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雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

’12フィギュアスケートNHK杯観戦 in 宮城(1)

フィギュアスケート

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5年ぶりに地元で開催されたNHK杯フィギュアが終わりました。私が見に行ったのは、2日目と3日目。一番見たかった初日のSPは、チケットが手に入らず・・・(涙)。もっとも、相当密度の濃い試合が集中している3日間だったので、とても全試合を制覇する体力がなかったこともあり、早々に諦めてしまったわけですが。


フィギュアスケートは、伊藤みどり選手がまだ中学生の頃から楽しんで見ていましたが、もともと技術面について熱く語るようなコアなファン要素はなく、生での観戦もショーを除けば2回目。ということで、あくまでド素人の目線で書くつもりです。レポというより日記なのであしからず。*1


この1年以上、自分的にスランプというか、フィギュアスケートへの興味もだいぶ減って、テレビ中継もあまり見ないでいました。浅田選手の長い不振もあり、女子の試合はあまり見なくなっていましたし、男子も世代交代が激しかったり、特定選手に腑に落ちない採点が多く、もう勝敗自体にあまり興味を持てなくなっております。それは現在も同じで、グランプリシリーズもさほど興味を持って見てるわけではありません。


今回もグランプリファイナルで、たった6人だけのファイナリストに日本男子スケーターが4人も参加、と聞いて「あちゃー」と思ってしまいました。世界のスケーター達の中で、日本の選手がズバ抜けて優秀なことは誇らしいことですし、選手達の頑張りがあってこそ、というのはもちろん自明の理です。スケート貧民国から、よくぞここまでのし上がってきたものだ、という感慨も。


但し、それが日本以外の会場で、となると単純に喜べないのが悲しい。会場となるソチで、6人中5人がアジア系で、地元選手も出場しない、となったら、「果たして本当にお客さん入るんだろうか?」と心配になってしまいます。たとえ実力通りの選抜であっても、同じ国からは2人ぐらいでいいんじゃないか、それが競技のバランスってものじゃないか、と。*2


では「なぜ今、NHK杯か?」と聞かれたら、やはり復興支援もかねて特別な大会のカラーを色濃く出している日本大会で、こんなにも身近な所に日本の有名選手がやって来る!というワクワク感があったからです。15歳から成長を見てきた浅田真央選手や、努力と感動のヒロイン・鈴木明子選手、そして成長著しい羽生結弦選手も。宮城に関係が深い選手でありながら、なかなか地元では見られないというアンバランスな状態だったこともあり、これを逃すと次は何年後?という状況でもありました。


高橋大輔選手は、5年前の男子フリーの試合を見ておりますが、その時の会場である仙台市体育館は今回のセキスイスーパーアリーナに比べれば、建物はずっと小ぶりで、よっぽど市内にあるのになんだかローカル感があり、セレモニーも地味だったのか競技以外はあまり記憶に残ってません。今回は、やはり日本の中心選手が揃ってて派手で活気もあり「国際大会だなあ」という感じがしました。

【試合とは関係ない諸々のこと】


ただセキスイスーパーアリーナのある利府町は決して近くはないんですよねえ・・・。アイドルのコンサートで何回か訪れており、シャトルバスも出ているので帰れない距離ではないのですが、こんなイベントでもなければ、宮城に住む人間でも一生足を踏み入れなかったかもしれない所なので、ひとくくりに「仙台」と紹介されると、違う違う、と思ってしまいます。


それにしても今回のチケット争奪は、かなり厳しかったです。チケットサイトの最優先予約でもまさかの落選が続きました。やはり日本全国のフィギュアスケートファンが殺到した!という感じ。考えてみればショーは(大都市で)比較的多いようですが、知名度も歴史もある国際試合はそう多くはないわけですし。海外まで追っかけるファンもいるほどなので、当然か。実際、応援慣れしているファンらしき観客も多数見かけました。


駐車場に止まってる車が少ない(コンサートの時と比較して)ということも、東北や地元から物見遊山でちょっくら来てみた、という一般人が意外と少ないことが感じられました。しかし、チケットは完売のハズなのに、SPをテレビで見ると、SS席のような最高のエリアに空席が結構あったことにショック。招待客が来なかった、ということなのかしら?こういうのは、見たくても見られない人が多いだけにかなりヒンシュクだよなあ、と。


そうそう、今回の舞台裏で起こっていたチケットトラブルがもう一つ。寒空の下、開場前で「座席のブロックが不明な方はお知らせ下さい。」のボードを抱えていたスタッフが多数いたのですが、これは、某有名チケットサイトから購入したチケットにブロック番号が抜けていたという不備があったためです。なぜ分かるかというと自分もそこから購入していたからです(笑)。


