祝・おっさんずラブ6冠
始まる前から不正投票騒動だのヒートしまくっていた、ザ・テレビジョンのドラマアカデミー。随分前からこの賞が創設され、それなりにテレビドラマの賞としては有名なのは知っていたので、「おっさんずラブ」オンエア中から出演者にはずっと獲って欲しいと思ってました。
単純な人気投票やら、見えない権力への忖度バリバリの某ドラマ賞に比べ、テレビジョンは記者や審査員が参加してる分、客観的に判断されてある程度納得できる受賞結果に落ち着くだろうという期待が大きかったから。男優賞にほとんど縁がない、と言っていた田中圭君にも是非獲って欲しかったですし。
彼が受賞後のコメントで、「この作品で(主演男優賞を)獲れなかったら、俺は(他の作品では)もう無理だろうな。」と図らずも語っていて、私も同感だったのでそれだけ嬉しさも大きかったんだろうな、と推察できました。いや可能性はゼロではないですけど、やっぱりそれだけ圭君のあの演技は革命的だったし、はるたんをあれだけ魅力的に演じるのは他の役者では無理だろうと思ったのです。
どんなに上手な役者であっても真似できない、ドラマの魅力を大きく左右する神懸かり的な演技を彼はしていたから、それが認められないのは絶対おかしい、という感じで。視聴率に頼らない、視聴熱を思い切り味方につけた、という意味でも「おっさんずラブ」は革命的、ここから淀んだ停滞ムードのドラマ業界に風穴を開けてくれると嬉しいものです。
牧役の林遣都君が惜しくも助演男優賞を獲れなかったのは本当に残念。人気投票では一番だし、ドラマヒットのもう一人の立役者ですから。でも、吉田鋼太郎さんになっちゃうのは半分仕方ないかな~。あの部長役、ベテランの極み、みたいな圧倒的な存在感だから。
それに遣都君が受賞するべき男優賞は、「おっさんずラブ」ではない気がする。ファンの方には申し訳ないけれど、彼はもう一段階上った作品で、あっと驚かせるような名演技を見せてくれるんじゃないかと思うのです。テレビドラマよりも映画の方が主戦場という感じではありますが。
そろそろ宴気分は終わりかもしれませんが、まだもうちょっと浸っていたいな、ということで、ザ・テレビジョンWEB版の素敵なコメント集をまとめてみました。(何より自分がいつでも読み返したい、と思ったので)
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そしてブルーレイ・DVD発売までOL旋風を持続させる必殺グッズの数々(笑)。