雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

韓国の国民的少女スター、ムン・グニョン

実はホラーは苦手なのだけど

恐るべき韓流熱に、何気なく私の周りもやられてる昨今。韓国の男優さんは確かに新鮮な魅力を感じますが、今のところ一番気になるのは、ムン・グニョン*1という少女女優です。


男の子ではないのが残念(?)ですが、彼女の魅力にはなかなかに抗いがたいものがあります。太い眉とちょっと寄り目がちな黒いくりくりの瞳が印象的で、恐らく今の日本では絶対に出てこないタイプの少女かな、と思います。顔立ちはともかく、ちょっとだけ似てるとしたらムード的には、池脇千鶴ちゃんあたりでしょうか。


彼女を知ったのは、韓国のホラー映画『箪笥 [DVD]』でした。映画館によく置いてある次回作のチラシの中に混じっていた、奇怪でありながらとても心惹かれた1枚のチラシ。4人の家族の中で二人の姉妹が白い服を着て血だらけになっている画でした。何故か気になってその後も見返してしまい、ホラーはかなり苦手なので映画館で見る勇気がない・・・と悩みつつも見ないでは済ませられませんでした。


実際には、いわゆるホラー映画というより、あちこちに伏線の多い心理サスペンスに近いものでした。気味が悪い一軒家が出てきますが(一応、日本風家屋だとか)全体的に音楽と映像がなかなかに美しく、それだけでも見た甲斐があるような映画でした。


グニョンちゃんは、写真左側の妹役のほうで、言葉があまり出ない、少し情緒不安定気味の役どころ。怯えた表情や泣き顔が迫真の演技で、残像が脳裏に焼きつきました。この年頃で、悲しみの表現をさせたら右に出るものはいない、と韓国でも評判の少女だけあって、確かに忘れられない表情が印象的な女優さんでした。


偶然にも次に韓国ドラマ『秋の童話』で主人公の幼少期を3話にわたって演じるのを見る機会がありました。その中で、多感な少女期の元気さ、と一転して不幸に打ちのめされた悲しみの表情を見れただけでも価値があったと思います。このドラマは途中まで見たものの、グニョンちゃんの名演技に比べて、大人になった役者達の演技にはそれほど感動するものがなく、頓挫してしまいました。


他にもおさな妻の役をやったり、最近ではダンサーの役を演じたりとなかなか幅広い活躍ぶりで話題を振りまいているようですが、グニョンちゃんならどれも魅力的に演じることができるだろうな、と思います。


日本の少女アイドルは、昨今どんどん低年齢化して(確かに子供離れした美貌の少女は多くなったものの)世に出てきたときから肩に「使い捨て限定。賞味期限はもって1年」と焼印が見えそうなくらい(汗)レベルダウンしている気がします。


選ぶほうのセンスの無さ、と育て方が問題なのでしょうが、グニョンちゃんのような「ただならぬ魅力」を持った少女を発掘し、活躍させている韓国とはスタート地点から引き離されてしまってるような感じがしてもどかしいです。


このドラマ、ホント泣かせます!

*1:現在はこんな感じです。→http://www.k-plaza.com/star/en_sta_ma004.html