雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

おっさんずラブリターンズ 今は不安しかない

テレビ朝日の前ノリ感がエグイ

2024年1月5日に「おっさんずラブ」不動産編(2018)の続編ドラマがスタートします。かつて「OL民」として甚だしくこのドラマにハマっていた自分ですが、今はすごくクールダウンしております。


そんな輩は私だけではなく、ポスト(X)の動向も活気を呈している・・・とは言い難いようです。皆さん、楽しみで「待ってました!」という気持ちよりも、「めっちゃ不安いっぱい」って感じじゃありません?私だけ?


グッズ発売に「おっさんずラブ展」開始に、コラボカフェ・・・もう何なの、テレビ朝日必死過ぎ、まだドラマが始まってもいないのに前倒し過ぎて感情がついていってません。


だってドラマ始まってからやるべきことばかりですよ。グッズと入場料でそんなに儲けたいのか??テレビ朝日の経営が火の車であることは知ってますけど・・・💦



こういうビジュアル見ると、本当に5年の時を流れを忘れてしまうほどにイカシテル✨んですよね、OLキャスト陣は。個別の宣伝写真見ても、全く老け込んでないことに慄いてしまったんですから。


それにしても「世界よ、これが日本のラブだ!」という上から目線の宣伝コピーってどうなん?香港版やタイ版などリメイクを制作している国も増えてきてるので、本家本元はウチラだ、とアピールしたいのかな。


いやいやリメイク版海外ドラマを見てはいませんが、「おっさんずラブ」の要素をふんだんに使いつつも、きっと日本版よりディテールは凝ってるんじゃないかな、と私は思っていたりします。


勿論、あの素晴らしい日本版キャストが勢揃いして、井浦新さんや三浦翔平くんなどの実力者も投入されて、これでドラマがつまらなかったら獄門磔の刑に処すよ😂ってなほどです。


続編を最終回まで見て、「まあなかなか良かったじゃん」とシリーズ終焉を安堵するような出来栄えだったら、それこそ全力で手のひら返し、してあげます(笑)。


それまでは、やっぱりヒヤヒヤしながら見続けるんだろうな。いやね、何も全てにケチをつけたいわけじゃないんですよ、むしろ信じたいの、ワタシは。

この不安の原因って一体何なのか?


やっぱり5年も待たせて、劇場版や「おっさんずラブ in the sky」のちゃぶ台返しを経て・・・


 またトンデモドラマを見せられないか


という不安。これが甚大なのです。5年という歳月も長すぎた。せいぜい3年だったらまだ少しはあの熱狂を忘れていませんでした。(コロナのせいで延びてしまったのかしら?)


それから、牧ファンには申し訳ないのですが、林遣都くんも実生活で結婚して子持ちになっていて、以前のような熱狂的ファンは激減してると思うんですよね。


BLドラマによってイメージが固定化されることを嫌って、シーズン1直後のOLブーム全盛期の頃、取材にものすごく非協力的だったこと、私は今なお忘れていません。(映画宣伝の時は普通でしたけどね)


それは事務所が行き過ぎたOLファン達から遣都くんを守るための過剰な防衛措置だったとしても(田中圭くんに取材が偏ってひどくアンバランスでした)当時はすごく感じ悪かったです。


所帯持ちになって、妙に熱の熱いBLファンに付きまとわれる(SNS上で、くらいでしょうが)ことがなくなった今だからこそ、「さあ、牧を存分にやりましょう」って・・・そういう風に見えなくもない。都合いいわ~と思ってしまいます。


まあ、BLドラマ初期の頃で想像以上の大ブームだったから仕方ないでしょうし、その後も別に遣都くんを嫌ってドラマ見ない、とかはなかったのですが、こと牧役にはかなり抵抗感がつきまといました。


この5年間の間に、「チェリまほ」がスマッシュヒットをうち映画化もされましたし、「美しい彼」「きのう何食べた?」は好評で映画版、シーズン2へと飛躍しました。


「消えた初恋」で私は目黒蓮にハマってしまいましたし、最近も「みなと商事コインランドリー」も続編が放送されたばかり。フレッシュな若手がどんどん活躍しています。


それぞれOLほどの大ブームは起こさなくても、どれも安定して質の高いドラマを提供していますし、BLドラマ自体は小粒化してますが、テイストを変えて選択肢を増やしています。


残念ながら、OLのように続編が破綻するようなドラマはほとんど見かけません。まるでOLを反面教師に(?)「ウチラはちゃんと丁寧にやろうね」と示し合わせたかの如くです。


主役の俳優達も、イメージがどうとか拘らず、取材にも出し惜しみせずに喜んで受けて、なんなら仲良しアピールすらぬかりありません。私はこれもOLの影響を強く受けてる気がしてなりません。


過剰に「妄想カップル」像が膨らむことは警戒しつつも、せっかく盛り上がってくれるファンの夢を壊さない、というバランスを取ってちゃんとドラマをプッシュしているのです。


その後、OL製作陣の作ったいくつかのドラマでは、あえて妻帯者の俳優ばかりをBLの主役カップルに抜擢しているようで心苦しく思ってました。チカラ入れる所は、そこじゃないから!


一方、大量のタイ産BLドラマで世界中を席巻しています。「おっさんずラブ」の成功はあまりにも偶然の産物であったため、綺麗に着地することもできず尻切れトンボで終わり、ビジネスチャンスを逃してしまった、と思っています。


その割には、テレ朝はファンビジネスを利用してお金がらみだけ力を入れている気がするんですよね。応援するファンへの地道で誠意のこもったアピールはあるんですかい?


限定イベントやグッズや本だけいっぱい出せばいいってもんじゃないのです。
えっ、もしかして欲しがり過ぎですか、私達!?


いや、とにかく全てはドラマの完成度、これにつきますね。鋼太郎さんの武蔵もまた重要人物でストーリーに絡んでくると思いますが、視聴者の大半は春田と牧のドラマを見たいんだと思うんですよ。


だからこそこの2人の間をひどく邪魔したり、ドラマの筋を違う方向へ持っていったりする、あるいはゲスト俳優達が大活躍する、みたいな前回までの失敗を繰り返さないで欲しい。


面白くて笑えてそれでもジンワリと感動する、同性同士って愛するって何だろう、と少し考えさせるようなシーズン1のドラマの奇跡的なほどのハーモニーをもう一度見せて欲しいと願っています。


それから周りを固める素敵なキャスト達の見せ場も大いに見せて欲しい。シーズン1の群衆ドラマ的な良さも実は大いなる味わいとなっていたこと、もう一度思い返して欲しいです。


シーズン2は、ごく普通にドラマを見る感性で楽しんで、最終回が終わって「やっぱり最高だ!!」と叫べる内容であったならいくらでも手のひら返ししますからね(^_-)。


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