雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

劇団スタジオライフ

2014『トーマの心臓』観劇記(4)

芝居の変わった箇所、戻った箇所(マイ備忘録) 芝居を見てからはや1週間が経ちました。今頃、東京では「トーマの心臓が・・・(遠い目)」となりながら、突き動かされるように「トーマ」の過去パンフレットやスタジオライフの会報、過去のインタビューなど読…

2014 『トーマの心臓』観劇記(3)

中堅とベテランの魅力 若手の次は、中堅どころからベテランへ、と続きます。お初組の仲原オスカー。全体的に、すごく軽やかで若々しい(笑)オスカーで、いつものごとくよどみのない台詞が気持ちよく響いてきました。ユーリと同級生(ホントに若いの)というの…

2014『トーマの心臓』観劇記(2)

これでいいのか、エーリク!(若手キャスト編) 先週末の観劇から、軽い「トーマ病」を勃発し、はや5日。ようやく普通の生活に戻りつつありますが、落ち着いたところで疲労もどっと出て眠いったらありゃしない。いよいよ梅雨も始まって「先週のあの真夏日は…

2014 『トーマの心臓』観劇記(1)

まさに衝撃!圧巻の松本ユーリ 真夏のような灼熱地獄の東京から帰ってきました。目的は、劇団スタジオライフの『トーマの心臓』観劇。本来のライフワークの一つです。キャスト違いの3公演を一気に見てきたので、かなり疲れてますが、久しぶりの心地良い疲れ…

スタジオライフ『少年十字軍』観劇記

近年の作ではかなり面白かった作品 「早く感想を書こう!」と思っていたのに、また1週間経ってしまいました(最近コレばっかりだわ)。久しぶりに3回連続というハードなライフ観劇でしたが、その後にかなり自分的に大きな体験がありまして*1、平和な観劇体…

「END OF THE YEAR FESTIVAL2013」レポ(5)

第1位:トーマの心臓 輝く作品賞第一位は、『トーマの心臓』です。もう鉄板ですね(笑)。ファンや劇団員の誰もが1位を疑わなかった、と想像されます。劇団スタジオライフ結成からの10年間は、倉田さんオリジナル作品を上演していましたが、「どうして男の子…

「END OF THE YEAR FESTIVAL2013」レポ(4)

第2位:PHANTOM 記憶にも鮮明な作品であるスーザン・ケイ原作の『ファントム』が上位に食い込んできました。当然のことながら、コメントを聞いてるだけで倉田さんの情熱もほとばしるようでした。「『ファントム』をやってから、パリ・オペラ座を見た…

「END OF THE YEAR FESTIVAL2013」レポ(3)

第3位:LILIES 書かないとなかなか終わらないので、頑張って書きます。第3位に『LILIES』がランクイン。私の中では、永遠の1位の作品なんですが、まあそれはそれとして。ここからは、演出家の倉田さんも交えて貴重な裏話が出てきました。 まずは、芳樹君…

「END OF THE YEAR FESTIVAL2013」レポ(2)

作品の思い出 ~夏の夜の夢~ 前回に引き続き、2013年FCイベントの続きを。8位以降は、『白夜行』『銀のキス』『OZ』など懐かしい作品群がランクインし、『夏の夜の夢』でトークタイムがありました。トップバッターは、オノケンこと小野健太郎君。スタ…

「END OF THE YEAR FESTIVAL2013」レポ(1)

12月29日のFCイベント感想 劇団スタジオライフのFCイベントに参加してきました。今回は、銀座の博品館劇場で2日間にわたって計3回開催されたこのイベントですが、私は3回目のみの参加でした。観劇とは違ってイベントに遠征するのは、ちょっと贅沢ではな…

スタジオライフ『LILIES ’13』観劇記(4)

印象に残った役者(ベテラン編) 前回の若者編に比べるとベテラン陣の感想は、ややシンプルになりそうです。長年演技を見てるので、良くも悪くも慣れてしまっているので驚きが少ない、といいますか。それだけに特に印象に残った部分を列記します。カッコ内は…

スタジオライフ『LILIES ’13』観劇記(3)

キャスト考(若者編) 「LILIES」も終盤に差し掛かって、役者の熱いコメントを公式サイトで読むとまた見たくなってきます。きっとこの数日間でも、皆どんどん進化していってるんでしょうね。私が見たのは、11月末の時点ですので、多少の時差があります。その…

スタジオライフ『LILIES ’13』観劇記(2)

過去と変わった演出 前回までと今回の「Lilies」の何が変わったか、それは芝居を見た方なら一目瞭然。まず、予告されていました舞台セットの違い。サンモールに戻って、舞台の奥行・高さ・幅などが変わりましたが、セットがシックになりました。レンガ色の壁…

スタジオライフ『LILIES ’13』観劇記(1)

4度目のLILIES上演によせて 今年、最も見たかったスタジオライフの「LILIES」を3日連続で見てきました。私にとって、それはそれは大事な、運命的な出会いをした作品。私生活では、もう半年くらい、ずっと閉塞感漂う重苦しい日々を過ごしてきて、「もう自分…

スタジオライフ代表作「LILIES」への思い

次々回作「LILIES」への期待と不安 今週から始まった新人公演「BEAT POPS」は、私が劇団のファンになった頃(13年前)から、劇団員の昔話でしか聞いたことのない作品で、見てみたいと思っていた作品です。バンドや歌がいっぱい出てきて、その昔、石飛さんが…

