雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

楢原さん復帰!の朗報に沸く

2013年公演スケジュールも発表

本日、スタジオライフからの会報が届きました。何気なく一番最初に目に入った緑のプリント用紙。そこには、懐かしい名前が。「甲斐さん、楢原さん・・・え?何コレ、カムバック?!」としばし目が釘付けに。休団中だったり、久しく本公演に出ていない役者を集めての”カムバック公演”なるものが開催されるとか。


そして、外部公演お知らせのプリント用紙の下に「楢原さんの復帰」のお知らせが!このところ、この欄を見るのがとても怖くなっていました。何故なら、小さく淡々と書かれたこのお知らせ欄には、退団する団員の紹介があったからです。前回、三上俊君の退団に打ちのめされたばかりですし。私も長らくファンをやってますが、復帰した団員の紹介は、初めてのことです。


芝居巧者の楢原さんの復帰は、正直とても嬉しいです。個性派かつ実力派揃いのJr.1が揃って、またちょっとした風を起こしてくれそうです。


何かしらの理由があって退団した役者の中には、スタジオライフを離れて地道に役者をやってる人も多いわけで、寂しいけれど、別の世界で地道に役者を続けてくれている、ということに救われることもありました。また劇団に籍を置いている役者でも、外部公演が続いて(あるいは本人もその状態を望んで)、そうこうするうちになんとなく本公演から足が遠のいてしまう場合もあったり。


もともとライフの公演は、ちょっと年齢を重ねると役が限られてきてしまうような作品も少なくないので、「たまにはベテランの演技もがっつり見たいわ。」と思ってもなかなか難しいところだったので、カムバック公演は面白い趣向ですね。うーん、見たいけれど・・・、どうなるか。

【やっぱり来たか、LILIES】


そして、なかなか発表にならなかった年間スケジュールも会報に掲載されていました。まず目を引いたのは『孤児のミューズたち』の再演*1。最近、連鎖公演が多いなあ、と思っていましたが、『LILIES』とブシャールさんの2作をカップリングするとは、素朴な驚きです。どちらもキャストがすごく気になります。『孤児のミューズたち』は、小さな家族の愛憎劇ですが切なくたまらないラストシーンが未だに脳裏に焼き付いてます。


あの3女イザベル、さんが演じた役を誰が演じるのか、かなり興味があります。そして、そろそろくるかもなあ、と思っていたのが『LILIES』。誰が何と言っても、恐ろしいほどの名作。それだけに前回のように客演をいっぱい取り混ぜて”ごった煮”状態でやられるのは嫌なんですよね。その意味では、キャスト発表が本当に怖い。


原点回帰で、是非ともライフの役者だけでやって欲しい、この作品ならば若手の急成長も見られるハズですから。先日、過去のビデオを見ていたら、何故か神野君が浮かんできました。メインキャストではなく(笑)、脇役でステージにいて欲しい感じなんですよね。Jr.9や10からも何人か出演する可能性はあるでしょう。


『アルセーヌ・ルパン カリオストロ伯爵夫人』という新作も「?」という感じでした。ルパンシリーズは、子供の頃に愛読しておりましたが、おそらく読んではいないのでストーリーも謎です。どうしても某アニメの「カリオストロの城」が浮かんできて(そっちも知らないんですけど)、ライフでルパンって、どうなるんだろう、な感じです。


また『BEAT POPS』は、倉田淳オリジナル作品ですが、こちらも未見です。昔、石飛さんが若手の頃、いきなり歌い手に抜擢されたのがこの作品だったかな?先輩達を差し置いて、かなり肩身が狭かった、と思い出話をしていたので、名前は良く聞いてました。

【そしてもうすぐ「続・11人いる!」開始】


先月公演のあった『11人いる!』。気力の減退&体調不良、何より作品自体の吸引力があまりなかったので、足を運ばないで終わってしまいました。2年前の初演もおぼろげに覚えているだけ、というこのぬるーい状態(笑)で、そのまま見てしまっていいのだろうか、と迷いつつ、気楽に見に行こうと思ってます。


『ファントム』以来の観劇ですので、少し空きましたが、この長いインターバルがちょうどいい感じでもあります。今回は、外部公演も入れているので、より楽しみが深まります。その分、ハードな観劇スケジュールですけど、思う存分楽しみたいな。


それから、当ブログでは、まともな感想を書きそびれてしまいましたが、先日自宅で届いたばかりの『ファントム』DVDで前後編を一気に見て、良い意味で打ちのめされてしまってました。スタジオライフ、たまーに(苦笑)ですが、神懸かりな世界観を作り出すんですよね。『ファントム』は、やっぱりスタジオライフの作品群の中ではホントに異質ですが、やっぱり素晴らしいとしか言いようがない作品です。


倉田さんのビジョンの中では、近いうちに『ファントム』連鎖公演も企画している、と思われますが、実現したら、「こりゃあ客席で悶絶死だな」と覚悟しておきます。

*1:残念ながら公演予定は中止となりました。