初夏のレコード断捨離

あまり変化の少ない日々ですが、最近自宅の一部リフォーム工事をしたこともあって、レコードの断捨離を思いつきました。とはいえ、CDやレコードは、定期的に断捨離していてもう３～4回目くらいでしょうか。

今回は、EPレコード（いわゆるドーナツ盤）をメインに半分ほど減らしました。処分（値段は期待せずに買取店に出す）するときの判断材料は、下記の通り。

①存在を思い出すことが少なく、とくに惜しくない
②状態があまり良くない
③CD音源を持っている、またはLP収録されている
④今もデジタル音源を購入できる
⑤この機会だ、と頑張れば諦められる
⑥さすがにもう聴くことはないだろう

③の代用品は結構重要で、気に入った曲は改めてCDを買い直すことがあるので、処分できる可能性が高い。それとは逆に、子供の頃に好きで（ボロボロになるまで）何度も聞いたり、強い思い出のあるものは手放し難いという事実。

もう何度も見直して自分の中の１級品もしくは準１級品しか残さない、と頑張ったものの、やはり減らせるのは限界がありました。無理にでも減らすこともないのですが、いずれにせよ、もう当時のように繰り返し聞き返すことは少ないので、割り切りも出来てきましたね。

それでも今回、最も衝撃だったのは、久しく物置の奥に閉まっていた大事なアルバムジャケットにカビが生えていた、という出来事でした。それこそ、大事に大事にLP箱に格納していた、と思っていたのですが、どんな品物でもやっぱり生きてるんですね。

高音多湿の日本で通気を疎かにする、ということは･･･と捨てたも同然、と感じる痛恨の出来事でした。本格的なコレクターは指紋の油すらつけないように、綺麗に保管している、という理由が身に染みて分かりました。

モノはある程度、大事に保管はしている（傷や汚れは厳禁）ものの、コレクター的な厳しい管理まではこのズボラな性格には無理、なので仕方ないでしょうが。

「こんなことなら、復刻盤CD-BOX買っておけば良かった･･･数年前、28000円の出費を渋ったために今こんな憂き目に合うとは😢」とつくづく思ってしまいました。今や廃盤となって、一部では高額転売されている商品なので、ツライ悲しい思いでいっぱいです。

恐らく人生で一番聴いたLPはこちら。買うならあくまで定価に拘りたい。
再復刻求む！

またCDすら聴かないのに、ほとんど電源すら入れてなかったLPプレイヤーも久しぶりに使ってみたら盤をのせてターンテーブルが回った途端、なにやらふにゃふにゃとヘリが蛇行しています。むむ、コレは？

ターンテーブルの上のゴムが、気候の変動でヨレヨレに伸びている、というアチャー😵な状況でした。いやはやトラブル続きです。なんとか通販で安いマットを敷いてうねりは解消しましたが、次に気になるのは針。

針を買い替えるにも型が古すぎてなかなかの高額になってしまうので、これなら新しいレコードプレーヤー買った方がお得かも、と言えなくもない。まさかのイマドキにレコードプレーヤー購入･･･ですか？！

まあ、幸か不幸か世界的にレコード回顧ブームもあり、プレーヤーはピンキリでいろんな製品が出ています。レコード断捨離してレコードプレイヤー新調するってなんかギャグのような話。

ビデオテープのダビングと断捨離作業もまだ終わらないのに、他にも終わらないオタク作業がまだまだいっぱい控えておりますが、先は長い、頑張ろうっと。

雅・処