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雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

祝!羽生結弦 '14ソチ五輪金メダル

フィギュアスケート

まさか、まさかの金メダル

大雪の朝、仙台出身の青年スケーターが大記録を達成しました。それは、羽生結弦君。彼がSPで世界最高記録の100点越えを達成後、「フリーは、難しいだろうなあ。」と思って、あまり期待しないでおりました。大体、あまり夢中になればなるほど、がっかりすることが多いので。


昨夜、深夜の競技、さすがに生中継は見ようかと思っていたものの、あまりの眠さに一度仮眠をとり、町田樹君の一人前の選手から起き出したのですが、”氷上の哲学者”町田君も表情は険しく、4回転が決まらない。上り調子であっただけに残念で、五輪の魔力を噛みしめているかのようでしたね。


次は、高橋大輔選手。バンクーバーから4年。怪我もありましたし、4回転が当たり前の時代になってきて、25歳が限界と思われるフィギュアの世界では、なかなかの苦戦を強いられていたようですね。モロゾフコーチに戻ってからのプログラムは精彩を欠き(大ちゃんの強みのステップが封印されてしまったので)、これではメダルは無理じゃないか、と始めから感じていました。


ただあの緊張の雰囲気の中、どこまでも清々しい表情を滑りきった大ちゃんは美しかった。これが最後、と達観して、どこか遠い世界に魂が旅立ってるような、冷静で迷いのない姿。たとえ回転不足や両足着氷があろうと、淡々と美しく舞い上げてくれました。私にとっては順位はあまり関係ありません、納得の演技でした。


そして、羽生君。6分間練習での強張った表情、ジャンプが不安定で「こりゃあヤバいわ。」と心配になります。奇しくも本田武史さんが、「最終グループの全員が緊張してますね。」と説明していた通りのガチガチ感。”天才”やら”宇宙人”やら、と形容されていても19歳、初めてのオリンピック。


その緊張は、最初の4回転の転倒で現実のものへ。その後のトリプルフリップもステップアウト。まさに本人も「あちゃ~」と思っていたのでは?ミスがあると、いつもの倍も疲れる、という言葉の通り、ヘロヘロ感は漂っていましたね。スピンもいつもよりぶれていて、「大丈夫か!?」でしたし。


後半の連続ジャンプは手堅く決めて、綺麗なイナバウワーも見れて、羽生君の柔軟さと良さは感じられましたが、パーフェクトの滑りからは程遠く、6割くらいの印象でした。最後のポーズを決めて、ハアハア言ってる顔も苦しく、「失敗だった」というショックも色濃かったように見えました。


そして次は、王者パトリック・チャン。「やっぱりソチは、Pチャンの金メダルかあ。」と彼の演技が好きではない私は、羽生君の得点も見ないでふて寝(笑)を決めこみました。良くも悪くも朝になったら、結果は分かるや、と。


で、起きてみたら、羽生結弦金メダル!の驚きのニュースが。他の選手も五輪の魔力に飲まれてしまったこと、という幸運もあって、やや棚ボタ・・・(汗)ではあるものの運も才能のうち、ということでしょうか。まずは、この時期に10代のピークがハマったことの幸運を感じ、SPでのあの目の覚めるような演技があれば、実力的にはなんら恥じることのない結果なのかな、と思い直して。


一番悔しいのは、完璧な演技で飾れなかった羽生君でしょうね。4年後、また五輪がありますが、その時に完全な体調と技量でリベンジできる保証はありません。それだけ競技として、過酷なスポーツだと思います。ただ、今は若者らしく喜んで、頑張った自分にご褒美いっぱいあげていいと思います。


余談ですが、第3グループに滑って気が付けば、3位に這い上がっていた、デニス・テン君の”いぶし銀”のような存在にも驚きました。そして、表彰台がアジア系ばかり、という珍しい状況にも。なんにしても表彰台で「オリンピックだあ」と呟いていた羽生君は、可愛かったですね(笑)。


13歳の世界ジュニア選手権で(この試合はミスが多く、12位という不本意な成績でした。)滑っていた羽生君を見て、海外の解説者が「すごい才能を持った少年だ。皆さんは今、将来オリンピックの表彰台に上がる選手を見ているのです!」と褒めあげていた言葉を思い出しました。それが実現した奇跡の夜でした。


おめでとう!羽生君

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蒼い炎

蒼い炎

エッセイ集です。写真もいっぱいありました。

もうねえ、どれを買えばいいの?!ってくらい出てますよ。