雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス2011

打ち切り危機でも、別の楽しみ方

スマッシュヒットを飛ばした春ドラマ『マルモのおきて』の後番組として、スタートした『花ざかりの君たちへ』が4話放送を終えました。どうやら、5.5%という低視聴率にあえぎ、ネットでは打ち切りの危機を囁かれています。但し、良くも悪くも話題に上がるのは超人気アイドルAKB48の前田敦子ちゃん。ショートカットが可愛いし、目ぢからのある彼女、私は嫌いじゃないです。


「演技力に問題あり」とか言われてますが、このテの作品で1番ダメダメなのは、男装して男だけの世界に紛れ込む”女の子”が、どう見てもただの女の子にしか見えないから。パート1の時の堀北真希ちゃんですらそうでした。恐らくキャスティングを決める際に、ボイッシュで女性から見てもカッコ良い&清潔感のあるタイプではなく、”巷で人気が出そうな可愛いめのアイドル”で、というオヤジな発想が失敗している気がしてなりません。


韓国や台湾でキャストが選ばれると、日本ほどベタベタした感じの女の子ではないんですよね。個人的に谷村美月ちゃんとか多部未華子ちゃんみたいなタイプで見たかったなあ・・・。それと、エンディング曲が、AKBだったのがガッカリ。パート1のパンチのあるハスキーボイス(男性)が印象的だったので、今回もそっち系のカッコイイ曲だと良かったです。


まあでもショセン、女はどうでもいいんです(笑)。そもそもハッとするような美貌や目を引く個性的な子もいないし・・・。あくまでイケメンBOYSを、ちょこっと楽しむ程度で見ているだけなので。ただ今回のイケメン達は、パート1に比べると小粒だな、というのはありますね。まずハッとする美少年はいないし、小栗旬君、生田斗真君のようなキーマンもいない。オンエア後に大化けした水嶋ヒロ君、岡田将生君(その他大勢の中には、溝端淳平君も混じっていました。)に匹敵するような青年が出るか、ちょっと微妙なところです。

【そこはかとなくBLあがりな人達】


ストーリーはひとまず置いておきましょう(おいおい)。原作を元に作っているので、基本パターンは踏襲してますし、パート1でも見たようなイベント(体育祭、ミスコン、文化祭など)も似ていて、新しい作品を見ている気がしません。学寮セットも似たような構成だし、当然役名も同じ、キャラも被ってる、そうなるとリバイバルにしてはちょっと早すぎかも・・・という気がしました。


決して手放しで面白い、というわけではないのですが、実はこのドラマに出ている少年達に勝手に親近感を感じていたことが見るきっかけになりました。当初、見始めた時は「テニスの王子様ミュージカル」やD-BOYS出身者が結構出ているなあ~、という驚きがありました。ジャニーズ抜きで可愛い男の子達を揃えるとすると、こうなってしまうのが最近の傾向なんでしょうね。


しかも私が主要キャストの何人かを知ったのは、BL映画や耽美系芝居(?)で見ていたキャストばかり、という「ゴメンよ!」と言いたくなるような理由のためです。佐野泉役は、映画『大奥』で、二宮和也君に”惚の字”になり、チュッしていた中村蒼君。元々、背も高い彼ですが、わずか1,2年で随分とゴツクなってしまってちょいと残念。青春の証、ニキビ面でアップが厳しい(汗)。実際に棒高跳びとかしてそうな健康的な”体育会系男子”という感じ。


萱島大樹役の柳下大君は、『そして春風にささやいて』『翼のカケラ』で、一時期は女の子ばりの”ウケ専”美少年で楽しませてもらいました。陰のある孤独な美少年を演じていた彼も、さすがにもう立派にティーンエイジャーの男の子で、揺るがない存在感がありますね。


そして、オスカー・M・姫島役を”まさか”の徳山秀典アニキがやるとは・・・(笑)。学生服は、『GTO』以来の再会だったので、ちょっとビビリましたよ。精悍で漢っぷりが良かった『愛の言霊』とは180度違うキャラで頑張ってるなあ、(むしろ頑張りすぎでちょっとキツイ)と。


更に真打ちは、元祖『BOYSLOVE』の斉藤工君。一時は、誰よりもBL作品出まくりで、「どこまでキャリアを積むんだ、キミは。」と心配したものですが、そのおかげもあるのかゲイの保健医がめちゃくちゃカッコイイ。そんでもって無理の無い自然体ぶり。前作の上川隆也さんをはるかに凌いでる、と思っております。これら、BL卒業生(?)達の活躍に胸が熱くなります。


まあ言葉を変えれば、決して汚れ役(BL)をやらないジャニーズに変わって、「人気のためならもろ肌も脱いで、腐女子に奉仕する」というというD-BOYS流の”のし上がり術”は、痛ましくも逞しいという不思議なバランス感覚を持っていて、私のようなひねくれ者は応援したくなってしまいます。当初は、狙ってのことではなかったでしょうが、結果的に成功しているわけでいやなかなかのもんです。

【期待の新星】


難波南役は、見えない壁が立ちはだかっているのか、桐山漣君も悪くないのですが、どうしても水嶋ヒロ君の焼き直しに見えてしまうのが惜しいです。それと正反対に、中津秀一役で巧みなコメディセンスを見せ付けて大ブレークした生田君とは全く違った役作りで成功しているな、と思ったのが三浦翔平君。もともと『ごくせん3』にも出ていただけに、高校生役は新鮮に映らなかったのですが、メリハリの効いた強烈なキャラクターを生き生きと演じていて、目を引きつけられてます。


とはいうものの、このドラマで一番期待していたのは、西井幸人君でした。ジャニーズに遜色ないラブリーフェイスぶりで、グラビアでその笑顔を見ると、ショタ魂をくすぐってくる猛者っぷり(笑)。映画『告白』&ミュージカル『黒執事2』と過去の代表作も見ていますが、等身大の学生役は初めて。ややぷくぷくしていて色気には乏しいのですが(笑)、「難波先輩!」と甘える姿があまりに男を感じさせず、瑞希に負けてないのが可笑しい。もう少し頬と顎のラインが削げてきたら、美少年度が増すかもしれませんね。幸人、頑張れ!


更には、素顔が地味すぎ&背も低すぎて(汗)なかなか気付かなかったのですが、第3寮演劇部にいるのが宝海大空君。2話の美貌の女形を見せていた彼は、大衆演劇の期待のプリンス。ポスト早乙女太一といった感じで、TVでも何度か紹介されているホープです。太一君ほどのカリスマ性はないけれど、女形姿がシンプルに美しいのでDVDを購入しておりました。あまり見せ場がないまま、ドラマは終わってしまいそうですが、彼には良い経験にはなるでしょうね。


2話の学園祭ミスコンで女装した第一寮の小柄な少年は、岡山智樹君という子のようです。ライバルの瑞希(→実際には間違えて別の女の子)を優勝させたくないため、誘拐する仲間に加担して戸惑う少年役。うつむき加減で突っ立って、おびえたような表情がなぜか脳裏に焼きついてしまいました。たとえ一瞬でも、目に残る子っていうのがいるんですよねえ。


さてさて、少年達の頑張りとは別にドラマはいつまで続くことやら・・・。苦戦していても、キミ達にはきっと輝かしい明日があるぞ!


宝海大空~大空夢の途中~ [DVD]

宝海大空~大空夢の途中~ [DVD]

14歳当時の宝海大空君。まだあどけなさも残る少年ぽさながら、男役はちょっとドスが効いてます。


宝海大空 密着ドキュメント DVD

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間もなく発売の新作DVDのようですね。気になる気になる。