそうです。他にもまだ修復中の店舗もありましたね。ライブハウスの仙台HOOKは地下にあるので更に被害があったのかもしれません。仙台の繁華街にあるお店は大半が老朽化していますから、結構ダメージが大きかったようです。

【トーク&サイン会(little Heartsにて)】


まずは、15時からスタートしたイベント。夏が近いし、派手なロリータ衣装を着たファンの人達を見られるかと思っていましたが、予想に反して”黒系”ばかりでした。やっぱり被災地ということを慮ってなんでしょうか?まあ、黒はカッコ良いし無難だし、昔からビジュアル系の定番だけど、「喪服」を連想させてなんとなく気が重くなったのも事実。


そんな空気を一変させたのは、「ビジュアルクイーン」のKayaちゃま。ニューアルバム「QUEEN」のジャケット、マリー・アントワネットを思わせる白いロココ調ドレスを着こなし、淡いピンクのバラをたっぷりあしらった金髪ストレートヘアのウィッグ(鬘)を被って登場。あまりの豪華さに息をのみました。いつものKayaちゃまなのに、とても品が良く見えたのはひとえにこのお召し物のせい(?)でしょうか。


馴染みのI店長さんの司会で、アルバムコンセプトについてのお話と、ファンからkayaちゃまへの一問一答、最後にサイン会とすでに恒例となったメニューです。ここでのイベントも3度目だし、ライブに比べると比較的落ち着いて聞いてましたが、恐らく大量のトークのほんの一部だけ印象に残ったところを拾い集めた感じです。


今回のアルバムがオリジナル物としては、3年半〜4年ぶりとのこと。*1ずっとヒロインを題材にシングル曲を発表してきたので、ヒロインシリーズの集大成として、マリー・アントワネットをやろうと思ったそうで、昨年のパリライブの前にリハーサルを抜け出し、王妃斬首場所で有名なコンコルド広場で「歌わせていただくわね」とご本人に向かってぶつぶつ言ってきたそうです。


アルバムの中にメドゥーサをモチーフにした「Medusiana」という曲があることにも触れ、もともと”怪物”メドゥーサも美しい女性であったことを力説していました。「ヒロインシリーズでも、そこはKayaだからシンデレラとか白雪姫とかやるわけないわよね。」と。「Rose Kingdom」(薔薇の王国)も元々は、それら物語からのモチーフだったんですね。


で、なんでタイトルを「QUEEN」にしたかというと、ビジュアル系界隈には、”姫”と呼ばれる人は多い、「HIZAKI姫とか、MANA様とか・・・MANA様はちょっと別の世界の人ですけどね。でも、女王はあまりいないな〜と思って、じゃあアタクシは女王で、と貰いました。」という話でした。そこはもう、文句ナシの貫禄ぶりです。あの輪っかのドレスが似合うのは日本中どこを探しても、宝塚スターかKayaちゃましかいやしません。

【まいど質問コーナー】

Q:朝、目を覚ますために何をやりますか?

A:とりあえずは、シャワーを浴びるかな。シャワーって夜はあまり身体に良くないんですって。お風呂にゆっくり使って芯から温まるのならいいんですが、表面しか温めないシャワーは却って目が覚めちゃうんですって。

Q:自分を動物にたとえると何ですか?(周りのダンサーやバンドの人でも良いので。)

A:これは絶対的に「猫」よね。え?「ネコ」じゃないわよ。全くこの腐女子は(笑)!!ダンサーも「猫」系が多いんじゃないかしら。え、「犬」もいるって?HIROのこと?あの子はそうかな。バンドについては、支障があるので答えられません。でも、ビジュアル系は化け物が多いから(とかなんとか)。

Q:どこのライブが一番盛り上がりますか?

A:そんなこと言えないわよ(笑)。でも、地方によって本当にノリが違うのよね。例えば、○○とかは最初から最後までグワーッとすごい盛り上がりなんだけど、急に引く瞬間があって、その時は潮が引くようにシーンとなって、「どこまでいっちゃうのー!って」。それから△△は、始めお地蔵さんかと思うくらい静かなのに、ラストに近づくほど壊れてきちゃったりね。


仙台のノリはとても好きよ。みんな好きなようにノッテル感じが自由でイイと思うわ。それに「変な人」も多いのよね(笑)。(Kayaさんは、結構全国行かれてるんじゃないですか? by 司会)いえ、私ね、行ったことない場所多いんです。北海道は札幌だけとか、九州は福岡だけとか、東北も仙台の他にもいろいろと行ってみたいです。

Q:最近、やってみたいことは?