「演劇ぶっく」最新号に松本慎也&関戸博一

とにかく驚きの表紙登場 久しぶりに劇団スタジオライフの公式ホームページを覗き、私的びっくりニュースを発見!演劇雑誌『演劇ぶっく』の表紙を、なんと松本君と関戸君が飾ったとのこと。『演劇ぶっく』は、それこそ何度も手に取ったことがある雑誌でしたが…

スタジオライフ『カリオストロ伯爵夫人』観劇記

ゴージャスだけどいろいろもったいない出来 千秋楽間際の観劇からはや1週間。すぐに感想を書きたかったのですが、現在いろいろとプレッシャーの多い毎日にくじけて、遅くなってしまいました。見終わった時の感動もあったので、正直その勢いのままで書きたか…

演ずる人 『Le Tempsで琉譚~ものがたり~』

3/3の『Le Tempsで琉譚 ~ものがたり~』で、林勇輔さんのお店でのソロライブを初めて見ることが出来ました。小さな芝居小屋では何度かパフォーマンスを見てますが、30人に満たない、人が通るのもやっとの狭い空間で、後ろ髪から流れる汗までくっきり見える…

次回作 「カリオストロ伯爵夫人」優先予約開始

新作だけど全然盛り上がらず・・・ つい先日のこと、劇団スタジオライフのFCより恒例の優先予約案内が届きました。つい「歌える役者は、どのくらい出るのだろうか?」の疑問を抱いてしまう、新作・音楽劇「カリオストロ伯爵夫人」。カリオストロと聞いて、”カ…

3月に体験した林氏の外部公演

今年の春は、まだ春と冬を繰り返しているような、スッキリしない天候が続き、ちょっと人生にも悩んだりもして、どんよりな胸に重い時期となっています。そんな調子なので、楽しいイベントにも今一つ身が入らず、ブログを更新する気力にも欠けていました。こ…

スタジオライフ『続・11人いる!』観劇記

純粋に楽しめました 久しぶりの東京遠征で、スタジオライフの本公演と林さんの外部公演2作を詰め込んだ2日間。さすがに消耗しました・・・。しかし、その疲労も充実感と幸せなひととき、と浸っております。正直、『11人いる!』は2年前に見た記憶もおぼろげ…

楢原さん復帰!の朗報に沸く

2013年公演スケジュールも発表 本日、スタジオライフからの会報が届きました。何気なく一番最初に目に入った緑のプリント用紙。そこには、懐かしい名前が。「甲斐さん、楢原さん・・・え?何コレ、カムバック?!」としばし目が釘付けに。休団中だったり、久し…

全てを変えてしまった『PHANTOM』の出来事

(この記事は以前書いたものですが、考えあって別ブログより移行したものです。いつまでも、ご本人の過去の汚点?が残るのは忍びないので削除も考えましたが、私にとっても忘れられないエピソードだったので、残します。) 実は、上京して劇団スタジオライフ…

「11人いる!」「続・11人いる!」優先予約開始と「ファントム」DVD

来年一発目の公演 昨日、劇団スタジオライフの会報が届きました。毎回恒例の本公演に続く来年の演目の優先予約応募用紙も、添付されてきて、なんだかどんどん予約日が早まってる気もしますが・・・。もっとも来春の公演は、「11人いる!」とその後1ヶ月挟んで…

スタジオライフ「天守物語」観劇記

発展途上の作品 2/3ほど感想を絞り出すように書いていたのですが、ネットエラーで消えてしまって(涙)、再び書く気力が萎えてしましました。なので、東京千秋楽前日の「天守物語」の感想は、もうアッサリとメモ程度にしておこうと思います。演出家の倉田さ…

スタジオライフ 映像作品(3)

同じ作品が多く、歓喜は少ない もうすぐ今年公演したばかりの劇団スタジオライフの『OZ』最新作のDVDが発売されますが、ふと映像作品についての一覧を作ろう!と思い立ちました。4年前にライフ映像作品の感想を書いていたのですが、その後、テレビ放映…

スタジオライフ演目 勝手にランキング!(2)

再演して欲しい作品たち 前回から、また日にちが空いてしまいましたが、ライフの会報や新作ニュースもいろいろ届いているので、早いとこまとめなくちゃ、という感じになりました。「勝手に作品ランキング」の続きです。思えばランキングって普通下から書いて…

スタジオライフ演目 勝手にランキング!(1)

個人的に好きな作品群 今日は、久しぶりにスタジオライフの舞台写真を整理しておりました。最近は忙しさのあまり、こんな作業もなかなかできませんでしたが、昨日「ライフ with シェイクスピアボーイズ」の写真集とDVDセットも届いて、ちょっとだけライフを…

スタジオライフ韓国公演 番外編(3)

やっと最終回 ちょっとした連載になってしまいましたが、そろそろ完結しないと次に進めないですね。そもそもスタジオライフが何故、韓国公演を敢行したのか。同徳女子大学との関係などをまとめていた長文のサイトがありましたので、そこから拾い読みをし、一…

スタジオライフ韓国公演 番外編(2)

韓国公演実現までの道のり めでたく韓国公演が成功!!とあちこちで気勢が上がって(?)おりますが、それに至るまでの道のりは決して容易ではなかったようです。2年前に韓国へのFCツアーが敢行された時に、すでに劇団は公演の足がかりとなるような活動を…