雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

近況と少年事件

最近は、ようやく春の足音を聞くことも多くなってきましたが、まだ身体の一部が不調です。利き腕を痛めており、鈍い痛みを感じたり、膝が調子悪く病院通い。やはり寄る年波を感じずにはいられません。温かくなったら、もっと鍛えなければ・・・。


スギ花粉症も始まってしまいましたし、今年の東北地方は例年の6倍ですって(驚)!最近は、スギが終っても、ヒノキやらイネやらで6月くらいまで、鼻がムズムズ。私に楽しい春を返して!!って感じです。

未成年が起こす、衝撃の殺人事件


さて最近気になったのは、川崎中一殺害事件。いろいろ事実が分かれば分かるほど、短絡的で残虐な犯行にゾッとしています。LINEで隠された息苦しい交友関係、周りの大人達の余裕の無さや背後に潜む貧困問題なんかも実は深い要因でないか、と思ったり。今の時代、金八先生はいませんから、教師に責任を求めるのもちょっと無理がある気がしますし。


少年法」の問題も騒がれていますが、少なくても残虐な犯罪に限っては、加害者の名前と顔は報道するべき、と思ってしまいます。(ネットの”私刑”が起こることにどうのこうの言うのなら)


しかも最近の少年事件の特徴なのか、犯行の残虐さに比べて事件後の自分の生活を全く想像していない”稚拙さ”が気になります。一時の勢いで殺人まで一気に犯してしまうのに、その後自分や家族がどうなるか全く考えていない刹那性が色濃い少年達。


私は、あの20年前に起こった「神戸連続殺傷事件の少年A」の時代から、少年事件の質が大きく変わった気がしてなりません。あの事件の犯人もすでに、名前を変えて日常生活を送っているとは思いますが、本当に更生できたのかどうかなんて実際は分からないだけに、やっぱりあそこで曖昧に幕引きしたのが良くなかった気がいまだにします。


社会であれだけの凶悪犯罪を起こした人間が、平然と近所に住んでいたら・・・と思うと、名前も顔も知らせないまま”野に放つ”のはどうなの、と思ってしまいますし。「人を殺してみたかった」という快楽殺人や死体を解体したかった、というような異常殺人は、20年くらいで消せるわけないと思ってしまうのです。持って生まれた性癖や欲望ならば、矯正は難しいと思いますし・・・。


きっと私は、人間の性善説を信用していないんでしょうね。同じような凶悪な事件が数年ごとに起こること自体がなんの根本的な解決もない証拠というか。全く、どうにかならないものかと、いつも考えこんでしまいます。