雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

大阪〜姫路旅行記

f:id:sugiee:20070715112435j:plain

早いもので旅行から1週間が経ってしまいました。もっと早くアップするつもりだったのですが、なかなか溜まった疲労が抜けず、おまけに昨日階段から足を踏み外し、怪我をしてしまうという始末。生まれて初めてギプスをつけました。まだ少し痛みはありますが、ギプス自体のもの珍しさと煩わしさを感じながら、しばらくは我慢の日々です。


とにかく、旅行の思い出を。大阪に着いたのが夕方だったので、ひとまず噂に名高い道頓堀川周辺に行きました。大阪は公私共に何度も行っていたのですが、考えてみれば観光は全くと言っていいほどしていない。USJで遊んだことぐらいです。しかし、小雨の中、道頓堀へ行くとものすごいネオンと不思議な熱気に圧倒されました。


歌舞伎町とか秋葉原とかの派手なネオンとはまたちょっと違うのに、庶民的で派手。なんだか香港みたい、なんて思いながらガイドマップで「なんだろう、これ?」と思った”道頓堀極楽商店街”という一軒の建物に入ってみました。入口で説明を聞くと、店内共通カードを入口でもらい、入場券と買い物&食事を後払いで清算するということです。


舞台セットのような建物ですが、ちゃんと看板どおりにジャズ喫茶のお店が営業してたりするのが面白かったです。(写真右)

中はレトロな町並みを再現していて、5〜7階まで味の名店街となっていました。面白いのは、食べ物の他に芝居小屋や占い路地、ちょっとした博物館もあれば、広場を模したエリアで寸劇も披露されていて、なんとも摩訶不思議な空間でした。軽くたこ焼きやお好み焼きなどを食べましたがなかなか美味しかったです。


帰りはネオンの中に有名なグリコの看板を見つけ、なんだかとっても得した気分になりました。心斎橋方面のアーケード街も歩いてみたのですが、ちょっと中野商店街を思い出して懐かしさを感じたり。

【魚に癒やされる】


そして2日目。いよいよ台風が近づいて雨がひどくなってきたため、海遊館へ進路変更。水族館や動物園といった大人も楽しめるアミューズメントには、特有の動物臭が苦手で長らく遠ざかっていたのですが、ここは最新鋭のアクリルガラスを使った施設なので屋内に入るととても快適で心配なく楽しめました。

イルカ、ラッコ、カワウソ、ペンギンなど御馴染みの哺乳類も見られるのですが、1番の見どころは、4階程の巨大で入り組んだ水槽の外周をくるくる廻って、沢山の魚をいろんな角度で見られることでしょう。エイやジンベイザメの「海くん」(右下の写真)がド迫力で楽しめます。

終わりのほうにあったクラゲコーナーも結構、好きですね。なんだか海の神秘に癒やされました。最後は充実しまくり(笑)のお土産店で思わぬ買い物をしちゃうほど楽しめたのですが、調子こいてサメ型バターナイフを買って帰り、税関で危険物預かりになってしまった、というハプニングもあり、よく考えて買わないとなあ、と反省しちゃいました。


お隣のサントリー館では3Dの映画もありました。立体映像好きの私ですが、これは今まで見た中でも一番高品質で、意外な海の生態系を映し出してて楽しめました。海の映像ってなんだか気が休まるのか、気持ち良く眠気を誘われてしまいましたが・・・。

◆海遊館公式サイト:
 世界最大級の水族館 海遊館

【絶景かな、姫路城】


一夜明けて台風一過の晴天の下、長らく憧れ続けた姫路城に行くことができました。国宝にして世界遺産、白鷺城の名のごとく白亜の美しいお城、はるか昔に日曜スペシャルなどで「姫路城の7不思議」などという番組を見て胸をときめかしたものです。ようやく夢が叶って会うことができたのが、まさに旅のハイライトでした。


大通りから一直線に伸びた先にお城がある、てなんて素敵なことなんでしょう。地元で”城無き”城下町に住んでいると、その雄大なお城の姿が見えてくるだけで本当に羨ましい限り。その姿を見てるだけでこれぞロマンだわ・・・と浸りまくりました。また外国人旅行客がこんなに多い名所も初めてです。フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語と万国博覧会のごとく聞こえてきました。


城の中は、割と殺風景で暗いのですが、城塞としての機能もちゃんと備えていたので(石落としなどもあり)、見た目の豪奢さとは違って素朴で質実剛健な作りを感じさせます。急な階段があちこちにあるので、昔の人は着物姿でここを上り下りしていたのは大変だったろうなあ、と思いながら6層の天守閣を登って町並みを見下ろすとまた絶景かな〜という感じです。


天守閣から見下ろして見える町並みです。


隠れ城フリーク?の血が騒いだ1日でした。観光資源の乏しい日本、何億もの無駄な施設を作るなら、お城の一つも復元して欲しいわ、と思いつつ、次はどこの城に行こうかな・・・と新たな楽しみも出てきました。