雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

宝塚

貴城けいサヨナラ公演「維新回天・竜馬伝!」観劇記

見たいような見たくないような・・・とても複雑な思いで迎えた宝塚宙組公演。今更ですが、カシちゃん(貴城けい)退団公演です。わずか半年前には夢いっぱいのお披露目公演で盛り上がったのですが、今となればはるか彼方のこと、のように思います。言いたくはな…

'06総決算(1)

やはり今年一番印象に残ったことは、宝塚のカシちゃん(貴城けい)の退団騒動でした。まさに「青天の霹靂とはこのことか?!」というほどの激震が走りました。ヒトサマに夢を与える劇団、どころか血も涙もない一企業の論理を感じさせて背筋が凍る思いに。ち…

貴城けい、大劇場卒業の日 往く貴女を想う・・・

途中まで別なエントリーを書いていたのですが、ふと12日はカシちゃん(貴城けい)の宝塚大劇場卒業の日だった、ということを思い出しました。この時期、「ふと」なんて言っていちゃいけないのですが、このところ猛烈に余裕が無くてそれすら失念してしまって…

「堕天使の涙/タランテラ」観劇記(2) ”贅沢”な雪組

めくるめく余韻に浸りつつも、たった2日前のことなのに、もう夢うつつの気分です。ディテールはだいぶあやしくなってしまってるので、ロクな感想はかけませんが、ひとまず続きを。「堕天使」のほうで今回一番感心したのは、リリス役まーちゃん(舞風りら)…

「堕天使の涙/タランテラ」観劇記(1) まさに本領発揮のサヨナラ公演

宝塚ファンを忘れていたようなこの1ヶ月、むしろ距離的に離れてしまって寂しい・・・のと日々に忙殺されて夢の世界に浸ることができないのもありました。またどこかしら思い出すのが怖かったのもあるかもしれません。 何度か諦めようと思ったコムちゃん(朝海ひ…

myラスト公演in東京

レポはいつになるか分かりませんが、月組全国ツアー「あかねさす紫の花」と星組「愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム」の公演についても書きたいと思います。*1本日、私の東京最後の観劇となった湖月わたる君のサヨナラ公演はいろいろと思いが交錯する瞬…

優しさって何だろう? 

最近、ズシリと重みを持って響いた言葉があります。愛するカシちゃん(貴城けい)がコンサート千秋楽で語ったという台詞、 「人にいつでも優しくいられる自分でありたい」という言葉です。その言葉自体はシンプルですが、大きな苦しみを経てきたであろう人が…

花組『ファントム』観劇記(2) 親子愛

いつになく青年観客の多い?東京宝塚劇場では、「『オペラ座の怪人』と違って’家族愛’が重視されているんだって?」と、同行者に興味津々で問いかけてる若者の会話が聞こえてきて内心笑みがこぼれます。 2回目になるとようやくこまごまとしたシーンも目に入…

貴城けいソロコンサート 「I have a Dream」

見る前は恐ろしくもあり、しかし、軽いヅカスランプに陥ってる今こそ、これを越えなければ先がない・・・と悲壮感を感じつつ、カシちゃん(貴城けい)のコンサートに行ってきました。しかし、いざ幕が上がれば、そこに居るのはいつものどっしり落ち着いたカシち…

退団会見後、今が一番きちゃってるかな

カシちゃん(貴城けい)の退団発表の衝撃から3日経って、今が疲労と心労の極み、という感じです。友人からのメール「傷心中で申し訳ない・・・」に思わず「本当にそうだわよ!」と相槌打ってしまう自分に苦笑。退団会見の写真と記事を見たら、表情の硬いカシち…

貴城けい 早すぎる退団発表

今日は、お休みをとって1日中家で片付けをしていました。宝塚のチラシや切抜きなど整理して、宝塚グラフの対談などを読み返し・・・(もしや虫の知らせか?)。そして夕方、友人の携帯メールに「カシちゃん、退団」の文字。その時は、ハンマーで殴られたような…

宝塚花組『ファントム』観劇記(1)

寿美礼ファントム、可愛い・・・ これが現在東京宝塚劇場で公演中の花組バージョン「ファントム」を見ながら、何度も口からこぼれた言葉です。こんな単純明快すぎる感想でいいのかしら?・・・と思いながらも、再演で復活したオペラ座の怪人、ファントムことエリッ…

貴城けい博多座「コパカバーナ」お茶会感想

8月12日は、観劇の後に福岡日航ホテルでカシちゃん(貴城けい)のお茶会が開かれました。しかし、ここでも私は大きなドジを踏み、開催場所を博多座向かいのホテルオークラだと思いこんでいました。ホテルの館内案内所で会場を探したのですが「ないない(…

貴城けいお披露目公演『コパカバーナ』 in博多観劇記(2)

愛は盲目(笑)を承知で書くのですが、今回のカシちゃん(貴城けい)、「私の知らないあなたは、一体誰?」と目を見張る魅力全開でした。もう大変、惚れました、ズブズブです(笑)。今までも充分ファンを自認していたのですが、撤回します!これから本気で…

貴城けいお披露目公演『コパカバーナ』 in博多観劇記(1)

8月12、13日とカシちゃん(貴城けい)率いる新生宙組の博多座公演を見て参りました。東京の暑さとはまた違った博多の暑さ、良い汗書いた3日間でした。それにしても博多空港から博多座まで地下鉄駅で4駅目、7番出口直結という便の良さは素晴らしい。…

