雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

2006-01-01から1年間の記事一覧

'06総決算(3)

普段あまりスポーツは見ないのですが、フィギュアスケートは前から好きだったこともあって荒川静香さんのトリノ五輪金メダル以降、注目しています。しかし最近は女子バレー同様、ちょっとショー化されすぎているのではないかなあ、と。ちょっと前なら世界選…

'06総決算(2)

映画については、邦画が花盛り。劇場で鑑賞した「日本沈没」「フラガール」「地下鉄に乗って」「ゆれる」等いくつか話題作も見ましたが、これだ!と思えるものはそれほど多くありませんでした。泣ける作品は魅力ではありますが、それ以外に何か、が欲しいか…

'06総決算(1)

やはり今年一番印象に残ったことは、宝塚のカシちゃん(貴城けい)の退団騒動でした。まさに「青天の霹靂とはこのことか?!」というほどの激震が走りました。ヒトサマに夢を与える劇団、どころか血も涙もない一企業の論理を感じさせて背筋が凍る思いに。ち…

大きな変動の1年

とうとう今年も最後の1日となりました。去りゆく2006年を振り返って、どんな1年だったか、とここに記しておこう、と思います。(ブログってなかなか便利ですね。) まずプライベートでは、秋から突然の転勤が決まり、流浪の人生(?)からようやく故郷に帰…

肩の力が抜けて

今年のクリスマスはとっても地味に過ごしました。というのも、今日が資格試験だったため俄か受験勉強状態だったからです。 ・・・とかいいつつも、先週末に参考書を開いた時間は1/10にも満たないほど。イヤだイヤだ・・・と駄々っ子になりながら苦しんでおりました…

映画『王の男』

12月9日の公開初日以後、1週間経ってようやく見ることができました、イ・ジュンギ君の『王の男』。予想したセンセーショナルな歴史劇、長年の禁忌を破ったキケンな試み・・・というのにはやや薄く(日本のあらゆる芸術文化作品に蔓延する倒錯美に慣れてしま…

スタジオライフ『銀のキス』観劇記(2)

脇役がイケてます! まっさらの状態で観劇して、最初がVチームの山本芳樹&松本慎也組だったので、全体的にこちらのほうがかなり印象に残りました。サイモン役としては、多少抑えの効いた曽世海児さんのほうが好みかもしれませんが、芳樹君のなんにつけても…

貴城けい、大劇場卒業の日 往く貴女を想う・・・

途中まで別なエントリーを書いていたのですが、ふと12日はカシちゃん(貴城けい)の宝塚大劇場卒業の日だった、ということを思い出しました。この時期、「ふと」なんて言っていちゃいけないのですが、このところ猛烈に余裕が無くてそれすら失念してしまって…

スタジオライフ『銀のキス』観劇記(1)

ヴァンパイアシリーズ第3弾 今週末にスタジオライフの『銀のキス』を見てきました。いやあ、シアター1010(北千住)の空間がとても懐かしかった・・・です。私はこの劇場で過去に見たものでは『パサジェルカ』が一番脳裏に焼きついてますが、どうも冬場の…

オレ様がイカシテる!「のだめカンタービレ」の玉木宏

日本人俳優で今、ちょっと気になってきてるのが玉木宏君。『のだめカンタービレ』で久々に月9ドラマを見ているのですが、天才音楽家”千秋サマ”があまりにもお似合いで、その”オレ様ぶり”にシビれてしまってます。玉木君が映画『ウォーターボーイズ』にカー…

遅すぎの上陸、イ・ジュンギ

最近、いろいろと気になる人&モノが増えてます。まだ興味本位であちこちかじってる段階なので、とりあえずそのまま列挙しちゃいましょう。まずは、もうすぐ劇場公開される映画『王の男』から。中性的な魅力で話題のイ・ジュンギ君です。いやはや待ちました…

「堕天使の涙/タランテラ」観劇記(2) ”贅沢”な雪組

めくるめく余韻に浸りつつも、たった2日前のことなのに、もう夢うつつの気分です。ディテールはだいぶあやしくなってしまってるので、ロクな感想はかけませんが、ひとまず続きを。「堕天使」のほうで今回一番感心したのは、リリス役まーちゃん(舞風りら)…

「堕天使の涙/タランテラ」観劇記(1) まさに本領発揮のサヨナラ公演

宝塚ファンを忘れていたようなこの1ヶ月、むしろ距離的に離れてしまって寂しい・・・のと日々に忙殺されて夢の世界に浸ることができないのもありました。またどこかしら思い出すのが怖かったのもあるかもしれません。 何度か諦めようと思ったコムちゃん(朝海ひ…

ようやく1ヶ月が経過

田舎に帰ってきて早1ヶ月が経ちました。ようやく少しずつ身辺整理がついてきた感じです。とはいえ、新しい職場に移って仕事はこれからが本番。どんどん厳しくなっていくだろうなあ・・・と内心こわごわしてます。更にプライベートではネット開通が遅れに遅れ、…

小説より小説?なJT.リロイ詐欺事件

昨夜、「ザ・世界仰天ニュース」を見ていたところ、「信じられないウソスペシャル」という短い次回予告に一人の人物が映ってました。金髪の鬘をかぶる黒髪の若者、そしてサイン会のような風景、仰々しいアナウンスにピン!ときた一人の人物。それが、JT.…

