雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

1人の役者 ノスタルジックな回顧録(4)

そして、これまでと今から・・・

ソロ活動


長いけれどあっという間でもあった、劇団スタジオライフ時代。それから、さんが事実上の休団状態となってから約2年間。ソロ活動をメインに、今までできなかったことにもいろいろとチャレンジされていたようです。一度でいいから、ライブで歌う姿は見たかったですね。それから、お誕生会だとか・・・全く羨ましい限り。


地方住まいですから、そうそう行けるもんじゃありません。(たとえ行けるとしても、資金には限りもありますし、ちゃんと自制もしなくちゃ)東京に住んでいたらもっと足を運んだかもしれませんが、それは言っても仕方ないこと。その分、限られた1回に全神経を集中して見ているつもりです。


退団されても、大きな変転なく今までのソロのペースで地道にやられるのかな。こういう時ですから、昔よりマメさが減った私も、「普段よりは足を運びたい」とか「その後の成り行きを見守りたい」とか殊勝に思ったりしております。

素晴らし過ぎる女形


劇団時代を振り返って、林さんは8割近く女性役を演じたのではないかな、と思います。特に女役志望なわけでもなかったのでご当人も、本気で拒否したい時もあったでしょうね。役者としては、いろんな役どころを演じてみたいでしょうし、他の劇団員も大体男女スイッチする場合が多かったので。


それでも、林さんに女役が集中してしまうのは、あり得ないほどのその完成度の高さ、があったからでした。生来のハイトーン・ボイスはもちろん、お化粧するとチャーミングになってしまう顔立ち、華奢な体つき、そして並外れた演技力。男性が演じているのに、女装家やニューハーフに見えないほどのリアルさ。


いっそ篠井英介さんのような女役を”生業”にして、プライドを持って演じるような役者だったら、吹っ切れるだろうに、とすら思ったりして。確かに歳をとって、渋い男性になったとしても劇団にいたら、やはりまだまだ女役が続いてたかもしれない。


私自身、基本的に男性の演じる”女役”が異常に好きな人なので、数少ない?レパートリーの男役の印象が、正直かなーり薄いのも事実です。気に入る役は、どうしても女役ばかりでした。(これけっこう真剣に語り始めると、「ジェンダー論」に繋がりそうなので、ひとまずスルーします。多分、私の深層心理がそうさせるんだと思います。)


たまたまソロ公演を見に行った時が、これでもかというほどに、強烈にオッサン臭さ(失礼、ナイスミドルですね)漂う演者のときで、またキャラクターもエログロ&哀愁を織り交ぜた感じでしたし、あえて劇団ではやらないような役を選んでいたのかな、ずっとこういう役もやってみたかったのかな、と思ったりもして。


それでも、ちゃんとアドレナリン出ましたので、なんとか持ちこたえた(笑)ようです。今となると、もうなんでもござれ!女だろうが、男だろうが、おっさんだろうが、伝説上の人物でも動物でも、好きにやってくれ!って感じです。期待とも不安とも一言では言い表せない感じですね。

結びに一言


ようやく書きたいことの半分くらいは書けたかもしれません。何せ、昔からファンレターの書けない人間(汗)です。万が一、書き始めたら20頁くらい嫌がらせのようなロングレターを書いてしまうだろうし、およそファンレターに似つかわしくない内容になるに決まってるわけで。こうやって客観的に好き勝手書けるブログが一番かな、と。


とはいえ、まだ内心グダグダです。全然、落ち着いてはいないです。だからって何ができるわけじゃないですけれども。自分の将来だって見えないのですから、林さんの将来像なんて全く見えませんが、自分が信じた道をゆっくり、ワガママいっぱいに妥協せず、歩いていって下さい、と。


なんだかんだあっても、スタジオライフで林さんの名演技に溺れることが出来て幸せでした、本当に。