春真っ只中だけど楽しみが少ない
もうすぐGW。昨年に続き、コロナ禍は変わらず。「まん防」発令中だし、温泉旅行すらままならない状態です。今年は桜の開花も早すぎて駆け足で過ぎていったし、花粉症はまだ続くし、心が春の訪れを楽しめない気分。
テレビはワクチンが間に合ってないこと、諦め悪い五輪報道、その他時事ネタ芸能ネタ、と変わらず。春ドラマはまだ始まっていないのもありますが、ワクワクする作品はあまりないし。
町田啓太君も田中圭君もどっちもFCを退会してしまいました。町田君については、ほんと短かい命だったなあ。新しいプロモも沢山増えていて、ファンを続けたらさぞ楽しかったでしょう。
でも、たまに雑誌を買ったり、TVを見たりのライトファンになっていこうと思います。やっぱり顔とスタイルの綺麗さは、まさに今が絶頂の極みだと思うので結構悩みも深いんですけどね。
インタビューに興味が持てなくなってるので、やっぱり駄目だろうな。「チェリまほ」の黒沢ばりに魅力のある役でなければ自然消滅していくと思います。「青天を衝け」は久しぶりに面白い大河なので、土方役は気になるところです。
韓国BLドラマと日本春ドラマ
最近は友人に勧められた韓国BLミニドラマを2種類見ました。「君の視線が止まる先に」と「カラーラッシュ」の2作。タイBLドラマよりは、まだ見やすいですね。
黎明期の日本BLを思わせる、ちょっと奥手でなんか恐々やってる(特に若手イケメン役者が)感じがちょっと懐かしい(笑)。主人公の2人の心情をかなり丁寧に描いてるし、それでもキスはちゃんとやってるし。
愛のドラマとして演技力で見るなら「君の視線~」、華やかなイケメン同士で設定の面白さを見るなら「カラーラッシュ」かな。BLモノやり始めたばかりの韓国なので新鮮でした。
と余裕こいてると一気に抜き去られてタイBL並みに世界中に進出していくかもしれませんね。日本はいつもマニアック道を追い求めて、世界的ビジネスには目を向けないお国柄ですからね。
もっと言えばアニメしかビジネスの土俵に乗れてないダメダメな国。アニメはどこまでいっても所詮アニメ(というのが私の考え。隙間産業だし、子供向けだし)。世界規模で闘うなら、実写を制してこそ、なのに。
話を戻します。最近の日本BL作品は、漫画原作が多いせいもあるかもしれませんが男性を好きになってしまう葛藤を描くという段階は、「もういいじゃん」と描かれないことが多くなってきた気がします。
本当はそこが一番重要で見せ場なところだと思うのですが、重くなりすぎると視聴者も(現実が重苦しいだけに)しんどくなってしまうのはあるかもしれません。
今楽しみなのは、「おっさんずラブ」製作陣が揃った金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』|テレビ朝日。主人公(松坂桃李)の好きになった女性(麻生久美子)が亡くなって魂がおじさん(井浦新)に入ってしまうラブコメ。
設定を聞いて、韓国映画「バンジージャンプする」を思い出しました。いかにもテレ朝OLシリーズを思わせるハチャメチャ枠で、どうなるか未知数ですが役者は揃ってるからそれなりに面白くなりそう。
男性既婚者ばかりを揃えてるのがなんとも「OLの轍を踏まないため?」と勘繰ってしまうのはありますが、どんなドラマになるかは、ひとまず第1話を見てからになるでしょうね。
一方で、石原さとみ&綾野剛「恋はDeepに」は、第1話にしてすでに失速気味。あれだけのキャストを投入して何故この出来?
剛君、正統派ラブストーリーやりたそうだったので、ようやく相手役も有名女優を選んでもらって、まあ及第点は取れるかな?と思ったら、早くも残念な展開に。
これまた「おっさんずラブ」の徳尾さんが脚本だったけど、この方ね、トンデモ設定だと粗が見えるし、着地点もブレまくるタイプだから先は暗そうですよ。
とにかく日本ドラマはちゃんとしたオリジナル書ける才能豊かな脚本家を発掘すべきだと思います。一生懸命演じている役者が可哀想ですよ。