雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

堺雅人の悪い目にゾクゾク、「南極大陸」スタート

TBS開局記念ドラマとして、鳴り物入りで今夜スタートした「南極大陸」。木村拓哉主演のドラマをリアルタイムで見るのは、かなり久しぶりです。もちろん、お目当てはライバル氷室晴彦役の堺雅人氏のほうだったので、物語自体は割りと気楽に見ていました。


そんな調子だから、綾瀬はるかちゃんの「義妹」というのがいまいちピンときてなくて、仲間由紀恵ちゃんがキムタクの亡くなった妻、という設定も途中から分かった次第。明らかにラブロマンスの香りが漂うのに、何故、(キムタク演ずる)倉持をわざわざ妻有り設定にしたのだろうか?と変なところが気になってしまいました。


第一話は、南極観測への船出が当時どれほど”無謀”だったか、ということや”夢のプロジェクト”として国民に支持を集めたか、ということなどを描いておりました。敗戦で夢や希望を失った時代に、国民一丸となって、ということを力説しているのが、東日本大震災後の今とダブる部分があって、単純に盛り上がれない気分でした。


戦後11年のドラマということで、子供達も随分小汚い格好をしていて、時代感を出すのもなかなか大変そうですね。大型船・宗谷の改修や出港式など、大規模な撮影も多く、さすがに「お金がかかってるわ〜。」と思ったり。昔はこのくらいなんてことなかったのでしょうが、今は制作費も限られてて、どこのドラマを見ても、キャストなどが貧弱なだけに、とびきりの贅沢に見えます。


懐かしい柴田恭平さん、さすがに老けたけど今でも熱い男っぷりが格好良かったです。緒形直人さんもドラマで見るのは久しぶり。このドラマ、どこを見ても無名の役者がほとんどいない、ていうのが一番すごいなあ、と感心したところです。やけに男臭いというか。

【でもなんたって目に入るのは、雅人様です】


とはいえ、やっぱり堺雅人です。キターっ!!な敵役特有の鋭い眼光。いやあ、これこれ、これを見たかった。8:2分けのポマード固めの髪形(笑)とか、漆黒の髪と同じくらいの黒スーツとか、テカテカの広いオデコもなんのその、どことなく腹黒そうで、倉持の行く先々で睨みを効かせる姿がめちゃ素敵。


ここのところ、ずっと”草食系オジサン””究極の優男”ばかり見せられてきてたから、楽しい楽しい。熱く盛り上がった男達の中で、一人視線を外してクールガイをアピールする氷室さんに目が集中してウキウキしてました。こんなファンですみません。いやあ、いいですよ、やっぱりこうでなくっちゃ。


木村氏が、いつものごとく直球で熱い芝居をしてくれるので、”静と動の違い”が生きてくるんですね。特に演技が上手とか下手とかそういう目で見たことはないのですが、やっぱりキムタクって長年主役としてやってきただけに、ドラマの世界へ引きこむパワーは半端ないです。こうくるな、と想像がつく演技なのですが、彼の場合はそれが安定していて逆に強みなのでしょう。


堺さんが、あざといくらいに冷たく氷室を演じていても、それがやりすぎに見えないのは、木村氏のおかげかもしれません。今後、南極でぶつかり合いながらも友情が復活していったりするんでしょうね。いやいやこれなら最後まで楽しめそうですわ。


ちょこちょこ裏ネタも、聞こえてきます。木村氏がラジオで明かした、堺さんのエピソード。ある日のこと、撮影が終わって「マサト、夕食食べに行くぞ!」と声をかけたけれど、「僕、ちょっと用事があって・・・」と断られたそうです。実は、ロケ中にひょんなことで近所の神主さんと親しくなり、夕食をご馳走になった堺さん。彼とメアドを交換したり、珍しい話を聞かせてもらったりしてるとか。


塚原ト伝」でも神社とか巫女さんとか、その手の人物が出てくるのでそういう線もあったのかしら?ものすごく堺さんらしいエピソードでウケましたが、きっと木村氏はものすごく驚いたでしょうね。”変わり者”と呆れたのか、それとも堺さんのマイペースぶりに一目おいたのか。裏も表も面白いドラマで突っ走って欲しいものです。


そうそう、堺さんも14日で満38歳になったんですね。以前より少し目尻の皺も増えてきましたね。アラフォーでも、まだまだ瑞々しさを失わないで、ドキドキさせて欲しいものです。


荒野より

荒野より


主題歌は、中島みゆき様。これまたあざとい演出とはいえ、グッとくるなあ。