雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

「ビバリとルイ」 私を吉村&綾部ファンにさせる、すごい影響力

まさかバラエティで・・・

このところ”頭ウニ”状態で、ちょっと麻薬状態のようにハマっていたのは、バラエティ番組で人気上昇中の『ピカルの定理』の中の「ビバリとルイ」というBLコント。昨年の深夜にたまたま見かけたこのコントは、TV界ではタブー(?)とも言える”オフィス内BL”をネタに、「まさか・・・コントでそこまでやるの!?」と衝撃を受けたもの。


課長の早乙女ビバリ(吉村崇)とその部下・我修院ルイ(綾部祐二)が繰り広げる”禁断の愛”を独特のタッチで描いてます。名物は、勤務中に女子社員を追い出し、「なあ、いいだろう?」とルイに迫るビバリと「ダメですよ」と拒否しながらも受け入れていくルイの可笑しくてキワドイやりとり、更にわけの分からない横文字を並べながら、ルイの白いシャツを勢いよくはだけさせて、その胸毛をネタにする等。


まだ当初は、なんか見てはいけないパンドラの箱を開けてしまったような気分で、やりすごしたのも事実。バラエティ番組を毎週録画して見続けるという習慣もなかったので、ちょっと忘れてました。次の出会いは、本屋の新刊コーナーで「ピカルの定理」マガジンでした。その表紙を飾ったビバリとルイを見た瞬間、激しい動悸に襲われ、どうにも気になって購入させられてしまいました。


無意識のうちに刷り込みが起こっていたという、恐ろしい事実(笑)。でも、本格的にハマったのはここ1ヶ月くらいのことです。番組のビバルイ総集編を見て、動画サイトを探して過去のコントを追いかけていました。いつの間にか、エピソードは30話近くあり、ちゃんとリアルタイムで見続ければ良かった、と軽い後悔に襲われています。

【ビバルイの魅力】


最初は、ビバリこと吉村君の過剰すぎるクサイ演技と長い睫毛、黒のベストに白いブラウスをダンディに着こなしてルイに迫り寄る姿に目が釘付けになりました。カッコつけていれば、充分に二枚目に見えなくもない、その昭和な顔立ち(ちょっと渥美清さんに似てる気が・・・)を崩して笑いを取りながらも真剣そのもののその表情に圧倒されました。


そして最近では、綾部君演じるルイの繊細な表情にヤラレています。ビバリに冷たくされると、つぶらな眼をビバリに向けて切なそうな表情をしたり、時には厳しく突き放したり、抑えたトーンでさりげなくビバリへ必殺・愛の台詞を吐く・・・。黒縁メガネからのぞく目の表情の豊かなこと。いつの間にか目が離せない状態になり、胸がキューン!と張り裂けそうになったり。


もともと芸人さん達は、芝居のカンが良い、と言われてますけれど、吉村&綾部コンビにはひたすら「本気」を感じます。いや別に2人がそういう仲だとか妄想を浮かべるほど私は若くない(笑)。実生活では、女好きやエロをネタにするようなそういう人達だと分かってるんですけど、この2人には本当に「特別な色気」を感じてしまいます。母性本能系とでもいいますか。


吉村君なんかは、雑誌のインタビューで”BL”を”同性愛”と勘違いしていて、綾部君にマジな説明(BLとは女性の妄想の世界なんだ!)を受けていたりして、果たしてどこまで理解しているのか不明だったりしますが。分からないままにも、どこまでもひたむきに真剣に演じようとしている様が愛おしく、それが画面から伝わってくるから、日本中に中毒者を増やしているんでしょうねえ。


現代には不似合いなキザな台詞を吐いたり、”大映ドラマ”ばりの記憶喪失だの不治の病だの、結婚について母親の干渉があったりとか韓流ドラマっぽい展開を見せたり、使えるものはどんどん貪欲に取り入れて、強引に辻褄合わせてしまったり、最近はやや無理くりな流れもありますが、それでもBLについては、結構研究してるっぽい感じが漂ってきてニンマリしてしまいます。

