雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

震災日記 第3弾

今週から久しぶりの出勤となり、非常に疲れました。まだバス・JR・地下鉄共に通常運行となっていないため、交通経路が変わったり時差出勤になっている人もおります。仙台市内に在住していても、家の被害状態は人によってかなり違うようで、住めなくなってしまった人も居ます。


幸いなことに人的被害がなかったことで、多少不便はあっても皆、変わらぬ笑顔でした。ふと災害があったことを忘れてしまうほどなのですが、どこか外に行くにもガソリン給油の問題が出てきたり、昼食をとれる店も少なく、やはり「被災地なんだなあ」と実感する場面が何回もありました。


何より食品以外の買い物がほとんどできません。コンビニもまだほとんど営業してませんし、本や雑貨など気分転換をはかろうとしてもダメですし、最近始めたフィットネスクラブも休業中(再開のメドたたず)。電器店も一部だけの営業という厳しい状態です。今まで当たり前に受けていたサービスにいかに恩恵を受けていたか実感することしきり。


やや衣食住には落ち着きが出てきたところですが、まだまだ道は険しいです。宅急便が少しずつ復活してきているようなので、ようやく通販も稼動の兆しがありますが、相変わらずガソリン不足が深刻なので、一気に解消、というわけにはいかないでしょうね。


一番深刻なのは、相変わらず福島原発。ニュースを見ていても、まさに一進一退、長期戦の様相を見せてます。水や食品の放射能汚染も出てきたところで、第2ステージ突入という感じ。海への汚染水放出も問題ですね。政府は、「拡散されるから大丈夫」なんて、どこまでも能天気な発言を繰り返してますが、魚に残留した放射性物質が食物連鎖で私達の口に入る頃には高濃度になってしまう危険も有るでしょう。


毎日、お天気情報のように地域別・食品別の放射線量をサイトのトップページに表示して欲しいです。それにしても、こんな(表面的には)”平和なニッポン”で、こんな危機的な日がまさか訪れようとは・・・と。私自身も、いつか福島の避難地域のようにどこかへ避難しなければいけない日がくるんじゃないだろうか、という懸念さえ生まれて恐怖を感じます。


原発に翻弄されつつも、被災地は少しずつ復興しているようで、勇気づけられるものです。