雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

マツコ・デラックスとヨシリン(岩崎良美)

昨夜、いつものようにマツコ・デラックスの出演する「アウト×デラックス」を視聴し始めたところ、なんと岩崎良美ちゃんが出演しておりました。昨年来から、マツコのプチファンの私としては、「月曜から夜ふかし」「マツコ有吉の怒り新党」など、結構な頻度で見ています。


しかし、まさかこの番組に私の好きなスターが出演する日がこようとは夢にも思わず、不意打ちくらいましたね。2週間くらい前にブレーク中の斉藤工君が登場した時も驚きましたが、ヨシリンとマツコのツーショットは本当に不思議な光景で。


何を隠そう、私が多感な学生の頃は、岩崎良美ちゃんの大ファンで、アルバムを擦り切れるくらい聴いて育っていました。ここ数年のリバイバルの波でCD化された過去のアルバムをまた車の中で流して歌っているくらい染みついております。デビュー前から宣伝チラシの写真に一目惚れ*1してファンになり、世間の聖子明菜ブームを横目に良美ちゃんひとすじ


良美ちゃん流れで姉の宏美さんにもハマった時期があったりしたわけですが、マツコの(どの程度か分かりませんが)「昔ファンだったのに・・・」という発言にドキッとしました。ルーツが一緒というか、'80年代のアイドルブームを体験した人はまたそこに戻っていくというか。


ところで、この日のオンエアでのOUTネタは、「フランス語が好き過ぎて持ち歌の大半をフランス語で歌ってしまう」という悩み(?)の告白でした。昔のシングル曲でのカタカナフランスすら、フランス語訛りで歌ってしまうというヨシリン。「”なんちゃって仏語版”タッチ」をアカペラで口づさみ、往年のファンであるお客さんも引かせてしまうほどの威力ぶりを見せていました。


私も聞きながら、「そうなのよ、それホント困ってるんだわ~。」と共感。ヨシリンが9年のブランクを挟んで、しばらくぶりにライブハウスの舞台に立ち始めた頃、インディーズ版のCDを購入したり、青山の曼荼羅ライブに何回か行ったりしていたのですが、とにかく彼女の”フランス大好き!”ぷりにはすぐに気が付きました。


ヨシリンのハイトーンで突き抜けた歌声には、フランス語の響きは似合わなくもないのですが、そこはどこまでいっても日本人ですから、やっぱり違和感がある。ある程度、歳を重ねるとなぜか猫も杓子もシャンソンを歌いだす日本人歌手達を見ているだけに、(演歌以外で)オトナの歌の少ない日本では、やや仕方のないことも承知ですけど、でもそれは趣味程度に留めおいて欲しいのも事実。


たまにはいいんです、たまにはね(笑)。なんて偉そうに語る元ファンの私ですが、せっかく綺麗な日本語を響かせるだけの美声を持つヨシリンなんだから、フランス語に頼らなくても全然大丈夫なはず。やっぱりどんなに勉強しても、日本人の話すフランス語は妙な訛りがあるわけで、それを分かって歌っているならともかく、臆面もなくひけらかされると「うーん」となってしまうのです。


”フランス風”路線が強くなってる今はむしろ、わざと昔の歌謡曲やカバー曲などを聴いていたりします。やっぱり「本人が歌いたい曲」と「こちらが聴きたい曲」が違うのってなかなかキツイんですよねえ・・・(汗)。ヨシリン、いい加減分かってくれるとありがたいのですが。


そんなヨシリン、最近はCDもいっぱい発売されて、ライブも大盛況でなかなかしぶとい人気ぶりです。またいつか、改めてライブを見に行きたいな~。


色彩の主人公

色彩の主人公

実は、名曲カバー集もかなり聴かせてくれる。20代の頃からビックリするほど変わらず、歌の上手さが完成されていたのがよく分かります。ヒロリンと同様に、松田トシ先生に習っていたのも大きかったと思いますが、天性のものも感じます。

*1:ちなみに私は女ですが