【ビバルイが私にもたらしたもの】


ビバルイにハマるうちに、バラエティ番組に出演している吉村・綾部両氏にもときめくようになってきました。ピースはもともと又吉君のほうがインパクトを感じて、コンビでいるときは、全くといっていいほど綾部君に目がいかなかったのに、恐ろしい威力です。小柄で童顔だけれども、34歳という落ち着きももっていて、ソツない受け応えが上手な彼。


一方の吉村君は、日頃から大声だったり、時折キレてみたりしながら”破天荒キャラ”を売り物にしていますが、駆け出しの芸人のような話術の不安定さが魅力。あの追い込まれて困った顔になったときの”瞳のキュートさ”といったらたまりません。トークが本業なのに、荒削りでいつもハラハラさせるような感じなので、バラエティよりもドラマ向きかもしれません。


24日の放送では、テレビ欄の「ビバルイファイナル」の文字に一瞬、暗鬱な気分にさせられましたが、オンエアでは、ルイも完治し、服毒自殺(ルイへの臓器移植が目的)を図ったはずのビバリも復活し、第3の男(→ビバリの元恋人)聖沢レオン(オリエンタルラジオ中田敦彦)のゲスト出演という嬉しいご褒美もありました。


彼も妙な色気を持っていて、登場するとビバルイの甘い空気をクールに変えてくれるので、好きなんですよね。水曜22時でも、ビバルイは新展開をしながらまだ続いてくれるのでしょうか。かなりキワドイ種類のコントなので、セーブすることになるにしても、吉村&綾部コンビが見られるのは単純に嬉しいです。『ピカルの定理』の中でも一番ご贔屓の多そうなコントですし。


まだまだブレイクする可能性もあるような気がしますし。そんな私の強い望みは、ビバリとルイだけのDVD-BOXです。(実現したら相当売れるだろうに・・・。)先週は、白鳥美麗デビューイベントで、仙台へビバルイも来ていた、と知り唖然。白鳥の同級生の男子高校生の制服であれば、それほどではなかったのですが、ビバルイ姿は反則ですよ〜(涙)。


コントに戻って、バックに流れる中森明菜ちゃんの「北ウィング」を聴いてるうちに、やっぱりベスト盤CDを買おう!と盛り上がりました。彼女は、デビューしたての頃から、女性アイドルの頂上へのし上がって行くところやスキャンダルで人気に翳りが出るまで、リアルタイムで見てきた歌手です。アイドル後期の頃、「DESIRE」「TANGO NOIR」「難破船」「I MISSED "THE SHOCK"」などは好きな曲でした。


改めて聴き返してみると、シンプルですがドラマティックで覚えやすいメロディが耳に残ります。歌詞の中ではツッパリながらも、ちょっと痛々しさを感じていしまうような独特さがあり、単純に楽しいだけの歌はほとんどない気がします。コントとはいえ、ビバルイの”背徳の恋”に明菜ちゃんの悲哀のある歌声は、この上なくマッチする感じがします。


いやあ、書きたいと思いつつ、なんか変な抵抗感もあって、やっと書けたビバルイネタでした。


ピカルの定理マガジン

ピカルの定理マガジン

本屋で初めて目にしたときに強烈に引き寄せられ、「自分はビバルイファンなのか?」と愕然とさせられた一冊です。番組内のコント(ビバルイは2編)収録されたDVDが付録。ものすごい売れ行きだったそうです。


最近、購入しました。インタビューは、ネットでも読めます(→http://ayabe-cafe.clipp.in/entry/816497)が、薔薇をモチーフにしたツーショット写真があったので、お買い得でした。


ピカルの定理」巻頭特集の号です。ビバルイがもうちょっと載ってると良かったのですが。