雅・処

好きなアイドル・俳優・映画・演劇などエンタメ一般やスポーツについて自由に語ります。

ジャニーズ大激震と海外進出について

タッキー退社&キンプリ3名脱退の衝撃

しょっぴー(渡辺翔)30歳の輝かしい誕生日にジャニーズ事務所から衝撃のニュースが立て続けに入ってきて、すっかり水を差された感いっぱいです。


タッキー(滝沢秀明)については、数年前から漏れ伝わってきていた企業内権力闘争の側面が大きい気がしてます。兎に角、新手の辣腕が現後継者の意向にそぐわなかったのだろうな、という印象。


Snow Manがタッキーの手から離れた、と聞いた時から「上層部はなんちゅーことするの!」と思ったのですが、彼の退社は、長年築き上げてきた滝沢歌舞伎の消滅危機(?)も意味してメンバーも動揺を隠せないと思います。


後進の指導に専念するのかな、それならまだいいんだけど・・・とうっすら思っていた不安感が的中。タッキー退社を機会に売り出しでメンバー間格差なんかも出てきそうですし、Snow Manファンからするとかなり大きな出来事です。


タッキーの代わりにイノッチがジャニーズアイランドの社長に就任する、と聞いて、そうかジャニーズにはまだ演者あがりの先輩達が残ってるんだな、と思い形は変われど屋台骨がガタガタになることはないかもしれません。


いっそタッキーは、別事務所を立ち上げて思う存分、才能ある若手を育てていって欲しいです。でも男性アイドルは難しいのかな、邪魔が入りそう💦。


一方で、King&Princeの平野君、君、神宮寺君の3人には全く寝耳に水すぎて驚きしかありません。


確かにこの1年くらいで曲調とかMVとか変わってきて、王道アイドルからヒップホップ踊ったりと極端な路線変更も感じていたのでいろいろ模索していたのではないかな。しかし、門外漢の私には一般人と同レベルでビックリ仰天!としか書きようがありません。


脱退する3名のメンバーは25歳以上、残るメンバーは高橋君、永瀬君共に23歳。この年齢差は意外と大きかったのかもしれませんね。


伸び盛りで仕事もどんどん入ってきた2人だし、やっと積み重ねた自信がついてきた矢先のこと、一緒に退所までは・・・と留まったのではないでしょうか。

今の ジャニーズで海外進出は厳しいよね

一つだけ平野君の脱退理由の中に一つすごく気になる言葉があったので、それについて取り上げてみたいな、と思いました。

「改めて自分の年齢と向き合ったときに、グループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で全力で取り組んだとしても、もう遅いなと感じてしまい目標を失い、今回の決断に至りました」と、海外進出の夢を果たせないことが理由の一つとした。


キンプリの顔とも言える平野紫耀。天性のボケのセンス、ダンステクニック、なにより圧倒的な華、ということで若い頃から一目置かれていた存在です。25歳の若さで世界進出の夢を諦めるのはまだ早い、と思ってしまいます。


但し、ジャニーズ事務所のアイドルとしての世界進出は、見果てぬ夢、になるのは分からなくもないです。彼らの目にはK-POPアイドルの成功が眩しく映っていたのは想像に難くありません。


若いうちから全身全霊をかけて歌・ダンス・語学など徹底的にプロ育成している韓国アイドル、それに比べたら国内でほぼ競争相手もいない(身内にライバルは多くても)ぬるま湯みたいな状況のジャニーズですからね。


とはいえ、私は昔からどのグループも金太郎飴みたいな同一性の高い韓国アイドルには興味がなく、またあの手法が世界で成功をおさめたのなら二番煎じは絶対やってはダメと思ってます。


私が思うに、ジャニーズ事務所にとって大事なのはあくまで国内市場、海外進出なんてたまの出稼ぎ程度のオマケにしかすぎない。いまだに配信すら許さずCD独占、YouTubeに英語訳すら付けない芸能事務所なんて規模は大きくてもローカル会社の最たるもの。


数年に1回、アジアやアメリカで打ち上げ花火のようにコンサートして、「私たちのアイドル、素敵でしょ」って上から目線でやり続けようとしてますが、その間に韓国のみならず、台湾、中国、タイのアイドルにも後れをとって地盤沈下していく一方の感じ。


逆に業界に長く居れば、語学を学んで、現地の有能なマネージメントと契約して、猛レッスンしたとしても海外の地元の実力派アーティスト達と同じ土俵で闘うなんて勝負にすらならない・・・という現実も見えてるんだと思います。


正直言って、個性の弱い(アピール力も積極性もアイデアも弱い)日本人には、正攻法での正面突破は99%難しいのではないでしょうか。ビルボードに載ったり、グラミー賞にノミネートされる・・・的な前時代的な成功を夢見ても、「夢でも見てな、ボウズ☺」って感じになりますよ。


むしろ、いい意味でジャパニーズローカルなB級テイストなり変化球を身につけていくしかないと思ってます。キラキラフリフリの✨可愛さでもいいですし、ぶっとびメイクやファッションとか唯一無二の音楽とか。


昭和から平成までの「世界進出」って、さんざん失敗してますよね。ピンクレディー松田聖子宇多田ヒカルもその他諸々も。日本の成功ロジックは通用しない、って散々見せつけられているわけで。


但し、現代はYouTubeやインスタ、TikTokなど無料動画配信なんかもあって手軽に世界に発信はできますし、下手に「海外進出」なんていきり立たなくても、世界の一部の人達に見つけてもらうことでもそれなりに成功できると思います。


そもそもジャニーズに入る、というのは、世界進出の夢に近づくことなのでしょうか。日本の成功を土台としてたまには出稼ぎ的海外旅行には行けるかもしれませんが、現状そこまでな感じですね。


ジャニーズ事務所は、構造自体変わろうとしていないですし、充分金銭的には不自由していないでしょう。よほどガラガラポンの生き残りが必要にならければ、大きな会社ってのは変わらない。


※確かに唯一風穴を開けようとしていたのがタッキーだったのかもしれませんね。その唯一の望みが絶たれたことは、海外進出への希望を打ち砕くことだったのかも・・・。


ただ平野君も25歳だからもう終わり、と考えずにいろんな可能性を追い求めたらいいと思います。10代や20代しか世界にチャレンジできないわけではないはず。大きな事務所の後ろ盾が無くなるリスクは大きい反面、自由は手にするはず。


閉じ込められたアイドルの狭い世界から、羽ばたいていって欲しいです。同様に脱退するメンバー、残るメンバー共に精一杯頑張って欲しい。


余談ですが、Snow Manでも海外志向の高そうなラウールは、少し心配です。メンバーがこれからどんどん30代突破していくので、19歳のラウールが一番バキバキに踊れる時代に欲求不満にならないかどうか。


メンバーの脱退とか解散は、ファンのみならず関係者にも深くショックを残す出来事だから、こんなこと何度も起きないよう願いたいものです。


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