雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

あっぱれ!戦国BASARA

昨今のアニメには滅多に心動かされない私です(二次元<三次元派)が、最近視聴しているアニメがあります。『戦国BASARA』と『グイン・サーガ』。『グイン』のほうは、かれこれ15年ほど前に読み始めた冒頭の方が、現在BS2で放映されており、かなり原作に忠実なのと、人物像の違和感の無さに感服しています。残念ながら原作は、90巻を過ぎたところで力尽きてしまったのですが、TVアニメは一体何巻まで放映されるのでしょうか。


そして、昨年から待ちに待っていた『戦国BASARA』は、予想以上の展開を見せております。なにがって伊達政宗様がカッコ良い、無性にカッコよすぎる・・・わけです。もともとカプコンのゲームであったこの作品、戦国シュミレーションゲームに憧れつつも、一度もプレイしたことがない私でありました。(ハマるのが怖くて、ゲームはしない、と心に決めているからです。)


YOU TUBEで見た時は、同じくゲームシリーズの『戦国無双』との差もほとんど理解はできませんでした。絵柄は、「無双」の方が写実的で綺麗(→なんと言っても森蘭丸が美しいので・・・)と思いましたが、「BASARA」のほうは、政宗が”レッツ!パーリー(Let's Party!)””ユーシー?(You See?)などとケッタイな英語を話すことや、片倉小十郎との熱愛*1ぶりが可笑しくて、映像を楽しんでいたものです。


もともとアクションゲームよりもストーリーモノの方が楽しめるので、アニメ化は渡りに舟、という気持ちでした。第一話を見ると、メインとなる顔ぶれがほぼ揃ってます。政宗&小十郎はもちろんのこと、真田幸村と(ここでは彼が仕えてる)武田信玄。そして宿敵、上杉謙信。サブキャラとして、猿飛佐助と架空の女忍び、カスガ。実は、同時代に同じ歳だったという(トレビアネタのような)政宗と幸村のライバル対決が中枢かと思いましたが、それは冒頭の激しい決闘シーンが”お約束”なだけで、思ったよりちゃんとストーリーが出来てます。


”魔王・織田信長”と部下の明智光秀(やや快楽殺人者的)、濃姫森蘭丸という織田軍を、包囲するために戦国武将の結束を固めるという名目で、前田慶次が各地を放浪して諸将を集めたり、いくつかの名将達との死闘が繰り広げられたり、とまあ、史実を完全無視(?)していながら、なんとなく力技で納得させちゃう展開が小気味良い。何より、戦国武将オールスターズとも言える様な豪華な顔ぶれが、勢揃いしただけで”古・歴女”の血が騒ぎます。


また武将達は、現実無視の無茶苦茶なキャラクターにも見えますが、それぞれに魅力(もち美男揃い)があって妙な説得力があるんですよね、「確かにこういう一面があるよな」という人々のイメージをちゃんと掴んでいる。まあ、戦国最強の戦士、本田忠勝が鋼鉄ロボットなのには、大笑いでしたけど。

【オラが殿様カッコ良し!】


登場人物が多く、どの人物をとっても主役になれるだけの個性があるだけに、話の組立は何通りもあると思います。実際、コミックスなんかだとまた全然違う話の展開でしたし。もし、「戦国BASARA2」がアニメ化されたら、ガラガラポンで違うストーリーも有かな、と思うほど。但し、どの人物も欠けて欲しくないために、殺されちゃうと胸が痛みます。私的には、あまり素顔を知らない西国の武将(長曽我部元親とか)も、活躍して欲しいなあ、なんて思いますが。


それはそうと、何が言いたい!って、一番はオラが殿、伊達政宗様でござります。不良の首領のようなガラが悪さと無鉄砲さ、獣のような本能むき出しでありながら、どことなくクールガイな(内心、熱血漢な一面も)イデタチがたまりません。ちょっと”気になる愛されキャラ”過ぎて申し訳ない気がしますが、惚れ惚れです。そして、極道っぽい片倉小十郎との主従の固い絆がもう、ツボすぎ(笑)。


もともと片倉小十郎は、政宗より10歳年上で、政宗死後も直系子孫が「小十郎」を名乗って伊達家の一番家臣に控えたというほどの人物。アニメでも「初陣より片時も離れず・・・」側に仕えていたことや、「(独眼)竜の右目」と呼ばれているなど、その熱き主従関係は際立ってますが、このアニメ、いちいちオトメ(?)の隠しツボを突いてきます。政宗&小十郎の二人だけのシーンが只ならぬ真剣な掛け合いで、まるでラブシーンのよう。


