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雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

ブログの無断転載の罠

今年も明けて早10日が経ちました。新年早々のネタにしてはちょっといかがなものか、と思いましたが、やっぱりこのことは避けて通れないかな、と。私が書いてるメインブログのほうなのですが、最近、とあるブログにあるエントリが無断転載されているのを見つけました。


かろうじてリンク先と「転載」の旨は記載されているものの、文章自体は全面コピーで商品紹介までご丁寧に同じものを貼っている、という状態。最初に見た時は、「どういうこと?」って一瞬ワケが分からず、思考停止になってしまったほど。


無断転載は、過去に3回ありました。一度目は、Wikipediaに挙げられた内容が、自分のブログ記事から一部を切り取ってほんのわずか変更した、と明らかに分かったので、Wikipediaに削除依頼を出してカットしてもらいました。


私自身、専門家ではないので、その記事を書く場合には、参考文献となる本から情報をピックアップして自分の言葉でまとめる、という作業をしておりました。あくまで情報は情報なので、同じような内容が出てくるのは仕方ないものの、細かいニュアンスまで変えずに、勝手にブログの二次利用してしまう神経っていうのはどうなのか、と憤りを覚えました。


その作者*1と思われる人は、おそらくあちらこちらのブログから同様の手段を用いて、複数のWikipedia記事を書いていたようで、悪気はないかもしれませんが、「かなり悪質だなあ」と思われました。Wikipediaに載せたからと言って、特段、経済的にメリットとなることは考えられません。


せいぜい沢山の人に読まれる機会が増える喜びくらいじゃないか、と。であるならば、その作者は、最小限の他人の書いたものをコピーするという手段により、自己顕示欲だけを満足させようとしていたのか、とさえ感じてゲンナリです。


2度目は、一時期、私のブログへコメント投稿をしていたAさん(ブログ読者)が自分のブログに、私の記事を無断で転載した件。これは、同じくブログを覗いていてくれていたBさんからの一報で教えてもらいました。更に、そのBさんがAさんに「やめた方が良い」と伝えてくれたことで、私の目に触れる前に削除されていたようです。


Aさんとはコメント欄のみならず、メールでも何度かやりとりをしたことがあったのですが、あまりネチケットやマナーを理解していない若い女性で、他人の意見や進言に対しても、著しく読解能力が欠けているような「のれんに腕押し」タイプだという印象で、ちゃんと理解できたのかどうかは分かりません(汗)。


そして今回の3回目。当人には、無断転載で削除要望を伝えたところ、ブログ記事はごっそり消されておりましたが、謝罪などの言葉は全くありませんでした。その人は、私が気付かずアプローチをしなかったら、そのまま平気でブログ運営を続けていたのか、と思うと呆れてものも言えません。


私自身は、他の方の記事をリンク先で紹介したり、一部引用するときには、できるだけ「引用させてもらいます」ということは、当人に伝えるようにしております。ニュース記事やインタビュー記事、有名人の公式サイト・ブログなどについては、その限りではありませんが、少なくとも自分が書いた、というフリは絶対にしないように努めています。


音楽や映像も簡単にコピーできる時代ですし、あまりネット世界に詳しくない初心者などはさほど悪気がないまま、”なりすまし”行動をおこしてしまうのかもしれませんが、かといって、それは一生懸命自分なりに記事を書いてる人に対して、とんでもないマナー違反ですし「この無礼者!」と一喝したくなる行為だと思います。


こういうことがあると感じるのは、憤りよりもむしろ無力感ですね。ネットの情報は、大多数が無料だから、そこにある情報はどう利用しようと構わない、という間違った思い込みで傷つく人もいるんですよ、と。ましてや一般人の自分なんかは、書くことを生業としているわけではないので、目に見えるメリットというのは少ないわけです。


自分の好きなモノや事柄に共感してくれたり、興味を持ってもらえたり、あるいはコメントなどで交流したり、双方向の情報交換になったり、というささやかな喜びのために書いてるわけです。大した内容ではありませんし、好きなものを調べている時は夢中になっているため苦痛ではないですが、ものによっては一つの記事に数十時間調べた内容をまとめていることもあります。


多くのブロガー達の裏の労力を考えれば、単純に「コピペでアップ!さあブログ一丁上がり!」で済ます心無い人達ってなんだろうなあ、と思ってやるせなくなってしまいます。たかがブログ、されどブログです。


どんなささやかでとるに足りない文章でも、自分で書いたものの方がはるかに尊いんだよ、と言いたいですね。

*1:実際は作り手ですらないでしょうけど。