有名人の知り合いを持つことのヘヴィさ

長くも短くも無い人生の中で、偶然知り合った人達の中にいわゆる「有名人(もしくはその家族)と知り合い」という人が居ました。この場合の有名人とは、漠然と「世間で知られた芸能人」という意味ではなく、私自身がその本人もしくはグループのファンである…

これが私のファン道〜♪

こんなブログでも、覗いて再開を喜んでくれる人からのエールはとても嬉しく励まされたので、久しぶりに長文いかせていただきます(笑)。東京生活時代はまるで虚構の世界にどっぷり・・・という感じでした。というか働いていてもどこか現実感の薄い日々だった気…

myラスト公演in東京

レポはいつになるか分かりませんが、月組全国ツアー「あかねさす紫の花」と星組「愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム」の公演についても書きたいと思います。*1本日、私の東京最後の観劇となった湖月わたる君のサヨナラ公演はいろいろと思いが交錯する瞬…

とうとうこの日が・・・

長い東京暮らし、最初の1年はあまりの人の多さにストレスが溜まりまくり、で「とっとと帰りたい!」だった筈が周りの人のおかげで、なんとかここまで持ちこたえました。そのうちに趣味が増え、行動範囲が増え、いつの間にか少なからず素敵な友達もできて、…

優しさって何だろう? 

最近、ズシリと重みを持って響いた言葉があります。愛するカシちゃん(貴城けい)がコンサート千秋楽で語ったという台詞、 「人にいつでも優しくいられる自分でありたい」という言葉です。その言葉自体はシンプルですが、大きな苦しみを経てきたであろう人が…

花組『ファントム』観劇記(2) 親子愛

いつになく青年観客の多い?東京宝塚劇場では、「『オペラ座の怪人』と違って’家族愛’が重視されているんだって?」と、同行者に興味津々で問いかけてる若者の会話が聞こえてきて内心笑みがこぼれます。 2回目になるとようやくこまごまとしたシーンも目に入…

スタジオライフ ’06『夏の夜の夢』(1)Wチーム観劇記

可憐なちっちゃい子チーム 罪深き私は、愛するカシちゃん(貴城けい)のコンサート千秋楽の時間に↓を見に行ってしまってました。仕方がないとはいえ、今回ばかりは、かなり後悔の念に襲われました。過去にもバッティングで、ライフを取るか、ヅカをとるか、…

貴城けいソロコンサート 「I have a Dream」

見る前は恐ろしくもあり、しかし、軽いヅカスランプに陥ってる今こそ、これを越えなければ先がない・・・と悲壮感を感じつつ、カシちゃん(貴城けい)のコンサートに行ってきました。しかし、いざ幕が上がれば、そこに居るのはいつものどっしり落ち着いたカシち…

同人誌に思う・・・

故あって家の片付けを本気でやってる昨今ですが、当人も忘れていたものがドカドカと出てきて思わず赤面、なことがあります。今回出てきたのは、6年ほど前に作成した同人誌。とある映画の感想を書いたもので、イラストは現在フリーの漫画家となったEちゃん…

スタジオライフ『夏の夜の夢』(3)Yチーム観劇記②

笑えたりそうでなかったり・・・笑いって難しいな やがて主要登場人物が一気に登場します。若いながら威厳あるシーシアス役のマッキー(牧島進一)の美声も、澱みなく響き渡り、「素敵・・・」と酔いしれます。このところ、ちょっと損な役どころが続いたマッキーで…

スタジオライフ 『夏の夜の夢』(2)Yチーム観劇記①

ライフ初の”歌う”シェイクスピア劇 昨日、ようやくスタジオライフの『夏の夜の夢』を見てきました。6月に新作案内を聴いた時は非常に複雑な思いに駆られたこの演目。 何といっても軽やかに書かれた「歌うスタジオライフ」というキャッチコピーにうすら寒い…

退団会見後、今が一番きちゃってるかな

カシちゃん(貴城けい)の退団発表の衝撃から3日経って、今が疲労と心労の極み、という感じです。友人からのメール「傷心中で申し訳ない・・・」に思わず「本当にそうだわよ!」と相槌打ってしまう自分に苦笑。退団会見の写真と記事を見たら、表情の硬いカシち…

貴城けい 早すぎる退団発表

今日は、お休みをとって1日中家で片付けをしていました。宝塚のチラシや切抜きなど整理して、宝塚グラフの対談などを読み返し・・・(もしや虫の知らせか?)。そして夕方、友人の携帯メールに「カシちゃん、退団」の文字。その時は、ハンマーで殴られたような…

宝塚花組『ファントム』観劇記(1)

寿美礼ファントム、可愛い・・・ これが現在東京宝塚劇場で公演中の花組バージョン「ファントム」を見ながら、何度も口からこぼれた言葉です。こんな単純明快すぎる感想でいいのかしら?・・・と思いながらも、再演で復活したオペラ座の怪人、ファントムことエリッ…

激動の渦に翻弄される麗しき主人公達、『オルフェウスの窓』

『オルフェウスの窓』は、「ベルばら」の作家でお馴染みの池田理代子さんの長編コミックです。途中、一時連載が中断され、筆致も大いに研ぎ澄まされた頃に、苦しみながら描きあげた?と思われるこの作品には、やはり作者の並々ならぬ情熱を感じます。私は、…