雅・処

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中国人が選んだアラフォー男優1位は堺雅人

さんについて、昨日見つけた面白ニュースの記事をご紹介します。7月上旬(募集期間は、わずか1週間)に「新浪微博」というサイト上で企画された「日本のアラフォー男優」についてのランキングで、堺さんが見事1位に選ばれた、ということのようです。コラムの中でも原因分析があるように、上海国際映画祭でゲストに呼ばれたことや「リーガル・ハイ」で評判になった直後という有利な面も多分にありますが、なかなか興味深い結果だなあ、と思いました。

中国人7,287名が選んだ日本の“アラフォー”男優No.1は?


いつの時代もエンタメ関連は、国の規制など何のそのでリアルタイムに流れていくわけで、「国際派俳優」なんて称号を、大上段に与えられなくても、充分異国で愛され国際派になっているという事実。それはもちろん、ランキングに入ってる役者のみならず、です。また日本での流行り廃りともほぼ連動しているのが面白い。


国内外で(笑)大評判となった「リーガル・ハイ」。続編を望む声も多いようで、今日発売された雑誌のインタビューでもその質問を堺さん本人に投げかけていました。それに対して堺さんは、「しばらくは・・・(いいです)。」というもっともな回答。あれだけの台詞をとめどなく発するのは神経も使いますし、相当なプレッシャーになるのではないか、と思われますし。少し休ませてあげたい。

【今さら「リーガル・ハイ」を振り返る】


ドラマが終わって数週間、「リーガル」のことを何度か振り返っておりました。でも、ビデオを繰り返し見たい、という気持ちはあまりおきません。どうも私自身は、古美門先生のような「口の達者な男性」「理論(時に屁理屈でも)で相手をねじ伏せるタイプ」に無意識に嫌悪感を抱いてしまう傾向があるため、あまり主人公に共感を持てないままでおりました。よって続編には興味がありません。もちろん続編やSPがあったら見るとは思いますが、ワクワク楽しみに待つことはないでしょう。


むしろ、いつの間にか不器用ながらも激しい正義感で事件にぶつかっていく”黛(新垣結衣)の目線”になってドラマを見ていた時が多々ありました。「リーガル」では、堺さんの役者としてのテクニックを堪能させてもらいましたが、結局ドラマ自体にはさほど引き込まれないまま終わってしまった気がします。9話の大演説シーン、と最終回の”サオリ”のくだりは大笑いさせてもらいましたし、ベテランの生瀬さんとの対決は見どころでしたが、やっぱり1話完結の法廷モノには、あまりソソラレナイようです。


このドラマ自体、コメディということもあって、基本は”言葉遊び”や皮肉な現実を上辺だけなぞってる要素が多かった気がします。さすがに構成やどんでん返し的な要素は、コナレておりましたけど、ストーリー自体にハマるようなことはありませんでした。そこが物足りなかったところです。そうかといって(役柄だけを言えば)、堺さんが演じることの多い、ナイーブで気の弱そうな優男役もちょっと飽きてきてもいますし。


堺さんに対する要求度は異常に高いな、自分(苦笑)。やっぱり役柄も良くて、作品も気に入るというのはなかなかない・・・という事実ですね。これからの作品群に期待しています。



本日発売の雑誌です。堺さんが表紙で、カラーのインタビュー記事が8ページ。写真はまあまあ、いつもの穏やかな堺さんですね。インタビューの日は、「取材日」だったそうで、これから発売の何誌かも同じ日のものになりそうです。


リーガル・ハイ Blu-ray BOX

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売れてほしいけど、私は買わないですね(ケチ)。録画で所持していても、あえて購入したくなるようなドラマになって出て欲しいのですが・・・。