雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

グランプリファイナル開幕! 今季は楽しみ半減か?

GFシーズンが始まりました。アメリカ杯、カナダ杯、中国杯、そして今日でフランス杯も完了。ということは、スタートからもう1ヶ月も経っちゃってたんですね。すでに王者ランビエール引退(涙)、昨年の世界フィギュア覇者ジェフィリー・バトルも引退。


そして開幕早々、高橋大輔君が足の大怪我(症状が気になります)ということで、シーズンの楽しみがグッと減ってしまいました。今まで見てきたところ、トマシュ・ベルネルも世界フィギュア選手権での失敗から立ち直っていないようで不調っぽく、ジュベールもジャンプでの精彩を欠き、「もう、皆どうしちゃったのよー!?」という感じです。


調子の良いのは小塚崇彦君だけかい(笑)?小塚君を見ると、ジャニーズJr.(ABCZ)でアクロバット得意な塚田君を思い出します。顔が似てませんか?名前も同じ「塚ちゃん」で。


彼の場合、正統派で綺麗なスケーティングなんですけど、もう一つ、他のスケーターが持ってないような”武器”がないのがちょっと寂しい。なんか30年くらい前のスケーターのイメージなんです。それになんでいつも黒とか濃紺の地味な衣装なんでしょう?そういう面も、もっともっと目立ってアピールして欲しいです。


やはり謹慎&出場辞退期間の長かった織田君の公式戦復活はまだまだのようですし、日本男子勢は一気に苦しい立場になってますね。絶好調だった高橋君が最悪の場合、今季を棒に振る・・・なんてことになると、本人にとっても相当の試練。(私も悲しい)ランビエールは、怪我の後遺症が引退の決め手となってしまっただけに、怪我はホントに怖い。

【真央・ヨナ時代は続く?】


王者不在の男子スケート界、一気に世代交代する可能性もあります。一方の女子のほうは、混戦模様のよう。15,6歳の若い選手の活躍を予想しましたが、意外と20歳以上のベテラン?に勢いが戻ってきてるのが面白いです。


それからこのところの衣装の斬新さは凄いですね〜。今回は、ワーグナー選手のFSの衣装が一番ビックリしました。すごい露出度で、スケーティングより衣装にばかり目が行ってしまいました(笑)。


フランス杯では、真央ちゃんのジャンプがあまりにミス続きでしたが、スピン・ステップなどの表現力は、かなり上達が感じられました。表情が硬かったのが残念でしたが、オトナっぽさをどんどん身につけてて本当に1年の違いでもこんなに違うものか、と驚きます。


新FS、仮面舞踏会はスピーディで面白かったですね。それ以上に気に入ったのは、EXでの赤と黒の衣装のタンゴ。あれは、屈指のプログラムです。個人的に今までの真央ちゃんのスケートティングで1番好きな振付かも。タチソワコーチとの組み合わせ、吉と出るかも!


しかし、すでに絶好調&完成度の高さではキム・ヨナが一歩先をいってる感じ。今季の彼女は、スケートリンクに立ってるだけで迫力が違うのが分かります。そしてあの射抜く妖艶な表情は、まさに女王の風格。素顔の素朴さ、とこうまで違う人も珍しい。大学進学も決まったとか。公私共に目標が定まり、その落ち着きが、あの貫禄に繋がってるのかもしれませんね。


アメリカ選手も若手がいっぱい出てますが、どの子が、とは今絞れない感じですね。真央・ヨナ時代は、しばらく続くような気がします。なんと言っても、4分間の演技が長く感じないこの二人は別格!です。それはそうと男子、なんとか面白くなってくれるといいのですが。。。