雅・処

好きな俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

'12.4.30 Kayaワンマンライブ「薔薇の葬列 -Vampire Requiem-FINAL」

GWも半ばというのに、大雨のため、家に巣こもりとなっております。4月末の3日間を、半年ぶりに東京で過ごし、友人とゆっくり会えたのが1番嬉しかったことです。元々は、Kayaちゃまのマンスリーライブをメインディッシュにとセットしたのですが、直前にとったイベントや芝居も結構楽しめて満足でした。(ホント生き返ったわ〜。)


ずっと地元でのオムニバスライブが多かったので、いい加減、ワンマンが見たい!と取った今回のチケット。吉祥寺のMANDARA-5の前はゴスロリ姿のファンだらけでした。会場は地下2階で吹き抜けとなっているのでまるで洞窟のようで、緑がかったライトも幻想的。小さなバルコニー席はどうやら関係者席のようでした。なんかちょっと羨ましい。


何せこちらは開演まで1時間立ちっぱなしですでに足はパンパン。Kayaちゃまが登場するまで、若干フラフラしながら「私、あと何年これやってられるかなあ・・・汗」という本音が頭をよぎります。さらにその間、BGMには「モーツァルトのレクイエム」がノンストップで流れていて、「なんでかしら?」と思っていたら、なるほどライブのテーマは「葬列」だったという。

【ヴァンパイア達の葬列】


ようやく登場したKayaちゃまは、「Vampire Requiem」ジャケットの美しい”喪服”姿の貴婦人。髪を上げて広めのオデコを露(あらわ)にし、ゆっくりと近づいてきました。ただならぬ雰囲気の中、静まり返る客席を前に、吸血鬼「カーミラ」に見初められて、永久の闇を揺蕩う宿命を背負った貴婦人「クリスティーナ」の物語*1の世界の幕開け。主人公クリスティーナは、Kayaちゃまです。


その物語のテーマ曲ともなる「Vampire Requiem」で華やか秘めやかにライブはスタート。どこで叫んでいいのかも分からないような、聞き入ってしまう展開でした。「ワタクシの名は、クリスティーナ・・・でも、なぜかワタクシのことを”Kaya”と呼ぶ人もいます。」なんてさりげなく笑いを誘いつつも厳かなムードで曲は進みます。


割と始めのほうで、Seliaさんがコーラスに加わりましたが、実物はすごい迫力。Kayaちゃまが、ディーヴァ(歌姫)と紹介しておりましたが、まさに空間を埋め尽くすようなファルセットの高音が心地良くKayaちゃまの声とマッチして、至福のひとときでした。Seliaさんの私物であるという”死神の鎌”は、刃先が湾曲しており、Kayaちゃまの首にあてられると演出とはいえ、非常にキレそうでゾッとしました。


Ophelia」は、今でもよく車で流して聴いてるので、この曲の前奏が流れるといろんな思いが交錯してきて胸がドキドキします。ライブで聴くとたまらない。


唯一といっていいほど短いMCは、「ワタクシ、(客席ファンを指して)そういう赤い服を着ていたこともありました。全身白い服を着たこともありました。そういうロリータファッションを着ていた時代もありました。髪を短くしたこともありました。そうね、坊主・・・いえ、さすがに坊主はなかったわ(笑)。」なんてクスリと笑わせながらも、今回創り上げた世界観を壊すことなく、曲に繋げていきます。

【愛妹・HIZAKIの登場】


Kaya扮するクリスティーナが、”妹”との楽しい思い出を回想する、という流れで、聴き慣れたワクワクするようなサウンドが・・・。重い曲ばかりと覚悟していたこのライブで、1番好きな「Nouvelle Mariee」を演奏してくれたのが予想外でとても嬉しかったです。そこで、Versaillesのギタリスト、HIZAKI登場。ワ〜オ、なんという贅沢さ!しかし、HIZAKIが出てくるまで、スペシャルゲストで直前告知されていたことを忘れておりました。これでも大ファンなのに・・・(汗)。


