また最近、漫画をネタにした『ごくせん』のヒットなどで学園ドラマも話題になっているようです。『ごくせん2』では、ジャニーズ事務所の亀梨&赤西コンビ*1がイイ味出していて、やはり学園ドラマはこの年代の少年達を魅力的に見せるコンテンツだなあーと感心しました。
一方で、『金八先生』も久々に第六シリーズ、第七シリーズを見てあまりのシリアスぶりにビックリ。第六シリーズでは、上戸彩ちゃんが「自分は男なのだ」と性同一性障害に苦しむ、鶴本直役が非常に印象的でした。演技自体は達者というわけでもなかったのですが、醒めて自分をさらけ出さないクールな表情が目に焼きつきました。また、3Bの生徒の父親が殺人犯となってしまうくだりもなかなか痛ましいものがありました。
第七シリーズはさらに過酷で、義母から家庭内虐待を受け、途中から覚醒剤中毒となってしまう丸山しゅうが重要人物です。この役をYa-Ya-yahの八乙女光君が体当たりの熱演!「アイドルでありながら、ここまでやるのか!?」とかなり驚きました。校内で警察に連行され、卒業式で少年院に護送される中学生なんて、自分の学生時代から考えると隔世の感という感じです。また自殺未遂で大怪我をしてしまう崇史(鮎川太陽)や、障害を抱えつつも可愛いスマイルでクラスをなごませるヤヨ(岩田さゆり)など印象的な問題児(?)も多く「金八先生も大変すぎ・・・(汗)」と思うほどでした。
リアルな問題を提示することも大切ですが、昔のように明るい題材ももう少し扱ってくれたらいいのですが、現実がそこまで閉塞してるのでしょうか。そうそう、このドラマで何度か「よさこいソーラン」を歌い踊る3Bが出てきますが、これはなかなかの見所で、大好きです。
★ところでこの第6シリーズの直と第7シリーズのしゅうの挿入歌となっていたフランス語の歌について、もしタイトルを知ってる方がいらっしゃったら、是非教えて下さい!城之内ミサさんが歌われているのでしょうか?★
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岩田さゆりちゃんのアルバム。正統派アイドルって感じです。歌も結構イイです。
*1:実はそれまではかなり苦手なアイドルだったのですが。