A:免許とか取りたいですねえ。私、車の免許くらいしか持ってないから。え?意外?車の免許持ってるのよ。でも、教習所しか走ったことないけど。あ、地元・徳島の道は走ったわ。でもあぜ道だけどね(会場笑)。人がとってない変な免許を取りたいわ。船舶とか?(司会者に)結構、男の人って「欲しい」って方多いですよね?ま、そういう私も「男の人」なんですけどね(笑)。


学校にも通ってみたいな。高校以来、学校って行ったことないから。それからお芝居とかもやってみたいですね。ミュージカルとか朗読とかもやったことあるんですけど、その時も歌は歌っていたので。歌わないお芝居だけ、というのに興味がありますね。

今後のスケジュール

全国ツアーが6月末まであるので、7月からはちょっとコモって制作活動をしようかと思ってます。とは言っても、合間にちょこちょこ地方でライブとかは入ると思います。ワタクシ歌わないと死んでしまうので。それから南米のツアーもあってチリが最後なんですよ。全く南米には行ったことがないので、どんなことになるか楽しみです。


その他のプチ覚えていることは、お店の楽屋が綺麗で嬉しかったと言ってたことや、震災後、I店長のことを思い出し、連絡がとれなくて心配したこと。新潟のお店*2の関係者経由でやっと連絡がとれたことも話していましたね。一アーティストであるだけでなく、ちゃんと世話になっているお店のスタッフさんとも懇意なんだなあ、とKayaちゃまの一面を知って。


直前まで、仙台に来ることは「本当に行って良いのか。」とかなり悩んだそう。今回は、所属レーベルからも「本当に行くんですか?大丈夫ですか?」と確認されたそうです。でも、仙台や福島などからもいっぱいメールをもらって、現地のショップ関係者の方からも背中を押され、来ることを決心したそうです。


「大きな悲しい出来事の前で(アーティストの誰もが言っていたように)自分の無力さをすごく感じました。でも、時が経ってちょっとだけ落ち着いてきたら、少し現実を離れて夢を見たくなったり、何か活力が出るものが欲しくなるんじゃないか、と私は自分に出来ることを精一杯やるしかないんだ。」と思ったそうです。


ライブでも同じ話をしていましたし、ブログでも苦悩があったことは感じていたので、その時の真剣な眼差しとKayaちゃまの本心を言葉で直接聞けてとても満足でした。確かにまだまだ大変な人はいっぱいいるんだけど、(自分を含め)決して同じことを体験できるわけではなくて、結局その哀しみや痛手に寄り添っていくしかないわけで。


「一緒に頑張ろうね!」とか、そういう空虚な言葉を口に出さないKayaちゃまが本当に素敵だなあ、と愛おしく思いました。だからこそどんな歌手達より、Kayaちゃまを仙台で見られるのが嬉しかったですし、ライブでの一体感、盛り上がりがそれを証明してくれました。


(ライブ感想へつづく、ってまた書くの大変、ふぅ。)



チリ公演を前に現地ファンへの公式メッセージ。今回のイベント&ライブは、このお衣装と髪型でした。

NoiX Producciones – No se encontró la página

→ 現地のイベンターサイトによるKayaちゃまの紹介記事。他にもX JAPANVersaillesも今後、続々と南米に向かうようですね。一体、何が起こってるんだ、南米!?


QUEEN

QUEEN


毎度、Kayaちゃまの完成度は高いのですが、こんな鉄壁なアルバムを出してくれるとファン冥利に尽きますし、なんかトドメ刺されてしまいました。貴方は、どこまでも夢の”歌姫”です。”Nouvelle Mariee”が好きすぎて、マイベストソング。

*1:前作「GLITTER」は、インディーズ盤からメジャー盤への録り直しだから、とか。

*2:キャンペーンイベントでよく行ってるところなのでしょうね