雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

虚脱感に襲われて・・・

衝撃の退団発表が続く

先週末、スタジオライフのウエストエンド版「夏の夜の夢」を見に行っておりましたが、その直前に衝撃的なニュースが入ってきて、なかなかブログをアップする気にならずにおりました。それは、Jr.1の林勇さんとJr.9の神野明人君の退団発表。


どこかで覚悟をしておきながらも、「まだもう少し先だろう。いやもしかしたら戻ってきてくれるかも・・・」と淡い期待を抱いていた林さんと、「聞いてないよ~!」と寝耳に水だった神野君。ここ数年、どんどん実力を蓄えていて、入団当時には予想もしなかったような良い役者になってきた、と思っていた矢先の神野君の退団は、堀川君の休団と並ぶ驚きでした。


はからずも今までややご無沙汰気味*1だった奥田君や深山君のリターンズには嬉しい思いもありますが、その直接の原因は、中堅どころの退団が続いたため、と思わなくもないため、ちょっと複雑な思いではあります。


しかしながら、なかなか林さんの退団ショックを乗り越えるのは難儀なことです。20年近い劇団への高い貢献度と実力で劇団を下支えしていた、という自他共に認める役者でしたし、個人的な感情を超えて劇団的にもあまりにも痛手です。


幅広い実力で観客を唸らせる一方、どこまでも「異分子」的で、穏やかで協調性の高い(と思われる)劇団員の中で、妥協を許さない厳しい姿勢がある種の緊張状態をもたらしていた稀有な存在でもあった、だけに残念でなりません。いやあ、何を語っても、とにかく素直にショックさめやらず、です。


もちろん、スタジオライフをライフワークとしている私としては、どんな試練があろうとも、残った劇団員と共に(時に歯を食いしばり)未来を夢見て追いかけていきたい、とは思っています。ただ、高根さん、吉田君、荒木君、三上君など大きな存在だった役者が退団で去り、ベテラン勢が未成熟の若手達を脇役として支える現状には、月日の流れを感じて一抹の寂しさを覚えてしまいます。


劇団とは、まるで生き物のように新陳代謝を繰り返していくものなんだなあ、とつくづく感じました。むしろ、変わらないものなどありゃしないのか・・・。一つ一つの芝居こそが、その時、自分が出逢った「唯一の真実」なんだなあ、なんて感慨もあったり。

*1:あまりライフの舞台に出演していなかった、という意味で