たまたま一般で手に入れたチケットと見比べて、ブロック番号がないチケットが届いて不審に思い、数日悩んで思い切って、問い合わせ窓口に電話をかけてみました。こういう大きな大会の場合、チケットや施設の管理は地元の会場ではなく、あちらこちらにバラけているようで、担当者からは「たぶん大丈夫だと思いますよ。」と曖昧な回答をもらったのですが、「○列目△番だけでどうやって分かるんだろう?」とまた疑念が払拭できず・・・。


すると10分もしないうちにチケットサイトから、ブロック番号の抜けのお知らせがメールで一斉送信されてきました。「やはり疑問は遠慮せず聞いてはみるものだわ」とホッと胸を撫でおろしましたが、もしそのままミスに気付かなかったら、なかなか入場できない観客で会場前は大混乱しただろうとゾーッとしました。結局、後から正式な席番を印刷された葉書サイズのカードが届きましたが、チケット配券を再度やり直すようなもので、ひとつのミスがきっかけで大変な労力と出費だったろうなあ、と少し同情しちゃいました。

【会場の中で】


入口付近には、多数のグッズや書籍の販売がありました。羽生君や大輔君の2013カレンダーがあったのにはビックリ。他にも、大輔君のオリジナルグッズ(「DISK」ロゴのタオル、持っていた人多かったですね)、真央ちゃんのオリジナルグッズ、スケート関連グッズ、NHK杯グッズやパンフレット、スケート靴キーホルダーにストラップ、”投げ入れ用”の花(一輪挿し)やぬいぐるみまで、売ってるところが日本らしい。


花屋で購入して持ち込んだお花には、リンクに花びらが散らないようにラップサービスまでしてくれるのだそうで、長年の競技経験と知恵を感じます。また、NHK宣伝ブースがあり、デジタルカメラでの無料撮影&広報グッズを受け取れるサービスもあり、来年の大河ドラマ「八重の桜」の特製一筆箋もゲット!来年は、会津や白虎隊で盛り上がろう!とその気にさせてくれました。


選手からの特設メッセージボードも飾られており、観客の撮影スポットとなっていました。試合と試合の間の休憩時間は1時間以上ありましたが、製氷時間の他に、大型スクリーンにスケートの映像や震災復興のイメージビデオが流れていたり、リンクでキッズスケーター達の記念の演技やNHKのマスコット”どーも君”キャラクター3体によるスケートショーが披露されており、場つなぎも退屈しないように工夫があったり。どーも君、実はスケート上手でビックリ(笑)。


地元の少年少女のキッズスケーターが20人くらい活動していましたが、試合中に彼らはフラワーボーイ&ガールとして、リンクに投げ入れられた花やプレゼントを拾うという大事な使命を担っています。まさに5年前のNHK杯では、羽生君もそれをやっていた、というレア情報を知り、「ああ、会場でキッズ時代の彼をちゃんと双眼鏡でチェックしておけば良かったわ〜」と後悔したものの、今回も少年スケーターのチビちゃんには目がいきませんでしたね。


まあ、そんなこんなでいろいろと催しがあったものの、とにかく休憩中のトイレの込み具合には冷や冷やものでした。毎回、どんなイベントでもそうなんですが、トイレさえ不安材料がなければどんなにか競技に集中できるでしょう・・・。永遠の悩みです。会場は、スケートリンクなだけに底冷えが結構ひどく、膝掛けは必須アイテムなんだと痛感しました。それから、よく会場で国旗を揚げているファンがいらっしゃいますが、あれって一ヶ国ではなくて、何ヶ国の国旗を束ねて用意している人もいるんですね。今回、目から鱗の発見でした。


国旗にせよファングッズのタオルにせよ、コンサートで振られるうちわやペンライトみたいなもので、「お祭り気分」を楽しむには有効だなあ、と感じました。今回は選手のイラストの入った横断幕(バナー)が少なめでスッキリとしていたのがなかなか良かったです。外国の会場なんかだと、出場していない選手の大きなバナーが飾られていたりして「出てないのにナゼ??」となりますし、結構テレビで映り込むと映像的に気が散ることもあったので。


(つづく)

*1:もとより、競技についての感想も主観でしかありませんので、技術分析などのテクニカル志向・特定選手の熱狂的ファンにはこのブログは不向きかと思われます。

*2:GPシリーズは、個人ポイント加算の場だったり、五輪候補選手を選ぶ条件にもなる、ということはとりあえず置いておきます。