雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

’11 Versailles World Tour 2011 -Holy Grail- in 仙台

昨日は、丸1年ぶりのVersaillesのライブに行ってきました。前日には、”とんでもハプニング”続きの出張があり、帰路には福島沖震度5弱の地震で足止めをくらって、一時帰宅難民になったり・・・とかなり疲弊しておりました。ライブの期待はもちろんありましたが、ライブ最後まで楽しめるか体力的な不安は大きかったです。


昨冬から関節痛が半年続いたり、踵の痛みも残ったり、とあちこち故障がち。せめてライブに行ける体力をつけようとジムにも通ったりしていましたが、週1回くらいじゃあまり変わりないかな。とにかく、この疲労が残った身体では4曲目の演奏が終わった時点ですでにフラフラになってしまう始末。イマイチ集中度も低かった気がします。


生演奏を聴きながらも「早く家に帰ってVersaillesのビデオをゆっくり見たい」「寝たい」とか脳裏を過ぎってしまうのが、イカン、イカンという感じ。テンション低めですが、別にVersaillesさんの演奏がつまらなかったとか、盛り上がらなかったというわけではないのであしからず。


入場列を見ると、また一段と「普通のロックファン」が増えたなあ、と思いました。親子連れやその昔ロックのライブ通ってました(?)みたいな年季が入った客が数多く見られて、若いV系ファンや気合の入った外国人のコスプレイヤーをはるかに凌いでいるような状態はすごく喜ばしい感じでしたね。Versaillesというバンドは、中年層に最もアピールできるバンドだと思っていたので。

【洗練されていくライブ】


全体的にライブは段々と洗練されてきたなあ、と感心しました。初期の頃の混沌としたステージングを思うと、弱点がかなり減って身を任せても安心して見ていられるほど。外しまくり?だったKAMIJOのMCも、相変わらず(なんかクスッと可笑しいけれど)少なくともズッコけるほどではなくて、ふと寂しさを覚えたり。


初めの数曲でなんかイライラしたのは、HIZAKIがあまり見えない位置にいたからでした。演奏しているHIZAKIは本当に可愛くて魅力的で大好き。その彼が見えないと、私はダメなんだなあ、と実感。どれだけHIZAKIに惚れてるんだ、と実感しちゃいました。前からそうなんですが、私はVersaillesは、一緒に”ノる”のを楽しむバンドというより、一挙手一投足を”見たい”バンドなんです。


ヘッドバンキングや踊りやフリなんかをしてるよりも直立不動で見ていたいのが本当かも。だから、もし望みが叶うなら会場の正面2階あたりで席に座って見られたらどんなに幸せだろう、て思ってしまいました。美しくてラブリーで、脳内妄想を楽しめるバンドですから。。。


セットリストは、最初と最後くらいしか分かりません。おそらく『Holy Grail』全曲やったんじゃないかしら。オープニングは、「MASQUERADE」「Ascendead Master」「LIBIDO」「Flowery」だったかな。「LIBIDO」は、シングル「DESTINY」の収録曲ですが、最近とみに好きだったので超楽しかったです。Versaillesには珍しく、跳ねられる曲ですし。KAMIJOが「僕達と踊りましょう」と呼びかけて始まったのが「Flowery」だったと思いますが、歌いながら、TERUやHIZAKIに向き合って、横向きにワルツのようなステップを見せてましたね。


中盤、KAMIJOを残してメンバーが幕間に下がって、ああソロの「Love will be born again」だな、と直感。この手のバラードは、CDで聴くと「ちょっと待って、心の準備がまだなのよ(笑)」となってしまいますが、ライブではなんとも良いです。あれだけ楽器隊の激しいサウンドが続いた後だと、このシンミリとしたサイモン&ガーファンクル調の曲が、緊張感を和らげてまた違う世界へと誘ってくれました。サビで声が裏返るところ、めっちゃツボです。


PVでさんざん見ていた「Philia」「Vampire」は、もう楽しい〜〜。「Vampire」のPVでライブはどうするのかしらん、と思っていたアコギ場面は、そのままエレキギターの音を変えることで対処してました。そういえばこの日のライブでは、スピーカーが若干音割れしていたようで、ギター音がクリアに響かない箇所が何回かあったのが残念でした。


ライブのラスト近くでは懐かしい「Prince」をやってくれました。そして、シメには長編「Faith&Decision」。このひたすら楽器隊の演奏部分が長い曲は、KAMIJOの歌が入ってくると妙にジーンときてしまうのですが、歌詞自体はなんだか解読不能。いろいろと思いを込めたのでしょうが、やや自己陶酔に流れてしまってるような・・・。前半が長すぎて、意識が飛んでしまう感じ。Versaillesは(というかKAMIJOは)長い曲が好きですけど、長いだけの意味がある構成でないとなんか冗長なだけじゃないか、と思ってしまいます。


