雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

'14.4.20 Schwarz Stein「GEBET」ZEALLINKインストアイベント

昨日、渋谷のヴィジュアル系専門店 ZEALLINKで、生まれて初めて生のSchwarz Steinを見ました。最も、この日のメインイベントは、夜からのKayaちゃま主催「お花見SHOW」の方だったので、シュバルツさんは、「ついで」に近い感じ(失礼)でしたけど。


店舗の中でのインストしか経験ないので、ちゃんとイベント用のスペースがあるのは贅沢だなあ、と思いました。渋谷の一等地?でもありますしね。それにしても渋谷には何度も行ったことがありましたが、こんな裏通り、初めて知りました。道が分かりにくい、と聞いて調べておき、当日早めに下見もしておいて良かったです。


100名限定で、並べられた丸椅子が50個。気合を入れなさ加減で立ち見となってしまい、老骨には堪えましたね・・・。(もう少し気張れば良かったなあ。)コンクリートむき出しの空間は、ちょっと寒々とした印象で、広さ的にも小さなライブができそうなくらいの大きさでした。手馴れているのでしょうけど、半分殺気立ちながら場内整理しているスタッフのお姉さんが印象的でした。


4時を少し回ったところで、新生シュバルツの黒衣装に身を包んだKayaちゃまと、オデコにペイントをしたHoraさんがすっすと入場。キャーの歓声とかはなく、実に淡々と。トークイベント自体が10年ぶり、ZEALLINKは初めて、というHoraさん。ややグロテスクなメイクのHoraさんは、話始めると本当に”気さくなお兄ちゃん”と言った感じで、マイペースぶりと”天然”ぽさが際立ってました。


気楽に聞いていたので、インタビュー内容はかなり怪しいラフさですけど、とりあえず並べてみます。

Q:久しぶりに会ってみての感想&お互いのここは好き、または嫌いなところは?

H:あまり変わったところはないけど、Kaya君はすごく綿密というか。前より一段と細やかに気を遣ってくれるので、スゴイな、って(笑顔で見つめながら)。
K:Hora君は、いい意味でマイペースな所は、変わっていないなって。お互いのファンも全然違くて、10年前のラストライブでも、ワーワー泣いていたのは、Kayaのファンで、Hora君のファンは「(爽やかに)お疲れ!」みたいな感じだったもんね。
H:そうそう。

Q:曲作りについて変わったところはありますか?

H:Kayaちゃんのソロも作っていたから、特別に意識してることはないですね。昔も今も曲はメールでやりとりしているので、「できたよ、送るね」って。
K:「うん、分かった。歌詞送るね。」って。スタジオで合わせたり、直接会ったりしないのよね。ソロの経験も生かして、ちょっと歌い方を変えてみたのはあるけれど。

Q:新曲で新しい試みなどはありますか?

H:やはり10年もやってると機材の進歩もあって、昔はない音が出せるようになったりしておりまして。今回、そういう音も入れたりしてますね。
K:なんか琴みたいな音も入ってるよね。それでファンの子から「今回の曲は、和のテイストが入ったんですね。」という感想がいくつか届いたんだけど。別に”和”は、意識していないんだよね。
H:意識していない。たまたま。

Q:海外への展開とか考えてますか?

K:フランスとかドイツとか、そうロシアもね、ヨーロッパ方面をちょっと考えてます。シュバルツが活動休止したのが2001年頃なんだけど、その頃、海外でヴィジュアル系の全盛期でもあって、その頃を知ってるファンとかがいて、Kayaソロでブラジルに行った時も「Schwarz Stein!」とか掛け声がかかったことがあって、「うん、そうだけどちょっと違う!」(笑)って。フランスなんかだと10年の間に代替わりしていて、「姉が聞いてました。」とか言われたり。
H:オレは・・・ハワイに行きたいなあKayaちゃま「ハワイ!?」と声が裏返るほどの驚きに、会場大爆笑)。なんか行きたいんだよねえ、ワイハ。ツアーでどうかな。企画したら皆、行く?(「行く~!」の声に)本当に?(と何度も意思確認するHoraさん)行きたい人、手を挙げて。結構いるねえ。
K:ハワイで何するの?
H:泳ぎたい。でもオレ、色白なんだよねえ・・・。

Q:メイクなど、以前と変わったところはありますか?コンセプトは?

