雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

マイナンバー制度はあまりにキケン過ぎる悪法

個人番号カードなんて絶対作るわけない

10月を過ぎ、マイナンバーカードがそろそろ送られてくる、ということで、色々とTVでも報道が始まっています。安保法案の陰で、ひっそりと将来は銀行口座まで紐付ける(2018年は、とりあえず「任意」で、いずれ義務化間違いなし、というこれまたえげつないやり方)なんて恐ろしい悪だくみも進んでしまいました。


ニュースを見ていると、やれ副業がバレる、とかやれ消費税10%のときの軽減税率のため、だとか奨学金NHK受信料のためとかどんどん訳のわからない活用方法ばかり出てきて、一番大事なセキュリティ・リスクの問題や「国家による国民総監視」の側面についてあまりに簡単にしか触れられていません。それでもうイライラが増大していきます。


こういっちゃなんですが、日本って「ITセキュリティ分野」については、世界でも最低レベルな国だと思っています。それは技術面だけではなく、人間教育の面で著しく。なのでセキュリティなんて全く当てになりません。他国の高度なサイバー攻撃の心配より、むしろベネッセのように情報を外へ漏らそうとする人間の悪意や、年金機構のように単純&次元の低いコンピュータウィルスのせいで漏れるリスクが高い。


大体、個人が勤めてる会社でマイナンバーを集める段階でのセキュリティ対策からして、怪しいものです。セキュリティを施したサイトを経由して集める?それとも郵便で?万一、メールで集めるなんて会社があったら「死ね!」(笑)と言って下さい*1。しかし、もっと小規模の企業で、従業員のほとんどがアルバイトみたいなところもあるでしょうし、管理職の人間でも分かってない人は多いでしょう。


ニュースで見たある有名企業は、平然と「外部に委託します。」なんて答えてて唖然。いや実際、業務が煩雑すぎて対処できないところもいっぱい出てくるのは理解できますけど、自分のあずかり知らぬところで勝手に外部に預けられたりしたら・・・考えただけでゾッととします。また孫請け会社まで、どんどん情報が預けられたりしたらどうなる?


たとえ悪意がなくても、なにか不測の事故が起こって、マイナンバーを紛失したり外部に漏らしたりしたら、懲役刑になるわけです。私がマイナンバーを集める担当者の立場だったら、給料に数十万を上乗せでもしてもらわなければ、そんなキケンな業務はやりたくないに決まってます。


結局、システムなんて全く理解してないお偉いさんが、机上の論理で決めて、個人情報の一元管理を目論見、税金やその他の情報を手っ取り早く手に入れ、権力を行使することだけに使用したいだけ。管理される国民としてはメリットなんてほとんどない、「百害あって一利なし」の最悪な制度だと思います。


住民票や戸籍を取るのが楽になる?フザけんな!です。そんなもの、人生で数回しか必要なことはないので、役所に行って貰ってくればいいだけのことです。本当に通知カードが届いた瞬間に燃やしたい、ほど頭にきてます。

自分や家族に対する防衛手段を考えて


もちろん、マイナンバーカードが届いてから、任意で作れるという個人番号カードなんて絶対に作りません。政府は、「写真とセキュリティチップが入って、セキュリティ万全!」と、まるで30年前のような馬鹿な発言してますが、クレジットカードレベルの発想が悲しい。免許証や健康保険証で代用できる、ただの証明書機能のためにリスク高過ぎるマイナンバーまで一緒に持つなんて、狂気の沙汰です。


当然、電話や訪問による詐欺も多くなるでしょうから、高齢者や成人以下の子供の家族がいる方は、自分の分だけでなく、家族の分のマイナンバーも預かったほうがいいと思います。私自身、家族からカードを預かり、絶対に番号も覚えさせないにしようと思ってますし、うまいことを言って番号を聞き出そうとする人がいても絶対に教えません。


どうしても、という場合があったら、印鑑付の正式証明書を持ってきてもらい、さらにそれが本物かどうか関係各所に問い合わせて、何十にもチェックをかけてからでなければ絶対に書きません。そんな意固地で疑い深い人(笑)も多数出てくるでしょうから、むしろ、作業が煩雑になって担当者は大変かもしれません。


今後、預金や医療情報に結び付けられて、流用範囲もどんどん増えていくなんて恐ろしい未来が待っているのだったら、できるだけ草の根レベルでの抵抗が必要だと思っています。もっとみんな不快感や怒りの声を上げていかないと。「自分は悪いことしていないから、どんな情報を見られても平気」なんて甘い問題ではないんです。


ITセキュリティの低過ぎる国が、よくもわからないのにいっぱい個人情報集めて、外部に悪用されるのを待ってるだけ、というとんでもない状況になるわけですから。頭は良いかもしれないけれど現実を知らな過ぎる、政治家や役人が多過ぎ。絶対、どんなことをしても100%漏れるのは間違いないわけです。


万一、サイバー攻撃や手続きの不備なんかで漏らした会社が出てきたら、それこそ倒産の危機。訴訟リスクもあれば、どんどん及び腰になっていくはずです。


ホントに日本も中国を笑えないかもしれません。もはや、やってることが社会主義国レベル。借金で首の回らなくなってきた日本の「破綻のための序曲」としか思えなくなっています。


◆2015.11.3追記:本日、マイナンバーカード到着。意外になんてことなくアッサリと届きましたが、だんだん既成事実となっていくのが怖い。

*1:ありえないほど危ない