いざゆかん、博多へ!カシちゃんお披露目大作戦

そう、本当に待ちに待った宝塚宙組博多座公演まであともう少し!なんです。 もう少しでカシちゃん(貴城けい)に手が届く・・・というところまでやっとのこと辿り着きました。しかーし、世の中、何が起こるか当日まで分かりません。台風なぞ来ないでよー!と神…

辞めても好きな人(2)~汐美真帆~ 男役随一の妖艶さを持っていた人

現在の宝塚のトップスター、春野寿美礼ちゃん、コムちゃん(朝海ひかる)、そして次期トップスターに決まっているトウコちゃん(安蘭けい)という”花の'77期”には、際立った個性を持つ男役が揃っていました。 更に忘れてならないのは、2年前に惜しまれて退…

宝塚・企画モノの奇想天外な面白さ 『FOUR COLORS』

宝塚もしばらくはお休みしていた感じですが、そろそろまた映像モノを見始めています。観劇が続くとマイブームに陥りやすいものの、少し見ない期間が出ると割と離れていられるようになったのはここ数年のこと。それでも、水面下では次回公演のチケット確保に…

'06宝塚 最近の人事異動ニュースから

私がすっかり目を話している隙に、あれやこれやと大きな変化がありました。(すっかり浦島花子なんですが。)まずは、トウコちゃん(安蘭けい)の星組次期トップ就任決定。順当とはいえ、待たされた歳月の長さを思うとまずはおめでたい限り。なんかこれをも…

貴城けいディナーショー「NEXT DOOR」(2) 悲劇は起こった!我が身に

正面の銀のミニ階段から、黒のロングコートを着て”ロッカー”カシちゃん(貴城けい)は華麗に現れました。無造作に斜めでくくったようなラフな髪型がなんとも小粋です。ちょっとコブシを入れてのシャウト!見ながら、「そうだ、カシちゃんは『ROCK'N ROLLER』…

貴城けいディナーショー「NEXT DOOR」の巻(1)

6年も宝塚を見てきて今まで一度も参加経験がないディナーショーに、とうとう行ってきました。過去にも「行きたいな〜」と思ったスターの方は何人もいたのですが、そのチケット代の高さに二の足を踏んでおりました。 普段、チケット代は、生活費の中でも別会…

夢見るショーの世界 ル・ポアゾン

宝塚の何が素敵って、ショー(レビュー)に勝るものは無し!でしょう。どんなに芝居が・・・であろうと、ショーがたまらないほど面白ければ、結局は何度も通ってしまいます。 しかし、観劇人生もだんだんと増えてはきたものの、後々まで忘れられないショーとい…

朝海ひかる クリスマス・イヴ退団発表!

ちょっぴりオフザケなヅカネタでも書こうかな〜と思っていた矢先に、コムちゃん(朝海ひかる)の退団発表があっていきなり木枯らし、ピュ〜っとなりました。”ベルばら祭り”満了を待っての、恐らくは時期をズラしてギリギリまで遅らせた退団発表かもしれませ…

「ベルサイユのばら」オーラス(水夏希アンドレ編)観劇記(3)

ようやく最後の『ベルばら』観劇が終了。半年続いたベルばら祭りに終止符を打ちましたが、終わってみれば、意外に呆気ないものです。最後の「ベルばら オスカル編」は、水夏希アンドレでした。5年前の『ベルばら2001』でオスカルとアンドレ両方とも見て…

「あかねさす紫の花」(2) 宝塚版

恐らくこの作品を初めて見て魅了されてしまった人は、最初に見た時の配役が№1になってしまうのではないか、と想像してしまいます。宝塚では、過去に3度(全5パターン)も再演されているそうで、新参者の私なんか想像つかないほどに随分昔から、傑作として…

万葉ロマンの傑作!「あかねさす紫の花」(1)

先日、花組博多座バージョンの『あかねさす紫の花』の舞台映像を久しぶりに見返しました。毎度のことながら、この作品を見終わると私はあまりにものめり込んでしまって軽い”ビョーキ”状態になります。「宝塚で最も好きな作品は、『エリザベート』だ!」と即…

宝塚主題歌集の楽しみ

最近、毎日のように流して楽しんでるのが『宝塚歌劇主題歌集2005』のCDです。1年間の各公演のテーマ曲や挿入歌を集めたアルバムです。主題歌は各組トップスターが歌い、挿入歌のほうは、娘役トップや各組の2番手・3番手が歌っています。 毎年、1枚発売…

麗しの朝海オスカル!「ベルサイユのばら〜オスカル編」観劇記(2)

引き続き「ベルばら」の感想です。まずはなんと言ってもコムちゃん(朝海ひかる)のオスカルから。期待を裏切らない素敵さ、で大満足でした。 実のところ、オスカル登場シーンでは、かなり顔がヤツレていたので「今が一番キツイ頃かな〜」などとちょっと心配…

「ベルサイユのばら~オスカル編」(貴城アンドレ)観劇記(1)

『ベルサイユのばら〜オスカル編〜』東京公演が始まってからすでに2週間以上が経ってようやく本日、観劇することができました。カシちゃん(貴城けい)のアンドレというのに、何故か気持ちが全然盛り上がらず、どうしたもんかいな、と思っていてよくよく考…

哀愁の人間模様 春野寿美礼「Appartement cinema」

花組の春野寿美礼主演『Appartement cinema』を見ました。宝塚観劇は実に2ヶ月ぶりでしたがその間、ほとんどその世界を離れて過ごしていたので、久々の再会となり逆に新鮮に見ることができました。 2ヶ月前、『落陽のパレルモ』で宝の持ち腐れ気味(?)だ…