K:あまり大きな変化はないんですが、シュバルツのイメージで考えて、少し青を入れているかな。
H:白塗りしたけど、久しぶりだったからなかなかノリが悪くて。でも、さすがに独りで出来ました。また眉毛が無くなったけど・・・。ちょうど生えた頃に、コレ(シュバルツの活動)があって、また剃っての繰り返しで。
K:額のマークは、もうシールで販売しているんだよね。

Q:何か新しいグッズとか考えていますか?

K:いろいろと考えています。タオルは、作ろうかな、と思ってる。
H:デザインは全部、Kaya君がやってくれるので、任せてます。
K:Tシャツとかもね、「作って下さい」と言われたから「じゃあ、作るわ!」とソロで作ったけど、びっくりするくらい売れなかったのよ(笑)。
H:Tシャツねえ、(欲しい!の声に)本当に買う?キミ達。どうせ家着でしょ。堂々と外に着て出なくちゃ。

Q:次のライブで、セッションとかありますか?

K:珍しく主催ライブを企画したんですけど、セッションとかする?
H:(顔を見合わせて)する?
K:○○さん*1とHora君の間にKoziさんを立たせて、とか。(会場、爆笑)
H:(イマイチな表情で首を傾げてちょっと不同意)それならオレ、客席で見てるよ。
K:ダメ~!

Q:”ヴァンギャ充”で彼氏ができません。どうしたらいいでしょうか?

K:ヴァンギャ充って何?リアル充みたいなもの?そうなんだ。
H:まあ、いいんじゃないんですか。
K:そうねえ、ヴァンギャル人生が充実しているなら、彼氏は難しいかもね。でも、同じ趣味の中でヴァンギャルの友達を作ればいいじゃないかな。

Q:お2人共、猫を飼っているのですが、親馬鹿なエピソードはありますか?

H:うちは今4匹。
K:うちは、2匹。でも増えちゃうよね。今、もう一匹飼おうか悩んでる。”ごま”は、積極的で好奇心旺盛。”うに”は、ちょっと臆病かな。
H:1匹がすごく太ってしまったんだけど、顔の前に持ち上げてその大きなお腹に顔を埋めるのが気持ちいい。
K:分かる~。やっちゃうよね。
H:家の中に、猫トイレを3,4つ置いてる部屋があるんだけど、そこでおしっこはやってくれるんだけど、大のほうをやってこくれなくてちょっと困ってる。仕方ないので、こうやって(袋を手にとって再現しながら)・・・片づけてる。
K:壁とかもガリガリするから、もう壁は消耗品です!タペストリーとか飾っていたけど、もうボロボロになってるもの。

Q:お互いの猫は、見に行ったりしないのですか?

K:自宅とか行かないわねえ。でも、最近、Hora君の家が結構近いということが分かったの。駅名聞いたら、あら、近いんじゃない?って。
H:近いんだよね。(顔を見合わせて、意味深な笑い)


毎度、かなりの意訳が多いかもしれませんが、こんなところでしょうか。サイン会で、初めてHoraさんに「気さくな方なんですね?」と声をかけたところ、「ね、結構イイやつでしょ。」とニヤリと笑ってくれて、また親近感が増しました。


2人の関係性は、昔からベタベタせずに適度な距離感を設けるビジネスライクな付き合い、という見方を持っていましたが、そこは私の予想通り、という印象でした。ステージ外では、あえて近づきすぎず、鮮度を落とさない、という大人な関係。その厳格な距離感を守っているからこその程良い関係と信頼感を築けるのでしょう。


ハワイツアーのトークは、一番盛り上がってましたね。不健康そうな見てくれのHoraさんなのに、ワイキキビーチのイメージが唐突過ぎて、意外性あって大ウケ。クールなサウンドとは全く違う、素顔の気さくさにちょっとヤラレましたし、少しだけ苦手意識のあったSchwarz Steinを、ようやく身近に感じた一瞬でした。

GEBET購入ページ

 ⇒ ZEALLINK限定発売の新曲でした。次の曲は、一般発売予定のようです。

*1:特別な意図があるわけではなく、単純に名前が分からなくて。