雅・処

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「おくりびと」アカデミー外国語映画賞受賞!

タイトな出張中に飛び込んできたビッグニュース!生中継を録画していたので、後からようやく見ることができましたが、受賞の瞬間の映像は、ニュース番組で見たとおり、本当にあっという間で、拍子抜けしちゃいました。でも、シンプルでもすごい快挙です。


後でインタビューを受けた本木君の談。発表の直前、当初この賞を獲得すると予想されていたイスラエル映画の関係者席にカメラがズームしていってたそうです。やっぱりな、と思っていたところ、そのカメラがUターンして自分達に向かってきて、「え?」と思ってるうちに壇上へ。通りでやけに引きのアングルだったわけです(笑)。まさかの大逆転はダテじゃなかった、と。


私の当初の予想では、「おくりびと」受賞は五分五分というところでした。他のノミネート作品を見ていたわけではないので比較はできませんが、「おくりびと」は、邦画の最も良きエッセンスを網羅している作品だと思うので、この作品が受賞できなかったら、邦画がアカデミー外国語映画賞をとることなんてほとんど可能性ゼロだろう、と思ってました。


それだけに驚きもありましたが、「やっぱり審査員達も見る目あったんだなあ〜。」と感心したものです。その「おくりびと」余波で滝田監督の次回作である「釣りキチ三平」まで波及効果が出てるようで、面白いものです。須賀健太君が主役なので、チラシを見て興味を持ちましたが、まさか滝田監督作だったとは(笑)。これでまた一弾と日本映画に弾みがついたら嬉しいですね。