雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

男子新体操がジワジワ人気

リオ五輪閉会式を彩った男子新体操

4年に一度の五輪、開始前は「もうそんな時期か」なんてそっけないのに、始まるとついつい盛り上がってしまう、いい加減な日本人(苦笑)の典型である私。リオ五輪も寝不足にならない程度に見てまして、終わった途端、平常に戻ってしまってなんか物足りない気分。


そんな中、閉会式での東京五輪アピールでは、青森大学男子新体操のアクロバット演技が目を引きました。映像を見ながら「やっぱり、(日本アピールに)出してきたか」とすら思ってました。あまりカメラワークが良くなくて、一番のスゴイ演技は、見られなかったのが残念。3年くらい前にTVで見てから、にわかファンで時折動画を見ています。


やっぱり今の日本では、マイナー競技でありながらも、彼らの芸術的なパフォーマンスは映えるなあ、と再認識しました。金メダルの体操選手にも負けないくらいの感動を与えてくれます。今回、体操のエキシビジョン中継というのも初めてBSで見たのですが、中国のアクロバット体操チーム(4名)が、まるで雑技団ばりのマット運動をやってました。


人間ピラミッドを作って、一番体重の軽い少年がてっぺんで曲芸を見せたり、空中ブランコをしたりして、超難易度なのは分かりますし、サーカスみたいな凄さはあるのですが、一方で男子新体操のような感動はなかったです。やっぱり音楽と一体化した演技、という見せ方がフィギュアスケートみたいな感動を与えてくれるからかなあ。

【日本で独自の進化を遂げた新体操の魅力】


で、日本のみならず海外でも有名なのは青森大学国士館大学のようです。10年前から海外遠征やショー*1などに招かれて知名度があり、もちろん男子ならではのダイナミックさもあり、実力も高いチームです。一方で、私が一番好きなのは井原高校の新体操部。


彼らの主題曲の選曲がいつも胸に響きます。美しく物悲しい旋律が抒情的で、ぐっと心を掴まれてしまうのです。たぶん、女子は結構惹かれると思いますね。そして演技そのものも、精緻で繊細。バク転やバク宙のキメの美しさも格別ですが、体の柔らかさを生かしたスローパートが特にお勧め。決まった時の完成度には、涙が出そうなくらいのカタルシスも感じます。


女子の新体操部か、と一瞬目を疑うほどの柔軟性と美しさがあって、無骨さとは無縁です。開脚や足上げの美しさも、一人がポーズをとったまま回されたり、絡み合ったりしているところなんて、ちょっとしたエロスを感じるほど色っぽい。アクロバット技もどったんばったんしなくて、まるで忍者みたいに軽やかですし。


ああ、井原高校はいつも期待以上の演技を見せてくれるので感動しきり・・・です。もうこれ以上は、進化しないか、と思っても2016年の演技を見たら、また難度を挙げていて恐れ入りました。なかなか国際的なスポーツとして日の目を見られないけれども、いつか生で観戦してみたい。動画では話題になってるようですし、もっともっと世界に羽ばたいて欲しいなあ、と思います。



Художественная гимнастика для ...мужчин

おまけ:上は、2014年に花園大学新体操部がモスクワのショーに招かれた時のものらしく、ここ最近で一番度肝を抜かれた映像です。とにかくゴージャスなセットに、「ザ・日本」な派手な演出、照明、セット。観客も多いしカメラアングルもアカデミックで、アマチュアスポーツの域を超えた、アートな舞台です。(もう少し長いバージョンはこちら → 花園大学 '14 in Moscow - YouTube


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miyabi2013.hatenablog.com

*1:体操関連の総合的なイベントみたいなものも開催されているようです