アンコール(その1)は、「Destiny 〜The Lovers〜」「The Red Carpet Day」。「Destiny」では見せ場であるTERUの早弾きギターソロがありますが、思わずTERUを凝視するとソロ数秒前に緊張した顔立ちで”構え”の状態で待っていたのでウケました。MASASHIも「MASQUERADE」のベースソロでは、「俺の見せ場だ、頑張ろう!」って感じで前に出てくるのですが、なんか緊張してややタッチが硬くなってるのが分かるんですよね。


アンコール(その2)のトリは、「この曲をやらないと終われないんだよな」とのたまうKAMIJOの声で「The Revenant Choir」。一瞬にしてデビュー当時の映像が浮かんできて、懐かしさとルーツを思い起こされます。ベース紹介のところでは、大きく胸で十字を切るKAMIJO。最後のメンバー紹介では、「正式メンバーになったから初めての仙台のMASASHI」というコメントもありましたが、ラストはエターナルメンバー、JASMINE YOU、と叫んでジ・エンド。

【面白かったエピソード】


この日の衣装は、Holy Grail仕様。TERUとHIZAKIの白衣装が目に眩しく、本当に麗しかったです。リボンフリフリのHIZAKIにも負けない、TERUのむき出しのお腹と大腿筋が超素敵で。HIZAKIの真紅のギターには、金の薔薇が描かれていてシンプルな美しさが目を惹きました。どことなく野獣っぽい(ときにいたずら少年のようなヤンチャな眼差しを見せる)MASASHIも激しく動いてて見てて楽しかったです。


一番、アレレだったのはKAMIJOの髪型ですね。登場した瞬間、縦に逆立つ髪に呆然。「アンタは、BOWYか、Toshiか!」と内心ツッコミ、客席からもビックリ笑いが起こってました。もうこの髪型と濃すぎる青アイシャドウのおかげで、KAMIJOを凝視できませんでした。本当かどうか分かりませんが、本人曰く、このツアー中、いろんな髪型を試しているとか。HIZAKIやTERUもだ、と言ってましたが二人は、とても麗しかったですからねえ。


「この髪型は、宮城県を現しているんだ。宮城県は縦に長いだろう?・・・分からない人は日本地図を見るように。」などとこの日一番の”?”な解説をしていました。どうせなら、稲穂の形と言ってくださればナルホド、と思ったかも。更に横顔を見くと、綺麗に上方に梳いて固められたラインを自慢げに指でなぞり、「特にこのラインが・・・」と繰り返し、その由来を説明するかと思ったらそのまま曲に突入。客席が「オイオイ」と総ツッコミ(笑)入れてました。


ただそれ以外は、「待たせたね、東北」「東北魂見せてくれ!」とか「僕達と一緒に、○○してくれないか。」とか、たまに紳士的なアオリ方もあったりと、なんかKAMIJOほんのり優しいな〜と、場内のムードが和んで良かったです。他には、メンバー間のボディタッチが以前に比べてすごく増えていたのも驚きました。演奏中、KAMIJOがTERUの首に手を廻し、ギュッと胸に抱き寄せて、挙句は、TERUの左のこめかみ付近にKISS・・・(いやーん、もう腐女子が喜ぶでしょ、って)。


YUKIとHIZAKIが目配せしながらニッコリ笑いかけ合ってる姿も心臓がドッキン!アンコールで再登場したTERUが正面で両手を広げてアピールすると後ろに並んだMASASHIが、TERUのお腹に手を廻して、映画「タイタニック」の有名シーンを再現したり、と非常にベタベタ仲良しっぷりを見せていました。ファンにとって、バンドマン達の親密さを感じられるのは幸せなものですから、どんどんやって下さい。


曲が全て終わって引っ込む前に、KAMIJOは笑顔でTERUにマイクを渡してしまいました。「えっ、僕ですか?!えっと、あとツアーは名古屋と大阪の2本なので良かったら見に来て下さい!」なんて”どこの広報のお兄さん”状態のTERU君に、KAMIJOも笑いながら「オレ、そんなこと言うと思わなかったよ」。また会場がリラックスモードになりました。激しくてもとげとげしさのない、実に日本的な良きお兄様たちよ、過酷な海外ツアーも乗り切って元気に戻っておいでね!


10行くらいしか書けないなあ、と思って頭かかえていましたが、なぜかいつもより長くなってる気が。。。(汗)


ROCK AND READ 036

ROCK AND READ 036


なんといっても驚いたのは、HIZAKIインタビューの中にあった「結婚もしたい」の一言。なにか揺ぎ無い自信を掴んだんでしょうかね、姫は。でも結婚して子供出来て、女装ができるのか・・・それだけが心配です。もう数年待ってちょーだいよね。