無意識にはるか昔に私が心惹かれていたのは、「この命をかけて、ただ貴方について行きます!」という家臣の熱き言葉でした。もうね、そんじょそこいらのBLなんてメじゃありません、って(笑)。究極の愛の言葉じゃありませんか!当然、作り手も狙っているのでしょうが、「ヤラレタ〜」という感じです。


特に7話、深手を負った政宗の体を思い、無茶を止めようとする小十郎の激しい信念・・・もうどれだけ夜更けに悶え、のけぞったことか(笑)。お見逃し無く!って感じです。まあ、本物の伊達政宗という人も、結構”危ない橋”渡っていて、秀吉や家康に最後まで反抗心持っていながらも、首根っこ掴まれて押さえ込まれていたような人だから、草葉の陰で「オレ様の天下到来だぜ。」とニヤリとしているんじゃないでしょうか。

【戦国ブームの影響】


戦国ブームの火付け役というのもまんざら嘘ではない「戦国BASARA」は、観光のみならず、フィギュアや名産品にもなっていて、「BASARA米」やら「BASARA絵柄の笹かま」まで発売してるそうです。地元でありながらまだ見てないのですが、見つけたら買っちゃうかも。近年、復刻された白石城は小さくて可愛らしいお城で、2回ほど見に行きました。階段がかなり狭くて降りる時は、やや怖い作りが印象的。


デジカメを持って行かなかったのが残念ですが、小十郎&政宗の等身大パネルなんかも置いてありました。3年ほど前には、東京小川町の時代屋という店に立ち寄り、戦国グッズに圧倒された(家紋付の手ぬぐい、タオル、入浴剤、キーホルダー等)ものですが、戦国ブームの前触れは、そんなところから起こっていたのか、と今となると納得します。


エンタメニュースなんかでは、「今まで戦国時代に興味を抱いていなかった若い女性が・・・」なんて書かれてますが、さにあらず。隠れファンは昔から絶対多かったと思います。まあ、男性とは視点が違っているとは思いますが、鎧や刀剣の美にウットリし、今も尚、城フェチな私からすると、”ナナメ見”な人も含めて相当隠れファンが存在したのでは?と思います。


そうそう、忘れてはいけません。あの西川貴教氏(abingdon boys school*2)が歌うオープニングテーマ「JAP♪」が、また迫力あって素敵です。DVD付初回特典盤CDを購入しましたが、付録のDVDミュージックビデオは、ゲームバージョンの3D風「戦国BASARA」でこれまたなかなかの見ごたえがありました。久しぶりに聴いた西川君の強烈な歌唱ぶり(→アナタ、上手すぎ!)にはこれまた惚れボレです。


NHK大河ドラマでも、来週は真田幸村が登場!果たして、上杉家に身を寄せ、兼続の切腹を止めたと言われる、前田慶次は出るのか?伊達政宗の出演の時は、小十郎の出番があるのか?密かに気になっております。そして、「BASARA」はイケメン揃いのD-BOYS出演で、舞台化もされると聞きました。最後は、映画化かな。難しいとは思いますが、3次元化して欲しいものです。

◆「戦国BASARA」(アニメ)公式サイト:


◆「グイン・サーガ」(アニメ)公式サイト:GUIN SAGA - グイン・サーガ


◇BASARA米関連:MANTANWEB(まんたんウェブ) - 毎日新聞デジタル


◇戦国ブームについて:戦国ブームは女性牽引!? 人気ゲーム『戦国BASARA』初のアニメ化 ニュース-ORICON STYLE-


戦国BASARA 其の壱 [DVD]

戦国BASARA 其の壱 [DVD]


DVD化されて、近日発売予定。


JAP(初回生産限定盤)(DVD付)

JAP(初回生産限定盤)(DVD付)


アニメソングとは思えないほど、ロック魂を感じます。日本語歌詞がまるで英語のようですが、なかなか強烈。ミュージックビデオは、文句ナシの楽しさです。


戦国BASARA乱・世・乱・舞 1 (MFコミックス)

戦国BASARA乱・世・乱・舞 1 (MFコミックス)


3巻まであります。読み直してみましたが、上杉謙信の死がショックで。。。

*1:いやまあ、主従関係とカモフラージュされております・・・おいおい。

*2:いつの間にロックバンドを率いていたのかしらん?