Versaillesのライブでは、野郎ファンに邪魔されて、HIZAKIを至近距離で見るのが難しいし、命の危険(?)も感じるため、平和にルンルンと弾いてる彼を見られて嬉しかったです。後でよく見てみたら、ミニスカートにタイツ姿というかなり露出度が高い衣装*2でございました。Kayaちゃまが「愛しの妹」と呼ぶとまさに”妹”にしか見えないラブリーさ。Versaillesでは「姫」ですけど、ここでは本当に「娘っこ」って感じでした。


曲が変わり、しっとりと歌われる「funerary dream」で、ジンワリ。最近、この曲の歌詞をじっくり聴いてたら、すごく切なくなってきちゃいました。だいぶ前の曲なんですが、私の場合は、メロディが歌詞より先に頭に入るほうなので、実感するのが遅いこともあります。「Sink」も入水自殺をモチーフにしてるんだろうな、と思うとKayaちゃまの涙が痛々しく感じて・・・。


ワンマンとなると最近は、こういう作りこんだ芝居仕立てをやっているそうですね。MC満載で楽しいのが見たい!と願ってはいるのですが、演劇に通じる「作りこんだ世界」にもどっぷりとその世界に入り込めて、それはそれで魅力的です。願わくば、座ってゆっくり見入りたい(笑)という感じではありますが。


Curse of Rose」でSelia、Hizakiを両側に引き連れて歌うKayaちゃま。この贅沢な顔ぶれは、どう見ても3姉妹にしか見えません。「これ全て男なのよ」と心の中で何度もリフレインしながら、ウットリ見ておりました。締めくくりは、Seliaさんが歌う「カッチーニアヴェ・マリア」。もうこの曲が死ぬほど好きな私には、完璧すぎる、神すぎるエピローグでございました。

【新曲「SALOME」エロティックで、すごくツボ】


アンコールでは、お馴染みの「Rose Jail」。HIZAKIのギターで、いつも以上に盛りあがり、Kayaちゃまのアオリにのせられて、初めて前への突進。熱烈ファンばかりの一団との押しくらまんじゅうにヒーヒーしながらも、ちょっと達成感がありました。巡りあいから3年過ぎてようやくここまで来たか・・・。


この夜披露目となった、6/20発売予定の「SALOME」。まずは、ステージに大きなスクリーンが登場し、PVの一部が流れます。ハーレムの踊り子のような衣装を身につけたKayaちゃまがゆらゆら踊る。もう鼻血もののエロティックさ、妖しさに動悸が・・・。いやあ、すごい好きだわ、コレ。カッチリとしたドレス姿が多いこれまでとは一線を画し、腕もあらわに艶めかしく踊り狂う姿。


スクリーンがはけると、今度は長い髪を垂らし踊り子姿のKayaちゃまが登場。「SALOME」をフルで歌ってくれました。曲自体は、ストレートにいい!という感じではなくて、なんか分かりにくいフレーズでしたけど、ビジュアルは最高で、特にPVを早くフルバージョンで見たいです。Versaillesの新曲は、配信オンリーとなってしまった*3ので、KayaちゃまがCDを発売してくれるのは大変嬉しいです。(構造不況な音楽業界だけに予断は許さずですけど・・・。)



ということで、今回も「書くことあまりないなあ〜」と思っていたのに、果てしなく長文てどういうこと!?とゲンナリしながら、ようやくレポを書き上げました。(ま、レポというか勝手な感想の域を出てないのはこれまた毎度なんですけど)Kayaちゃまのブログのおかげでセットリストも分かっていろいろと思い出すこともできましたし。

◆公式ブログ → 月の光に祈る 絶え間ない鎮魂歌|Kayaオフィシャルブログ「廃頽的耽美論」Powered by Ameba


薔薇の葬列 -Vampire Requiem- [DVD]

薔薇の葬列 -Vampire Requiem- [DVD]


この日のライブがDVDになりました!ストーリー性が高く、まるで一遍の映像詩みたいなライブなんですよねえ。


SALOME

SALOME


Kayaちゃまの新曲です。

*1:by Kayaブログ

*2:Vampire Requiemジャケットの衣装

*3:4月発表の新曲のほうで、6月発売の新曲はCD+DVDの豪華セットらしいです。