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雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

五輪に向けて戦略を立てろ!

フィギュアスケート

この週末、「世界フィギュアスケート選手権」が開催されました。最近、あまりにもフェアでない採点にイライラすることが多く、フィギュアスケートの試合を見ないで過ごしていたので、結果は速報ベースでおさえているだけです。


日本選手はコンディションの悪さに苦しみながらも、頑張って男女共に五輪3枠獲得となったそうで、「まずは良かった・・・」とホッとしました。今季は、ずっと飛ぶ鳥落とす勢いだった羽生君がまさかのSP9位の出発、と聞いて暗雲立ち込めたので本当に最後に踏ん張ったのでしょう。


今回の大会は、来年のソチ五輪の前哨戦でもありますが、男子はパトリック・チャン、女子はキム・ヨナの優勝ということで、始まる前からの予想通り、もはや出来レースレベルといっていいほど。その見えない”陰の力”に加え、2人の調子も良ければ揺るがないでしょう。


今回の世界選手権は、韓国の五輪出場枠のためだけに、内心嫌々ながら出場したと思われるキム・ヨナ選手。2年も表舞台を休んでいて、数試合の参加だけでしっかり3枠持っていったという、なんというしたたかさ。必死に頑張っている各国の選手たちを尻目に、そういうナメた態度にも嫌気がさしておりました。

【直前の4大陸選手権こそ疲弊の原因では?】


この2人のソチ五輪優勝を阻む大番狂わせを願わずにはいられませんが、日本のフィギュア界にも問題があると思ってしまいます。あれだけ素質も才能のあり、真面目でひたむきに努力をしている何人もの選手達を抱えていながら、あまりにも戦略がなさすぎる!


1ヶ月前の四大陸選手権に今回出場した日本選手がほとんど出場していること自体が、愚の骨頂です。以前も高橋大輔選手が4大陸選手権に出場して、世界最高得点で優勝したすぐ後の世界選手権で力を出せなかった、という前例があったと思います。世界中のフィギュア選手達は、世界選手権に照準を合わせているのに、日本人だけは真面目さ故に全ての大会に全力投球してしまう。


もちろんフィギュアファンの熱い要望に応えるのは重要ですが、かといって戦術というか戦略もないと五輪は勝てないと思うんです。個人レベルではなく、国レベルでの戦術です。1年の集大成となる世界選手権で、毎年、疲弊する選手(体調不良、試合でのアクシデント等も多い)がいるのがその証拠。少なくとも4大陸選手権は、もっとこれから伸びる若手にチャンスを与える舞台にして欲しいです。


最近出来た4大陸選手権は、世界的にはまだまだ注目度の低い大会のため、「もっと有名選手を出せ!」とISUから(?)依頼というか半強制的なお達しがあったという話を聞いたこともありますが、「なんで1ヶ月前?」「本当に余計な大会だなあ」と思ってしまいます。せめて来年こそは人選を間違えないで欲しいものです。


これからソチ五輪までの短い期間に重要なのは、とにかく戦略じゃないか、と思います。まあ、全てが思い通りというわけにはいかないでしょうが、精神力と努力においてはどの選手も充分持っているのですから、もっと科学的に全ての力を結集できるように図って欲しいです。